結局何が欲しい?「どれだけあっても困らないプレゼント・鉄板だけど困るプレゼント」の違い

誕生日や記念日、クリスマスなど、意外と一年のなかでプレゼントを贈る機会ってありますよね。学生だと特に、仲の良いグループや部活の友だちと贈り合う機会も多く、「同じようなプレゼントを貰った」「同じようなものをあげてしまった」という少し困った経験をした人もいるのではないでしょうか。

そこで、20代~30代の女性150人に行った「プレゼント」に関するアンケート調査の結果を紹介します。

Q.友達からのプレゼントで、どれだけもらってもあまり困らないものは?

①アクセサリー・ファッション関連

  • 「ピアス」(26歳・広島県・専業主婦)
  • 「毎日使うからTシャツ。最悪パジャマにできるから」(26歳・静岡県・会社勤務)
  • 「靴下」(39歳・広島県・専業主婦)
  • 「服」(21歳・東京都・学生)

「靴下」や「Tシャツ」など日常的に使いまわしやすいものが喜ばれるようです。特に靴下は、「なぜか片方が見つからない!」なんてことがあったりするので、たくさんあっても困らないですね。

②雑貨・ケア用品

  • 「ハンドクリーム」(28歳・福島県・専門職)
  • 「ハンカチ」(25歳・北海道・派遣社員/契約社員)
  • 「ボディクリーム」(28歳・埼玉県・会社勤務)
  • 「リップクリーム」(24歳・東京都・会社勤務)
  • 「化粧品」(22歳・岩手県・学生)
  • 「デパコス」(23歳・群馬県・専門職)
  • 「顔のパック。消耗品だし使いやすいから」(32歳・大阪府・会社勤務)
  • 「入浴剤」(26歳・東京都・会社勤務)
  • 「石鹸」(24歳・東京都・会社勤務)

やはりいくらあっても困らないものとして多く挙げられていたのが消耗品。その中でも特に「ハンドクリーム」をあげる人が多かったです。比較的、化粧水などその他のケア用品に比べると、「もらっても使えない!」となることが少ないため贈りやすいということもあるかもしれません。乾燥してくると使う頻度も増えるので、確かにいくらあっても困らない!

③日用品

  • 「キッチン用品はいつか使うことができるからOK」(38歳・神奈川県・パート/アルバイト)
  • 「タオルはいくつあっても使える」(25歳・長野県・専業主婦)
  • 「文房具」(28歳・東京都・その他)
  • 「エコバック」(29歳・青森県・会社勤務)
  • 「カイロ」(26歳・長崎県・会社勤務)

日用品で多かったのは、贈られた本人以外も共有して使えるもの。自分以外も使えるので、仮に自分が使わないものであったとしても、もらった後にどうしたらいいのか困りにくいようです。

④金券系

  • 「スタバカード」(23歳・群馬県・専門職)
  • 「ギフト券」(30歳・埼玉県・会社勤務)
  • 「クオカード」(24歳・京都府・パート/アルバイト)
  • 「商品券やクーポン、現金のかわりに使えるようなもの」(28歳・東京都・派遣社員/契約社員)

自分好みのものと交換できるということで挙がっていた金券類。確かに、相手が欲しい物に変えることができるうえに、現金に比べると抵抗感もないのでお互いに気を使いすぎないプレゼントなのかもしれませんね。

⑤食べ物

  • 「お菓子。絶対に食べるから」(35歳・岐阜県・会社勤務)
  • 「お酒」(24歳・北海道・会社勤務)
  • 「コーヒーセット」(22歳・兵庫県・学生)
  • 「常温保存できるスイーツ」(32歳・北海道・パート/アルバイト)                                     
  • 「お肉」(37歳・熊本県・会社勤務)

食べ物の中でも特に多かったのが「お菓子」。ちょっとした作業の合間に食べることも多く、「いくらあっても困らない!」という声が多く挙がりました。種類もたくさんあるので、自分が知らなかったお菓子や、手を出しづらいお肉などを貰うと純粋にテンションが上がっちゃいませんか?

⑥その他

  • 「推しカラーのもの」(21歳・東京都・学生)
  • 「普段から使っているものなら」(39歳・石川県・会社勤務)
  • 「困る物はない」(25歳・和歌山県・会社勤務)
  • 「書籍」(27歳・和歌山県・パート/アルバイト)
  • 「現金」(22歳・三重県・パート/アルバイト)

「推しカラーのもの」や「書籍」といった趣味に合ったものは困らないという意見もありました。全体的に、「消耗品が困らない」という印象。プレゼントとして貰わなくても、日常的に使用するために購入するものだったりすることが困らないプレゼントの決め手になっているようです。

Q.ちなみに「プレゼントの定番」とされているけど実はあまり嬉しくないものは?

①ケア用品・コスメ系

  • 「入浴剤」(29歳・岡山県・専業主婦)
  • 「香水。自分で選びたい」(26歳・静岡県・会社勤務)
  • 「化粧品は好みがあるので困る」(25歳・福井県・専門職)           
  • 「ハンドクリーム」(20歳・東京都・学生)

特に「入浴剤」は使わないということで、あまり貰っても嬉しくないものとして挙がっていました。泡になるタイプの入浴剤など、ものによっては使った後がめんどくさいと感じるのも関係しているかもしれません。

②ファッション・ファッション雑貨

  • 「アクセサリーは身につけないので嬉しくない」(35歳・岐阜県・会社勤務)
  • 「下着」(26歳・愛知県。会社勤務)
  • 「あんまり好みじゃない洋服」(39歳・福岡県・パート/アルバイト)
  • 「ペアの服」(27歳・山口県・専業主婦)
  • 「パジャマ」(33歳・神奈川県・会社勤務)
  • 「マフラー」(21歳・栃木県・会社勤務)

「日常的に使うもの」と言っても、靴下やTシャツとは違い部屋着として着にくいと他に使い道もなく貰っても困ってしまうようです。また、いくら見えないものと言っても、「下着」や「パジャマ」のようにプライベートに近いものこそこだわりたいと感じ、プレゼントそして貰うことに抵抗がある場合もありそうです。

③雑貨

  • 「ポーチ。たくさんもっているから」(39歳・岡山県・会社勤務)
  • 「雑貨系は好みがあるからいらない」(24歳・京都府・パート/アルバイト)
  • 「ハンカチ」(23歳・神奈川県・会社勤務)
  • 「食器やコップは自分の好みがあるのであまり嬉しくない」(23歳・山口県・専業主婦)
  • 「キーホルダー」(33歳・神奈川県・会社勤務)
  • 「ぬいぐるみ」(21歳・神奈川県・パート/アルバイト)

意外と雑貨系は自分好みの系統で揃えていたりとこだわっている場合もあるので要注意。普段使いできるものだからこそ、贈る相手の好みに合わせることが大事なようです。

④食べ物系

  • 「ラーメン」(37歳・熊本県・会社勤務)
  • 「お菓子の詰め合わせ」(29歳・青森県・会社勤務)
  • 「ケーキ」(33歳・神奈川県・会社勤務)

こちらも、どれだけもらってもあまり困らないプレゼントとして登場しましたね。しかし、食べ物は特に好みが出やすいので何をチョイスするか、どのくらいの量を贈るのかがポイントです。いくら食べてなくなるといっても、相手が食べれないものだと逆に困ってしまいます。

⑤その他

  • 「お花は世話が大変だからちょっと」(23歳・宮城県・会社勤務)
  • 「サプライズで買われるより、事前に聞かれてリクエストしたものがもらえる方が嬉しい」(28歳・大阪府・専業主婦)
  • 「すごく高価なものはつけづらい」(27歳・和歌山県・パート/アルバイト)
  • 「趣味じゃないハイブランドの小物」(28歳・東京都・専門職)
  • 「現金以外」(22歳・三重県・パート/アルバイト)

なかには「現金以外嬉しくない」という意見も!全体的に、「管理が大変」「使いづらい」というように、もらってもどうしていいのか困ってしまうから純粋に喜べない人が多い印象を受けました。「リクエストしたものが欲しい」や「好みがあるから困る」というも意見もあることからも、「せっかくなら自分好みのプレゼントが欲しい」と感じる人も多いのではないでしょうか。

 

基本的に、「自分の好みのものかどうか」ということが、嬉しいプレゼントとそうでないプレゼントを分けるポイント。せっかくプレゼントを贈るなら相手が喜ぶ顔を見たいですよね。送る前には相手の好みや生活をリサーチして!(岡美咲)