やっぱり、海外の映画祭で賞をとりたい!
── ここまでの話で、すごく「楽しむ方」というのが伝わってきましたが、改めて坂東さんらしさをひと言で教えてください。
「なんだろう。ナチュラルボーンハッピー(笑)。生まれたときからハッピー!馬鹿馬鹿しすぎるかな!?僕、ポジティブだし明るすぎるので、テンションが上がっちゃうと誰彼構わず抱きしめたくなるんです。ロジカルに物とかあんまり考えられないタイプですし、常に直感型!東京では、野性的な自分を調教しつつ生きています(笑)」
── 東京にいると、みなさんどこかスレていきますよね。
「そうなんですよ。僕も、結構スレましたよ。上京したてのケツの青さは無くなりました!青々だったので、しっかりいろんなご指導ご鞭撻いただきました(笑)。ただ、いまだに電車は少し苦手で、基本的には自転車で移動しています」
── 最後に、これからの野望はありますか?
「海外の映画祭で賞をとる…なんですが、言いすぎて社長に注意されました。でも、それが本心。そんな作品との出合いは、本当に一期一会なので、しっかり目の前にある役とフラットな気持ちで向き合って、夢をつかみたいです!前までは30歳までにとか言っていましたが、のびのびと楽しく自分を磨きたいですね」
── プレッシャーにならないように。
「そうそう。自分でかけすぎるのは、よくないです。でも、役者を始めるって決めた高校生のとき、北海道のど田舎だったんで、みんなに『無理やん』ってちょっとバカにされて(笑)。なので、会う人会う人に『俺テレビ出るから』と言いふらして、自分でプレッシャーをかけまくりました(笑)。その経験から、もう後戻りできないところに自分を追い込んで行く方法は、自分に合ってるのかなって、思っています」
── ありがとうございました!海外の映画祭で坂東さんを拝見できる日を楽しみにしています。