老若男女世代を超えて長く愛されているジブリ作品。テレビ放送が決まると毎回話題にもなり、なんと11月1日にはジブリパークの開園も決定しています。
ワクワクしたり、ハラハラしたり、キュンとしたり様々な物語があるなかで、あなたはどのジブリ作品が好きですか? LINE株式会社が15歳~64歳の男女5254人に行ったアンケート結果からランキングを紹介します。
■全体1位は「となりのトトロ」
スタジオジブリの映画作品のなかで、特に好きな作品5つを回答してもらいました。すると、全体1位は5割弱で「となりのトトロ」、2位は4割超で「千と千尋の神隠し」となり、どちらも女性票の割合が高い結果になりました。そして、3位の「天空の城ラピュタ」と4位の「魔女の宅急便」がほぼ同率でランクインし、5位以降に2割台で「風の谷のナウシカ」と「もののけ姫」が続きます。
次に、年代別に見てみると年代によってランキングに少し違いがあることがわかります。例えば、10代~20代では「千と千尋の神隠し」が1位にランクインしており、特に20代では5割超の結果になっています。一方,30代~60代では「となりのトトロ」が1位にランクイン。60代で6割弱となり、特に60代女性では7割超の票を集めています。
2位以降は、年代によって異なる結果が出ており、10代だと4位に「崖の上のポニョ」、7位に「カリ暮らしのアリエッティ」、8位に「猫の恩返し」などがランクインしています。
20代では、「ハウルの動く城」が3割超で4位となりました。「猫の恩返し」も2割弱と、ほかの年代と比べて高めの割合になっていることがわかります。
30~40代では、「魔女の宅急便」が4割超でランクイン。特に30代女性では5割超となっています。ほかにも、30代では「もののけ姫」や「耳をすませば」といった作品がランクインしており、「もののけ姫」は特に30代男性で4割弱という結果がでています。
40代では、「天空の城ラピュタ」、「風の谷のナウシカ」がランクインしました。2作品とも男性の割合が高めで、「天空の城ラピュタ」は30~40代男性、「風の谷のナウシカ」は40~50代男性の割合が高くなっています。また、40代以上では「火垂るの墓」がランクインしており、特に60代の割合が高くなりました。
■全体の6割超が「ジブリパークに行ってみたい」
次に、今年オープンすることで話題にもなっている「ジブリパーク」について、「行ってみたい」と思うのか聞いてみました。
※「今年愛知県に開園予定の、スタジオジブリの世界を表現した公園」として説明し聴取
全体的にみると最も割合が高かったのは「ぜひ行きたい」の35%、次いで「やや行きたい」という人が31%の割合で続きます。「ぜひ行きたい」と「やや行きたい」を合わせた【行きたい人】が半数を超えている一方で、「どちらともいえない」という人が20%、「あまり行きたくない」「まったく行きたくない」を合わせた【行きたくない人】が14%いることもわかりました。
年代別にみると、10~30代では「ぜひ行きたい」という人の割合が高く、いずれも4割超となっています。40~60代では「やや行きたい」の割合が「ぜひ行きたい」の割合を少し上回る結果となりました。
【行きたい人】の割合は10~30代女性で特に高く、「ぜひ行きたい」の割合が半数を超えています。40~60代と比べると10~30代の方が【行きたい人】の割合が高くなっており、全ての年代で見ても【行きたい人】が過半数ということもわかります。
また、「どちらともいえない」という人は、50~60代で割合が高くなっています。特に50~60代男性で【行きたくない人】がそれぞれ2割超と他の年代よりも高い結果がでました。
幅広い年代で人気なジブリ作品。初めて映画館で観た作品がジブリだったり、自分が生まれた年に公開されたことで作品に親しみを感じていたりと、さまざまな思い出があるかと思います。話だけではなく、好きなキャラクターや台詞などで盛り上がったという人も多いはず。さらに今年はジブリパークも開園するので、さらにジブリの世界を楽しむことができますね。(岡美咲)