【続報】ついに映画化!『ソロモンの偽証』。監督、「14歳の心情の“歪み”は○○で表現した」と明かす

ベストセラー作家・宮部みゆきの最高傑作とも謳われるミステリー巨編『ソロモンの偽証』を、日本アカデミー賞ほか数々の映画賞に輝く成島出監督をはじめとする『八日目の蟬』チームが再結集し、完全映画化!
応募者1万人の中から選び抜かれ、芸名と役名を同じくしてデビューした主演の“藤野涼子”と成島出監督を迎えてトークショー付きの試写会が2月19日に東京都内で行われました。

ソロモントーク
主演の藤野涼子さんは、実際に劇中で着用していた制服姿で登場! 実年齢も14歳の藤野さんが、14歳の役を演じるということで、苦労した部分を聞かれると「実は、昨日高校受験が終わったばっかりなんです。映画の撮影があったので、あまり勉強もできなかったし中学3年生らしい学生生活はできなかったんですが、撮影中は中学生キャストの子たちと過ごす時間が多く、一緒に何かを成し遂げることができて、辛い現場ではありましたけど、充実した時間を過ごすことができました」とにっこり。

一方の成島出監督は今回の作品について「デジタル全盛の時代ですが、14歳という大人でも子供でもない微妙な年齢の、ゆれる心情や繊細な部分をどうしても表現したくて、今回はフィルムで撮りました。レンズもアナモレンズという昔の映画でよく使った いわゆるシネマスコープですね。アナモレンズで撮ると画面が奇妙に歪むんです。普段みなさんが見ている一般的な35mmレンズには出せない不思議なピントの合い方があって、これはDVDで見てもわからないんです。この微妙な感じはスクリーンじゃないと伝わらない。スクリーンで見てもらうこと大前提で作った映画です。ぜひ映画館に足を運んでいただきたいです」と作品に対する思いを熱く語ってくださいました。

ソロモントーク2
そんな『ソロモンの偽証 前篇・事件』は、3月7日(土)より公開です! お楽しみに!(白鳥優香)

★舞台挨拶初回はこちら→あの『ソロモンの偽証』が映画化!1万人から選ばれた新人女優の意外な”偽証”とは……

 

【ストーリー】
クリスマスの朝、雪の校庭に急降下した十四歳。
目撃者を名乗る匿名の告発状、新たな殺人計画、
マスコミの過剰報道、そして犠牲者がひとり、また一人。
何が嘘で、何が本当なのか?
隠された真実を暴くため、学校内裁判が開廷される――。

作品名:『ソロモンの偽証 前篇・事件』『ソロモンの偽証 後篇・裁判』
原作:宮部みゆき(新潮社刊)/監督:成島出
出演:藤野涼子 板垣瑞生 石井杏奈
佐々木蔵之介 夏川結衣 永作博美 小日向文世 黒木華 尾野真千子

(C)2015「ソロモンの偽証」製作委員会
配給:松竹 公式HP http://solomon-movie.jp/

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