悪筆タイプ1【枠に対し小さすぎる・はねるところをはねていない】
■悪筆の特徴
「はね」や「抜き」(力を抜いてすっと伸びる線)がなく、すべての画を止めて書くクセが多いようです。
■まわりから見られる印象
おおらかさを感じさせず、周囲に気を使いすぎたり気が弱いイメージをもたれます。
■改善方法
基本の点画を練習し、はねやはらいなど、文字のなかにあるリズムを意識しながら練習しましょう。
また方眼紙を使って、大きな文字を書くクセをつけて。
悪筆タイプ2【枠に対し大きすぎる・線を乱暴に書いている】
■悪筆の特徴
すべての線の最後が抜けるように書いてあり、乱暴な字に見えてしまいます。
■まわりから見られる印象
大胆でおおらかな印象ではありますが、場合によっては自己中心的な印象を与えてしまうことも。
■改善方法
基本の点画を練習し、すべて抜いてしまっている文字の終わりを、止めるところは止める、すっと力を抜くところは抜くようにしましょう。また文字の大きさも意識して。
悪筆タイプ3【つづけすぎの線で書いてしまう】
■悪筆の特徴
ルールを無視したつづけ字により、バタバタした文字群に。
■まわりから見られる印象
せっかちで落ち着きのない印象をもたれがちです。
■改善方法
早く書こう、という意識が変なつづけ字になっている場合が多いので、まずは落ち着いて文字を書くクセを。またひと文字のなかで止めるところは止める、ためるところを意識するなどすれば、もっと文字全体がリズムカルな印象になります。