前髪がきまった日って、最強♡今っぽ前髪を作るコツ♡

前髪がきまれば最強の私たち!前髪にこだわるZ世代の意識調査


マスク着用が日常化する中、顔の印象を大きく左右する前髪は、より重要視されています。特にZ世代の前髪へのこだわりは強く、くしや鏡を持って常に前髪をなおしている様子が見られます。そこで、株式会社ウテナはZ世代の女性に対して前髪に関するアンケート調査を実施。Z世代の女性が前髪にこだわる理由の分析結果を見ていきましょう。

■髪のスタイリングで大事にするのは?

【髪のスタイリングで重要視する部分】

前髪…75%

サイド…10%

毛先…9%

トップ…1%

75%の女性が、髪のスタイリングで「前髪を最も重視する」と答えています。自分にとって前髪は「ベストな自分の姿をつくるもの」(76%)だと認識しており、「他人に自分をよく見せるためのもの」(44%)に大きく差をつける結果となりました。顔全体の印象を左右する前髪はZ世代にとって非常に重要であることがわかります。

■前髪がうまくいかないとどう感じる?


前髪のスタイリングが上手くいかない、または崩れた時に感じる気持ちについて聞くと、「自分に自信が無くなる」(43%)「やる気を失う」(42%)が上位にきており、前髪の状態が気持ちや行動にも影響していると推測できます。写真などは前髪ひとつで移り映えが大きく変わるため、マイナスな気持ちになる人が増えるというのは納得の結果になりました。
また、「前髪がうまくいかないと自分が完成しないような気がする」という項目に対し、83%が「そう思う・ややそう思う」と答えており、前髪がうまくいった状態が自分の完成形だと認識していることがわかります。では、前髪がうまくいったときに感じる気持ちはどういったものがあるのでしょうか。

■前髪がうまくいった時の気持ちは?

前髪がうまくきまったときの気持ちを自由に表現してもらうと、「今日の自分世界一可愛い!テンション上がる!という気分になる」「一番可愛い状態の自分になれたので自信が湧いてなんでもできる気がする」といった回答があがりました。
また「前髪がうまくスタイリングできると自己肯定感が上がるか?」という質問については、85%が「そう思う・ややそう思う」と答えており、前髪の状態が単なる気分の上下だけでなく、自己肯定感にまで影響していることがわかります。

■今後チャレンジしたい前髪は?

今後チャレンジしたい前髪は「束感のあるシースルー前髪」が1位となりました。これは通年人気の前髪。簡単に垢抜けできて、アレンジしやすい前髪ですよね。2位には、昨年から人気が集まっている「センターパート」があがっています。

■「前髪は顔の一部。1mm単位で印象が変わる。」ヘア&メイクアップアーティスト 久保雄司さんのコメント

久保雄司(くぼゆうじ)
東京・表参道に美容室【SIX】を運営、美容師として活動する一方で、雑誌やTVなどでヘアメイクとしても活躍。最近ではオンラインサロンの開設など幅広く活動する。

■髪の長さや動きはファッション、前髪は「顔の一部」に近い

ヘアスタイルには、長さや動きの“アウトライン”と、前髪を含む顔まわりの“インライン”があります。髪型でフォルムの設定と同じくらい大切なのが”インライン”です。前髪からフェイスラインにかけて顔に沿う髪のラインをインラインと言います。前髪は特にインラインの重要な箇所であり、前髪の長さ、幅、奥行き、形などのバランスで、髪型も骨格も、人に与える印象も変わります。前髪は髪型の一部でありながら、髪型の9割が決まると言えるほど「顔の一部」でもあるんです。実際、前髪は1mm単位で印象が変わります。前髪だけ伸びるのが早く感じるのはこれが理由です。
それだけ大切なポイントなので、“前髪を失敗した…”や、“前髪のスタイリングがきまらない…”となると一日やる気が出なかったり、人に会いたくなかったり、そんな経験もある方も少なくないと思います。

■前髪は軽い質感に。後ろの髪と自然につながるラインを意識して

数年前はツヤを出すためにオイリーに仕上げるスタイルが流行りましたが、最近は軽い質感を出すのがトレンドですね。特に前髪はペタッとしないように、ワックスを付けるときは髪全体につけて手に余ったものを、前髪の毛先に少しつけるくらいがおすすめです。

また、スタイリングの際に、前髪と後ろの髪が分離してしまっている方がよくいますが、ここが分離してしまうとインラインが直角になってしまい、輪郭がきれいに見えないのでもったいないですね。前髪と後ろの髪のつなぎ目を自然につなげてデザインすると、フェイスラインに丸さが出て輪郭もカバーできます。

■誰もが無意識に写りを意識する時代

写真写りや画面写りを気にするのはアイドルやモデルだけではありません。世の中の方みんなが発信者となった今、誰もが無意識に写りを意識する時代になっています。そのため自分を2次元的にとらえる傾向が高まっているのではないでしょうか。そんな中で印象を大きく左右する“前髪だけはしっかりつくる”という「魅せ方」へのスタイルチェンジが始まっています。

 

加工アプリによって肌は盛れても前髪は修正が難しいもの。そのため、前髪はメイク並、それ以上の重要性があるようです。これからは前髪もきれいに加工できるアプリが登場するのか。Z世代の前髪事情はこれからも目が離せません。

情報提供元:株式会社ウテナ