一生に一度は行ってみたい!人気の離島10位は廃墟好きの聖地「軍艦島」!1位に輝いたのは?

7,000近くある日本の離島の中で一生に一度は行ってみたい場所はどこ?

日本には数多くの離島があり、中には世界遺産として登録された島も。観光地としても人気がある離島ですが、交通経路が限られているなど、アクセスが比較的難しい場所にある島も多いため、行きたいけれどまだ行けてない場所があるという人も多いですよね。
そこで阪急交通社が全国の男女500名以上を対象とした調査を元に「一生に一度は行ってみたい離島」や「各離島の特徴」についてランキング形式でご紹介します♪

一生に一度は行きたい離島ランキング

10位:軍艦島(長崎県)

軍艦島は通称で、島の正式名称は端島(はしま)。海底炭鉱によって栄えた島で、島内には炭鉱関連施設や高層アパートがせめぎあうように建てられましたが、閉山と共に無人島となり、島全体が廃墟となっています。その姿が戦艦「土佐」に似ているとのことから、軍艦島と呼ばれるようになったそう。軍艦島には上陸見学(指定された区域のみ)が可能です!

なお、日本最古の高層鉄筋アパート「30号棟」をはじめ、老朽化による建物の崩壊も懸念されており、建物群の原型をとどめた姿を見るためには、早めに訪れるのがオススメです♪

9位:種子島(鹿児島県)

鹿児島の佐多岬から南東約45キロメートルのところにある種子島は、鉄砲伝来の地としても有名。離島ならではの自然の豊かさはもちろん、宇宙との関わりが深いのも種子島の魅力。種子島には国内最大のロケット発射基地があり、宇宙開発技術に関する展示を「種子島宇宙センター」で見ることができます!

8位:礼文島(北海道)

稚内からフェリーで約2時間程度で訪れることができる礼文島(れぶんとう)は、「花の浮き島」とも呼ばれる自然豊かな島。300種以上もの高山植物を見ることができ、中でも礼文島の町花となっているレブンウスユキソウの群生地などが有名です。
今回ランクインはしませんでしたが、すぐ隣にある利尻島も人気があり、礼文島からは利尻富士を望むことも♡

7位:奄美大島(鹿児島県)

本土(鹿児島県)と沖縄本島の中間に位置する奄美大島。加計呂麻島や喜界島、与論島など8つの島を含めて奄美群島、もしくは奄美大島と呼ぶこともあれば、その中で一番大きな島を「大島」もしくは「奄美大島」と呼ぶこともあります。

原生林が広がり、豊かな生態系を持つ奄美大島は、マングローブの林ではカヌー体験が楽しめます。倉崎海岸、土盛海岸、ヤドリ浜、打田原(うったばる)ビーチなど美しいビーチが多数あり、ダイビングやシュノーケルなど海のアクティビティも楽しめるのも嬉しい!

6位:沖縄(沖縄県)

沖縄県で一番大きい島、沖縄本島(※)。沖縄が初めての人は、まずは沖縄本島へ行ってみたいと思う方も多いですよね。きれいなビーチや豊かな自然が楽しめるのはもちろん、都会的な場所もあり、ショッピングやグルメも楽しみやすくなっているほか、沖縄美ら海水族館や国際通りをはじめ、観光スポットが充実しているのも魅力! 希少な動植物が生息する「やんばるの森」は、世界自然遺産にも登録されています♪

※ランキングは、アンケートで「沖縄」「沖縄本島」と回答があったものを集計した結果です。必ずしも沖縄本島を指していた回答ばかりではなかった可能性があります。

4位:佐渡島(新潟県)

本土から35km離れた場所にあり、国内一の金産出量があった佐渡金山で有名な佐渡島。2022年、世界遺産への推薦がなされたことでも大きな注目を集めています。
佐渡金山をはじめとした史跡と共に、島内に数多い神社仏閣を巡る観光客も多く、尖閣湾を遊覧する海中透視船、たらい舟での遊覧体験なども注目です♡

同率4位:石垣島(沖縄県)

飛行機で東京からの直行便もあり、本土から遠く離れている離島の中でもアクセスがしやすい石垣島。絵に描いたような絶景で有名な川平湾(かびらわん)があり、グラスボートも楽しめます。他にも、夕日で真っ赤に染まるビーチ、満点の夜空、灯台のある平久保埼から海を臨む絶景、鍾乳洞など見どころが盛りだくさんなのも好ポイント!

3位:宮古島(沖縄県)

宮古群島の中で、一番大きな島である宮古島。宮古島と周辺の島をつなぐ、池間大橋、来間大橋、伊良部大橋という3つの大橋は絶景ポイントとしても有名です。

東洋一美しいとも言われる与那覇前浜ビーチの他、日本百景に数えられる東平安名崎(ひがしへんなざき)から望む景観など、一生に一度は見ておきたい景色がたくさんあります!

2位:小笠原諸島(東京都)

東京から南に約1,000km。小笠原諸島は一度も大陸と陸続きになったことがなく、固有の動植物が多く存在し重要な価値を持つ環境であることから、世界自然遺産に登録されています。約30の島がある小笠原諸島のうち、観光で訪れることができるのは「父島」と「母島」で、宿泊施設もあるためゆったりとした時間を過ごすのも◎。

自然豊かな島内の観光はもちろん、ホエールウォッチングという貴重な体験ができるのも特徴。島へは週1便程度の船で片道24時間と、国内旅行とは思えないほどの時間がかかりますが、その分得られる感動も大きいはず!

1位:屋久島(鹿児島県)

島の9割が森林といわれ、標高1,800mを超える山々がそびえる屋久島。普段都会生活をしている人にとっては、まさに別世界のような大自然にあふれた島です。

屋久島といえば縄文杉(確認されている中で最大の屋久杉)が有名ですが、縄文杉に辿り着くためには往復10時間の本格的なトレッキングが必要なため、一生に一度はこの巨木、縄文杉を目にしたいと考えつつまだ行けてない人も多いですよね! 観光としてはもちろん、人生の節目や自分を見つめ直したくなった時に行ってみるのも良いかもしれません。

この夏は個性的で魅力的な離島への旅を計画してみて

夏になるとより魅力的に映る「離島」。いつかは行きたいと思いつつ、後回しになってしまっている人もいらっしゃるのではないでしょうか。気軽に海外に行けなくなってしまったコロナ渦だからこそ、非日常感を味わえる離島への旅を計画してみるのがオススメ。ぜひこの調査結果を参考に、今一番行きたい離島を探してみてはいかがでしょうか。

情報提供元/阪急交通社