バラを108本もらったら困る?嬉しい?【女性200人の本音】

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プロポーズなどの演出として、バラの花を108本贈るというものがあります。映画やドラマで見てロマンチックだなと感じた人も多いかもしれませんが、自分が実際にもらったらどう感じますか? 女性200人の本音を見てみましょう!

そもそも「108本のバラ」の意味・由来って何?

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そもそも「108本のバラの花束」 とは何なのでしょうか? 実は、バラは贈る本数によってさまざまな意味を持つといわれており、その中でも108本のバラには「結婚してください」という意味が込められているといいます。これは「10(と)8(わ)=永遠」とする語呂合わせを由来としているそうです。

いつから始まった風習なのかなど、起源には諸説あるものの、今では永遠の愛を誓うプロポーズとしては定番のプレゼントになっています。花の美しさだけでなく、素敵な意味もあると思うとうっとりしちゃいますね。

108本のバラは困る?嬉しい?

では実際にバラを108本もらったら、どう感じる女性が多いのでしょうか。20~30代女性200人にアンケート調査を実施しました。

Q.プロポーズの際に、108本のバラをプレゼントされたら嬉しいですか?

嬉しい…78人(39.0%)
嬉しくない…31人(15.5%)
困る…91人(45.5%)

嬉しい派は4割弱。「困る」という回答が最も多く、半数近くとなりました。気持ちは嬉しいけれど、実際に108本ものバラをどうすれば良いのかわからないというのが本音でしょうか。それぞれの理由も聞いてみました。

108本のバラが嬉しい派の意見

1.気持ちが伝わる

  • 「気持ちが伝わるから」(回答多数)
  • 「108本は多いけれどお花をもらうのは嬉しいし、準備してくれたことが微笑ましい気がする」(39歳・パート・アルバイト)
  • 「自分のことを喜ばせようと考えてくれたことも嬉しいし、バラ100本の値段を考えると相手にとってそれだけ自分に価値があるんだなと認識できて嬉しい」(39歳・パート・アルバイト)
  • 「とても愛されている気持ちになる」(35歳・専業主婦)

108本のバラのプレゼントを「嬉しい」と回答した女性の理由で圧倒的に多かったのが、「自分のためにしてくれた」と感じるということ。込められた相手の想いが嬉しいという意見でした。バラ108本はパッと用意できるものではなく、プレゼントするまでの事前準備や綿密な計画が必要です。そのため、「プロポーズを真剣に考えている」という想いを直に感じることから「嬉しい」と思うようです。

2.思い出に残る

  • 「特別感があるから」(28歳・パート・アルバイト)
  • 「一生に一度で意味のある本数だから」(31歳・パート・アルバイト)
  • 「一生の思い出になる」(32歳・会社勤務)

ロマンチックな雰囲気の演出にもピッタリな108本のバラ。一生に一度のプロポーズだからこそ、日常にはない特別感のあるシチュエーションに憧れているという声が多く集まりました。

3.プレゼント自体が嬉しい

  • 「あまり普段もらうことがないので純粋に嬉しい」(29歳・その他の職業)
  • 「なかなかこんなに多い花はもらえないし、花をもらえたら普通に嬉しいから」(23歳・会社勤務)
  • 「感動するから」(30歳・派遣社員・契約社員)
  • 「自分では絶対に買わないから」(29歳・会社勤務)

そもそも、花束やバラをもらう機会がなく、プレゼント自体が嬉しいという声も寄せられました。プロポーズに限らず、花束をもらえる機会は人生でそれほどないため、特別な感じがしますよね。

108本のバラは嬉しくない・困る派の意見

  • 「持って帰るのが大変だから」「飾る場所がないから」(回答多数)
  • 「108本は多すぎる」(26歳・その他の職業)
  • 「その後どうするのかシンプルに困る」(38歳・会社勤務)
  • 「ドラマチックなことに憧れてないから」(23歳・会社勤務)
  • 「管理が大変、気持ちが重い」(29歳・医療関連の専門職)
  • 「持って帰るのもその後の世話も大変そう。それなら薔薇のアンティークとかでいい」(35歳・会社勤務)
  • 「そんなにたくさん飾れないので」(35歳・その他の職業)
  • 「バラは好きだけれども、保管する場所もなければ、綺麗な状態を維持できる自信もないから」(22歳・学生)

バラの花自体が嫌いという人は少ないようですが、「108本のバラは多すぎる」という意見が大半でした。持って帰るのも大変ですし、飾る場所がないという意見も。確かに普段からお部屋に花を飾っている家であっても、108本もの花をいっぺんに飾ることは少ないですよね。生花ではなく、造花やその他もらっても困らないプレゼントにしてほしいというのが本音のようです。

 【まとめ】

108本のバラが嬉しいかどうかは意見が割れる結果となりましたが、108本はやりすぎと感じる女性のほうが多いことがわかりました。事前にそれとなく希望を匂わせておくと、彼も迷いにくいかも? 素敵なプロポーズになりますように♡

(アンケート/株式会社クロス・マーケティング QiQUMOにて調査)