さまざまな困難を抱えた親子を養育&サポートするショートステイサービス
【未来大賞・厚生労働大臣賞】
特定非営利活動法人 だいじょうぶ(栃木県日光市)
就労環境が不規則・不安定で育児と生活の両立が難しい状態の家庭のために、子どもたちを家や学校まで送迎し、洗濯、食事、入浴などの養育を代行。夜には家まで送り届けてくれるショートステイ事業を行っているのは、日光市の育児放棄や児童虐待のリスクを減らす目的で始まった子育て支援活動。
「子どもたちの居場所を確保し、親には子育て力や生活力を高めるアドバイス。家庭全体の生活を向上を目指しています」と語るのは代表の畠山由美さん。
常にスタッフ全員が今できることか考え、、親子でも生活できる家以外の居場所を作っているそうです。虐待やいじめに苦しんでいる子どもや、子育てで大変な中頑張っている親に対して、子ども親も受け入れる居場所を作ってあげることが大切なんだな~と実感させられました!
また、その活動の功績が認められ【未来賞】に輝いた10団体は、どれも子育てに悩む親をサポートし、子どもには食育、勉強、自然とのふれあいなどを通じて能力向上、人格形成を目指していました。
さらに被災地の方々の地道な活動を支えた「特定非営利活動法人あぶくまエヌエスネット」、「いわて助産師による復興支援まんまる」、「特定非営利活動法人にじいろクレヨン」は【震災復興応援特別賞】を受賞。そのすばらしい活動は、被災地のみならず、私たちにも勇気や希望を与えてくれるものでした!
困っている子どもがいたら、それをサポートしてあげるのが大人の役目。今回紹介した地域や団体のように、周囲の支えがあって、サポートが充実している街こそ、本当にあたたかい街と言えますね! 育児を始めると周りが見えにくく、自然と社会とのつながりが薄れてしまうもの。でも地域の活動に参加し、社会との関わりを感じることで、より視野が広がり、育児を楽しむことができるかもしれません。最近は今回受賞したような支援団体が多く活動をしています。育児で行き詰まったり、悩んでいる人は、まずはこういった支援活動をチェックしてみるといいかもしれませんね!(Yuina)
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