話題騒然!新コミック誌『ヒバナ』発刊直前の編集部を襲った悲劇とは…

 いやあ、実は、今から校了するっていうタイミングで、インフルエンザになってしまって。

WI  えええ!

 校了直前の金曜日、筋肉痛がすごい日があったんですよ。元々花粉症なので、「今日は鼻がひどいな」「ぼおっとするなあ」と思っていて。休みの前の日でよかった、なんて悠長に構えてたんですね。で、月曜日の朝、だいぶよくなっていたものの、花粉症の薬をもらいに行ったら「いやこれインフルエンザでしたよ」って、そこで初めて発覚しました。その日1日休んだだけで済んで本当によかったですね。

WI そのあとスピリッツ編集部で4人くらいインフルエンザで倒れたという話も聞きましたが……。

 え! いやいや・・・・・・僕はとにかくマスクをして、ウィルスガードのカードを首からぶら下げて、アルコール消毒しながら存在を小さくしていたので、犯人は別にいると思いますよ。

WI 編集部の方も、今知って驚かれているでしょうね(笑)。

 でも、これは『ためしてガッテン』で観たんですが、人間は風邪や菌を退治するとき、筋肉を溶かして使うらしいんですよ。今思うと、だから筋肉痛がひどかったんだなあと。実際筋肉量図ったら800g減ってたんです。せっかく老後に向けて筋肉をつけようと、ジムに通っていたのに……本当に残念です。

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WI (笑)。何はともあれ、校了が無事済んでよかったです。

 インフルエンザはさておき、校了は本当に楽しかったですね。例えば「うわ、東村さんの原稿あがった!」って言ったらみんながわーっと集まってきたり。「おもしれー!」「すげー!」なんて言いながら見るんです。そうそう、『雪花の虎』でちょっと感動したのが、最初のくだりで東村さんが「本当に女だったって思った瞬間があった」って描いてるじゃないですか。あれは感動しましたね。「本当に思った、その思いで描いてくれてるんだ」って。ぞくぞくしましたね。『雪花の虎』をはじめ、校了はそういう興奮の連続なんです。

WI そういうドキドキ感が、読者にダイレクトに伝わる雑誌ですよね。

 編集部も、まったく同じ温度で作ってますから。だから、「なんかおもしろそうなことやってる」っていうノリで、見に来てもらいたいですね。今回の東村さんのインタビューを読んで、「面白い人いるから、ついでにマンガも読んでみよう」でもいいし。そういうふうに気軽に見に来てもらえるとうれしいです。

大人が読んでもワクワクして、ドキドキして、ちょっと元気になれる新雑誌『ヒバナ』。普段マンガを読まない女性にこそおすすめです。これを機に、ぜひ手に取ってみてくださいね。(五十嵐ミワ)

★第1回はコチラ→ 新コミック誌『ヒバナ』編集長が発刊の舞台裏を激白「今までの小学館にはない雑誌を!」

★第2回はコチラ→ 新発刊コミック誌『ヒバナ』に、あの『妖怪ウォッチ』の超人気キャラクター「コマさん」の漫画が!

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『ヒバナ』2015年 4月号
価格:680円(税込み)
発行:小学館
hi-bana.com

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