トロンボーン、会心の一撃出しがち。楽器別・吹奏楽あるある23連発!【金管楽器&打楽器編】

前回の楽器別・吹奏楽部あるあるでは【木管楽器&コントラバス編】をお届けしましたが、後半戦の今回は金管楽器&打楽器の“あるある”をご紹介。

木管楽器&コントラバス同様、またはそれ以上に濃い金管・打楽器パートたちの生態をちょっと覗き見してみましょう!

“楽器あるある”ついに後半戦!金管・打楽器編

◆トランペットあるある

  • 音を外した時の他パートからの白い目
トランペットは基本的に一番後ろに配置されます。そのため、ミスをすると前にいる他の奏者(主に木管楽器)たちが瞬時に振り返ってこちらに厳しい視線を送ってくることが。
お願いだからそんなにこっちみないで……

 

  • 本気を出せば5秒もかからずに楽器を片付けることができる
※本気を出すのは演奏中にしてください!真似しないこと!

 

  • 全員が全員目立ちたがりなわけではない
イメージとして「目立ちたがり屋」「活発」な人が多いと思われがちですが、実際はそうでもありません。演奏中に目立つ1stにやりがいを感じる人もいれば2ndや3rdといった裏方的な役割に精を出す人もいます。

 

  • パズーはすごい
朝イチであの音量、音色、安定感はすごい。

◆トロンボーンあるある

 

  • 目の前の人に攻撃しがち
トロンボーンという楽器はスライドを前後に動かして演奏する楽器なのですが、稀にそのスライドで前のパートに「会心の一撃」を与えてしまうことも。
もしそれが先輩だったら……考えたくもありません。

 

  • 「腕がもっと長ければ……」
スライドを一番遠くまで前に出すとき、己の腕の短さに何度落胆したか。
腕が長かったらこんな苦労をしないのに……と涙を呑みながら少しでも成長するようにと牛乳を飲むのです。

 

  • スライドを動かす右手だけ太くなる
もはや筋トレ説。

 

  • スラーに対する異様な緊張感
落ち着け!次はスラーがくるぞ!

◆ホルンあるある

 

  • 記念写真を撮る時、ベルを頭にかぶりがち
むしろホルン被ったことないホルン経験者の人いたら教えてほしい。

 

  • 裏拍多くない?
「裏打ち職人」と言われるほど曲の中に裏打ちが多いホルン。コンクール曲やポップスなどジャンルはお構いなし!いつでもどこでも「ンパッンパッ」と見事な裏打ちを聞かせてくれます。

 

  • 「福山雅治さんや堺雅人さんもやっていた」
普段は「地味」と言われがちなホルンにはこの魔法の言葉を。ほら、だんだんホルンが輝いて見ええてきたでしょう……。

 

  • やらされて始めたけどいつの間にか虜になってる
出会った時からホルンとの旅路は始まっているのです。

◆ユーフォニアムあるある

 

  • 未経験者には高確率で聞き返される
「UFOじゃないから。」

 

  • 説明する時、大体「チューバの小さいやつ」
『響け!ユーフォニアム』と言う作品で話題になりましたが、どの楽器よりも群を抜いて知名度が低いと言っても過言ではありません。他の人に楽器を説明するとき大体「チューバの小さいやつ」と言うのがお決まりのパターン。
それでもわかってもらえないことがほとんど。
……泣いてませんけど?

 

  • だけどめちゃくちゃおいしいソロありがち
知名度の低さとは裏腹に、吹奏楽の中ではかなり重宝される楽器でもあります。
曲中にユーフォのおいしいメロディやソロがあるものに何回出会ったかわかりません。

◆チューバあるある

 

  • とにかく重い
とにかく重い。入部したての楽器運びでその重さに衝撃を受けた人もいるはず。
安心してください。数ヶ月後には涼しい顔で持ち運べるようになってますよ。

 

  • 楽譜の中にメロディーがあると5度見ぐらいする
作曲者……本当にええんか……!?

 

  • 合奏中暇な時は、楽器にうつった自分の顔を見る
鏡がわりにして前髪を直したり、歪んで写る自分に笑ったり、何をしているかはチューバ奏者のみぞ知る……

 

  • 顧問「低音大事だからもっと吹いていいよ」→音量出す→顧問「チューバうるさい!」
理不尽。

◆打楽器あるある

 

  • 打楽器じゃない。“パーカッション”
略称はパーカス。

 

  • 「太鼓の達人」で妙なプレッシャー
打楽器奏者の全員が全員太鼓の“達人”だと思うなよ!!

 

  • どのコンクール会場にもシンバルのスペシャリストいる
シンバルって単純な楽器と思っていませんか?ミリ単位のシンバル同士の重ね方によって音色や音の広がりが変わるとても繊細な楽器なんです。
そしてどのコンクール会場にも1人はシンバルスペシャリストがいるのです。
筆者の母校には“シンバル小僧”の異名を持つ男子生徒がいました。

 

  • チューニング中は休み時間
管楽器同士の音を合わせるチューニングの時間は、打楽器奏者にとっては暇な時間。
休める分いいけれど、少し疎外感を感じる時間でもあります。

“吹奏楽部”の日常はまだほんの一部にすぎません!

前回に引き続き、金管楽器と打楽器のあるあるをご紹介しました。「あ、これわかるかも!」と共感してくれた人もいるはず。吹奏楽部員たちの愉快な日常はまだまだ続きます!それでは次回の“あるある”もお楽しみに♪