海外に行きたい人必見!円安・物価高・燃油高・コロナ規制…今、行きやすい旅先は?

日本入国規制緩和! 今海外旅行にリベンジするならどこ?

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2022年は、3年ぶりに行動規制を伴わない夏休みとなったことから、国内旅行に出かけたという人も多いですよね。9月7日から日本への入国規制も緩和されたことから、この秋は、海外旅行も一気に行きやすくなりました♡ その反面、一方で、円安やインフレ、さらに燃油高と、海外へ旅行する日本人には、強い逆風が。

そこで、そんな状況下、ずっと我慢していた海外旅行になんとかリベンジすることはできないか…「今、行きやすいのはどこなのか?」を、株式会社令和トラベルが「渡航条件・フライト時間・燃油高・滞在費用・訪問者数の回復率・マスク規制」の6つの指標から、客観的に調査した結果をランキングでご紹介します!

リベンジ海外旅行攻略ランキング TOP5

日本人渡航者数上位20の国・エリアをピックアップ! その上で、観光入国がまだ認められていない中国と台湾を対象から除いた18の国を対象とし、6つの指標から客観的に今オススメの海外旅行先をご紹介します♪

行きやすい海外旅行先を選ぶ6つの指標

“渡航条件・フライト時間・燃油高・滞在費用・訪問者数の回復率・マスク規制”の6つの指標から今いきやすい海外旅行先を導き出した結果は…?

第4位(同率):マレーシア

4位には、東南アジアからマレーシアがランクイン! 都会の観光を楽しめるクアラルンプールや、ペナン島、ランカウイ諸島等の美しい島々が人気です。
ワクチン接種状況に関わらず、入国時のPCR検査は不要。やや円安影響を受けていますが、もともとの物価水準はタイよりさらに低く、物価上昇率も調査対象国の中で最低水準のため、現地滞在を抑えられる点が魅力です♪
やはり訪問者数回復はこれからで、屋内や公共交通機関におけるマスク着用は必要になりますが、観光回復が本格化して混雑する前に一足先に楽しんでみるのも良いかもしれません!

第4位(同率):フランス

ヨーロッパの中から、トップ5にランクインしたのはフランスでした♡ おしゃれな街の代表格パリ、ワイナリー巡りを楽しめるブルゴーニュ、リゾート地として人気の南仏と、人気観光地が目白押しで、魅力的な渡航先です。
早くから、ワクチン接種証明書も不要で渡航条件はコロナ前同様に緩和されています。海外からの訪問者数はコロナ前の7割以上の水準に回復し、マスク規制もありません。アメリカなどと比べれば、物価上昇率や円安影響は限定的なのもポイント。
一方、燃油高の影響を大きく受けるほか、ウクライナ情勢による航路変更でフライト時間が通常より2-3時間長くかかる点が日本からの渡航者にとっては懸念点になりそうです。

第2位(同率):韓国

コロナ禍のステイホームで「第4次韓流ブーム」が起き、エンタメにも熱視線が集まる韓国が、2位となりました! 韓国側の入国規制緩和が大きな要因。観光ビザ不要措置が、10月末まで延長されることが決定。さらに、韓国入国前のPCR検査も不要となり、一気に渡航しやすくなりました。(韓国入国後のPCR検査は残っています。)
燃油高影響、円安影響も小さく、費用面ではコロナ前と近い水準で渡航・滞在することが可能です。
ショッピングやグルメを楽しむソウル、ビーチリゾートでありながら山も近い釜山、「東洋のハワイ」とも言われるチェジュ島などが人気の渡航先です。
現地はまだ訪問者数回復は進んでおらず、これまで日本人含む外国人観光客に人気だった明洞や東大門エリアは閉店・休業が目立つ状況です。一方で、弘大や江南、梨泰院など、新エリアに注目が集まっています。

第2位(同率):ハワイ

2位は日本人の人気旅行先であるハワイがランクイン! 早くから入国規制の緩和を進めており、現在はワクチン2回接種で、入国時のPCR検査は不要です。マスク規制もなく、マスクフリーの滞在を楽しめます。ハワイはコロナ前はアメリカ本土からの訪問者が7割、それ以外(海外から)が3割を占めていました。現在、海外からの訪問者数の回復は4割弱ですが、本土からの渡航者はコロナ前の1.1倍程度にまで増加しており、全体としてはコロナ前の9割程度まで訪問者数は回復しています。また、観光客のハワイでの消費額については、コロナ前の水準にまで回復しているというデータもあります。夏休みシーズンには、日本からの渡航も徐々に戻り、現地も活気が戻ってきてはいます。しかし、観光客の利用が多いショッピングセンターや一部レストランなどは閉鎖中のところもあり、完全回復とまではいっていない状況です。

第1位:タイ

1位に輝いたのははタイでした! 人気の渡航先には、大都会でありながら寺院巡りなども楽しめるバンコクや遺跡の街アユタヤ、そして美しいビーチリゾート地であるプーケットなどがあります。
タイはこれまで入国に際する事前申請やコロナ治療費等を含む医療保険への加入を求めていましたが、7月1日からこれらを廃止しました。有効なワクチン接種証明書があれば、入国時のPCR検査は不要です。
日本と比べて物価も低く、ここ数年での物価上昇率も抑えられています。さらに、円安影響も限定的で、おトクに現地滞在を楽しめるのも魅力。まだ観光客の戻りは少ないですが、マスクの着用義務が撤廃されているため、マスクを気にせず観光を楽しむことができます。

日本への入国規制緩和中の今、かしこく楽しく海外旅行を♡

9月7日の入国規制緩和は、リベンジ海外旅行を検討する方にとって、大きな朗報となりました。しかし、一方で、やはり「費用面」の負担が大きな足枷となっている現状も。また、海外の状況がわかりにくいことで、二の足を踏んでいるという人も多いのではないでしょうか。今回指標になった6つの項目は他の旅行先を検討する上でも役立つ項目ですので、自分の希望を当てはめつつぜひ参考にしてみてくださいね。

情報提供元/株式会社令和トラベル