変幻自在の演技力に大注目!俳優・坂東龍汰さんに独占インタビュー【未公開カットアリ】

半年に一回、読者や編集部間で流行ったモノや人物を紹介する「CanCam BUZZ AWARD」。7クール連続でドラマに出演する快進撃を果たした俳優・坂東龍汰さんが登場♡編集部が大注目している人に贈る「NEXT ブレイクスター賞 俳優部門」を受賞しました!変幻自在な演技力にオファーが絶えない人気者のインタビューのロングバージョンを、本誌未掲載のカットと共にお届けします。

ばんどうりょうた●1997年5月24日生まれ。3歳までニューヨークで過ごし、北海道に移住。2017年の俳優デビュー後『峠 最後のサムライ』、『冬薔薇』や『弱虫ペダル』など多数の作品に出演。2022年はドラマ『未来への10カウント』、『ユニコーンに乗って』にも出演している。趣味は絵を描くことと、ボクシング。

7クール連続ドラマに出演!初めての経験でパニックに

── 今、いちばん注目の俳優として坂東さんが選ばれました!

「ありがとうございます! 僕的には実感がないんですが…。この前『7クール連続でドラマに出演中』という自分のネット記事を見て初めて、ありがたくなったくらいです(笑)。デビューから、目の前のお仕事をずっと必死にやってきた5年間だったなって思いますね。」

── 今年、忙しかったという実感はありますか?

「そんなにないんですよね。プライベートはゆっくり過ごす派ですし、しっかり休めてはいるんです。でも、同時に3作品の撮影をしていた時期があって。初めての経験だったのでパニックになりましたね!『あれ?朝こっちの現場で午後こっちの現場じゃん!』みたいな。それがいちばん忙しいと思った瞬間ですね」

── 坂東さんがパニックになるとどうなるんですか?

「もう本当に、極限状態みたいな(笑)。撮影中に言葉が出てこなくなっちゃったので、周りも『こいつやべぇぞ』って(笑)。ずーっと引っかかって、ドツボにハマっちゃうことが今までなかったので、それは自分でもびっくりしましたね。…心配性なので、セリフを完璧に覚えないと寝れないタイプなんですよ。だから、その日の前日も『よし!行ける!』と思って寝たつもりだったんです。でも、現場に行ったらいろいろな役を考えなきゃいけなくなって。それで、キャパオーバーしちゃいました」

── 大変でしたね!

「はい。なんとか切り替えて、やり切りました!でも、作品にたくさん呼んでもらえることが当たり前になっていく可能性もありますし、そういうふうになっていきたいって思えるいい経験になりました!5年目になって、やっと様々な作品に出演させていただけるようになった、うれしさもありますし、支えてくれた方々に感謝しないといけないなって改めて思った瞬間でもありましたね」

── 知名度もどんどん上がっているかと思いますが、街でファンの方に遭遇したりなど、人気を実感した瞬間はありましたか?

奇抜な役が多くて、みんな僕自身と結び付かないみたいで。全然気づかれないんですよ…(笑)。自分から『あれも出てたんだ、これも出てたんだ』って会う人会う人に言わなきゃ気付いてもらえないっていうか。伝えたら『あれ、坂東くんだったの!?』って言われるんです(笑)。」

── カメレオン俳優としても定評がありますよね。

「ありがとうございます。役者としてはうれしいことで、やりがいを感じましたね。でも、僕超地味な感じで外にいるんで…(笑)。気配を完全に消しているからかもしれないですけど…」

── 親しみやすいという魅力もありますね。

「ははは。エゴサが結構好きなので、たまにするんですが『リアコ』って言っていただいていることがありました。芸能人感がないということは、よく言っていただけて。それもそれで僕はすごく嬉しいですよ!」

── それも俳優としての持ち味なのでしょうか?

「そうですね。そういう『親しみやすさ』みたいなものは、これからも無くさないように、役者をやっていけたらなとは思います!」