◇コロナ禍で突然増えた「夫婦の時間」
2020年のはじめ、突然訪れたコロナ禍に日本中が混乱を極めてから丸2年が。ステイホーム、在宅勤務に時差出勤…おうち時間や、パートナーと一緒に過ごす時間も増えたかもしれません。そこで気になるのが「ささいな言い合い」。今まで見えなかった部分も気になってしまうもの。
そこで今回は、江崎グリコ株式会社が20~59歳の既婚男女1000人に行った調査結果をご紹介します!
◇家事バランスの「理想」と「現実」
理想と現実でギャップがあることが判明!理想の家事バランスについて「5割」と答えた方が26.9%と一番多い結果となりましたが、実際のコロナ禍における家事バランスを見てみると、「10割」と回答した方が最も多く、「5割」と答えた方は16.5%にとどまりました。
◇救世主は「家事バランス」会議らしい⁈
「私は朝ごはん担当するね!」「なら、その間に洗濯しとくよ」
理想の家事バランスを実現するために、パートナーで話し合っていると答えた方が全体の3分の1にのぼりました!ご覧いただきたいのが、円グラフと右のグラフ。オレンジや黄色の部分にご注目ください…! 「会議を行っている」と答えた方ほど「パートナーと仲がいい」「スキンシップがある」ということも見て取れますね◎ 毎日のことですから、きちんと話し合って共有することで、よりストレスフリーに暮らせそう。
さらに、話し合いを行うのに最適なタイミングは「土曜」の「夕食後」だそう。明日もお休み!という心の余裕とともに、テレビやラジオを流しながら2人の時間を作るのもいいですね♡
◇キーワードは「信頼」と「感謝」
「コップ収納はもっと右がいいんだけど…」「タオルは横からじゃなくって、縦からたたんでよ…!」
そんな小さなこだわりも、言い合いの火種に。担当してくれた家事に対しては自分のこだわりを押し付けすぎず、まずは「ありがとう!」の一言が大切です。その上ですり合わせを行うのがちょうどいいバランス。自分の意見を押し付けるのではなく、お互いの意見を尊重できる落としどころを見つけていきましょう。
◇負担が最も大きい「料理」
負担が大きいと思う家事1位は「料理」で、2位の「お風呂掃除」に大きく差をつける形で1位。さらに、パートナーに任せたいけど任せられない家事でも1位は「料理」。料理には「献立を考える」「栄養バランスを配慮する」「作るのも時間がかかる」「スキルが求められる」といった壁が次々現れます。
「今日はお仕事頑張った!お惣菜を買って帰ろう」そんな、自分を労わる日も作ってみてください◎
大切なパートナーとの時間。こんなご時世だからこそ、「ねえ、ちょっと!」より「ありがとう」を、「全部任せた!」より「じゃあこれはやるね!」を。支え合って、さらにいい関係を築けると素敵ですね。(筒渕朱音)