「超好き」ではないけど付き合ってみた。そのとき、男女の本音は…こんなにも違った

お付き合いをしていく中で、より相手のことが好きになったり、少し嫌な部分が見えてきたり。恋人への気持ちがずっと一定、ということはなかなかありませんよね。ということは、お付き合いを始めた時点で「超好き同士」というのは意外とそう多くないのかも。断る理由がなく付き合う方が結構多くいるのも事実です。

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しかし、そんな中途半端な気持ちで付き合ってもいいのか悩んでしまうかもしれません。そこで今回は、お付き合いをした経験がある男女200名に行った調査結果をもとに「「超好き」でなくとも付き合ってみた」男女の本音をご紹介。好きでない人と付き合うかどうか悩んでしまう、恋人になったものの相手がどういう気持ちで付き合ったのか分からない、という方必読です◎。

Q.そこまで「超好き!」じゃない人と付き合ったことが…

【男性】

何度もある…26% 
1〜2回ある…30%
ありません…44%

【女性】

何度もある 21%
1〜2回ある 46%
ない 33%

男性は半数以上、女性は7割近くが「超好き」ではなくとも付き合った経験アリ。女性の方が好きでなくともお付き合いをスタートさせる方が多いようです。好きでなければ恋愛対象にならなそうですが、なぜ付き合ったのでしょうか。付き合ってもいいかなと思ったきっかけを聞いてみました。

Q.「超好き!」なわけじゃないけど、付き合ってもいいかなと思った理由は?

【1】好きになるかも…と思ったから

「嫌いじゃなかったので」(回答多数・男女)
「好きになる可能性があるから」「付き合ったら好きになる気がしたから」(回答多数・男性)
「ちょっとは気になっていた人だった」(回答多数・女性)
「一緒にいると絶対幸せと思った」(25歳・男性)
「嫌いでないのでまずデートしてみる」(34歳・女性)
「嫌いではなかった。超好きではないが、人としては好きだったから」(29歳・女性)
「友達として好きで「付き合うのは違うけど結婚するならこういう人かな」と思ったから」(26歳・女性)

「好きではない=嫌いではない」ならば、これから付き合ってみて好きになる可能性はゼロではありません。嫌いではないからまずデートに行ってみる、そしてどこか1つでも惹かれた箇所があれば付き合ってみるということのようです。理想の恋人像でなくとも、この人となら幸せになれそうと、人としての魅力があるか考えてみることが大事なのかもしれませんね。

◆「好きになりそう」だと感じたポイント

・楽しかったから

「話していて楽しかったから」(回答多数・男女)
「楽しいから」(23歳・男性)
「好きではなかったけど話してて楽しかったから」(18歳・女性)
「友達として信頼していて、もしかしたら楽しく付き合えるかもと思ったため」(39歳・パート)

やはり楽しいのが1番。もしもお付き合いするならば、笑いの絶えない相手が良いですよね。デート中に緊張感をほぐしてくれるような、そんな話が合う相手か、笑いのツボが同じ相手かが重要になるようです。

・一緒にいて居心地がよかった

「波長があったから」(33歳・男性)
「一緒にいても苦にならなかったから」(39歳・男性)
「悪い人ではないし、一緒にいて居心地がよいのでOKかなと」(27歳・女性)

一緒にいて居心地が良いかどうかも、恋人には必要な条件。価値観が似ていれば、意見が衝突することは少なく、お互いを理解しやすいという安心感がありますよね。ですが、波長が合う相手はなかなかいません。そこまで好きでなくとも付き合ってみると、意外と上手くいくかもしれません。

・その他

「可愛かった・美人だった」(回答多数・男性)
「人柄がよかった」「優しかった」(回答多数・女性)
「匂い」(16歳・女性)
「趣味があった」(31歳・女性)
「いろいろ話を聞いてくれるし送り迎えしてくれて、フットワークが軽い人だったから」(26歳・女性)
「仕事やプライベートでの交友関係で完璧な人間を演じつつも、実際は何も満たされてない寂しがり屋な一面を垣間見たから」(26歳・男性)

他にはこんなことも。1つでも良いポイントがあるのであれば、付き合う中でさらに意外な一面や素敵な部分が見つかったり、超好きになる可能性も高そう!  食わず嫌いをするのではなく、チャレンジする気持ちも必要ですね。

【2】彼女が欲しかった

「恋人が欲しかったから」「寂しかった」「他に誰もいなかった」(回答多数・男女)
「隙間を埋めたかったから」(33歳・男性)
「周りはみんな彼氏持ちだったから。自分も彼氏という存在が欲しかった」(29歳・女性)
「彼氏という存在がいないと寂しいし、毎日楽しくないと思っていたから」(24歳・女性)
「冬はクリスマスやバレンタインなどのイベントがあるし、人肌恋しい季節なので、独り身が寂しかったから」(33歳・女性)

ただ「恋人がほしい」という方も。友人の惚気話を聞いたり、クリスマスやバレンタインなど街中でイベントを楽しむカップルを目にすると「恋人のいるステータス」が羨ましくなってしまいますよね。また元恋人と別れた寂しさ、1人でいる寂しさを埋めるために「とりあえず付き合う」としているのかも。ですが、代わりとして付き合うのは相手にも失礼ですし、自分も満たされないので注意しましょうね。

【3】恋愛がしたいから

「付き合うことに憧れた」(37歳・女性)
「恋愛経験を積みたいから」(21歳・男性)
「付き合いの中で成長したいから」(27歳・男性)
「ひとりが嫌で付き合う相手をさがした」(21歳・男性)
「彼女がいれば見える世界も多少は変わってくるんじゃないかという期待感があったから」(20歳・男性)

「恋人が欲しい」というよりも、「恋愛がしたい」という方も。特に20代の方、男性の方が多いようですね。大学入学や社会人になるなと環境が変わる中で、自分の恋愛偏差値の低さに焦ってしまうのかも。恋人がいれば、今まで気づかなかった視野や感情を持て、新たな自分を発見することができますよね。

【4】断り切れなかった

「押しの一手で」(27歳・女性)
「相手が強引だった」(37歳・女性)
「相手もそれでもいいと言ったので!」(34歳・女性)
「何度断っても食い下がられて面倒になったので」(34歳・女性)
「付き合ったら好きにさせてみせると言われて断りきれなかったから」(33歳・女性)

女性で多かったのは「断れなかったから」。女性が告白されることが多いため、好きでなく付き合った割合も高いのかもしれませんね。相手の強引なアプローチに対し、断る理由がなかったり、断って嫌われるのが嫌だったりしたらOKしてしまう気持ちはわかります。しかも相手が気持ちをたくさん伝えてくれるような追われる恋の方が、追う恋よりも幸せになれるかもしれませんよ♡ 「好きにさせてみる」という言葉を信じてみても良いかも。

【その他】

「なんとなく」「暇だし」(回答多数・男女)
「その時の気分」(25歳・男性)
「告白されたから」(23歳・女性)
「それほど人に対してのこだわりがないので」(39歳・男性)
「好意を持ってもらうことに嬉しくなったから」(19歳・女性)

他にはこのような回答がありました。相手の気持ちを知ってしまうと、これまで興味がなくとも、異性として意識してしまいますよね。脈がないかもと思っていても、積極的になることも案外重要かもしれませんよ!

Q.「超好き!」でないまま付き合って…その後好きになった?

【男性】

好きになった…28%
どちらもある…57%
好きになれなかった…15%

【女性】

好きになった…24%
好きになったことも、ならなかったこともある…57%
好きになれなかった…19%

超好きでなく付き合っても、好きになるのは4人に1人! どちらもをあわせると8割以上の人が好きになる可能性があるということですね。もしもこちらから告白した場合、付き合ってからが勝負になりそう◎。

 

恋人と立場が変わることで、これまで見えてこなかった良い部分を知ることができるかも。告白は、恋愛のきっかけに過ぎません。お付き合い後も上手くいくよう、お互いに努力することを忘れないようにしましょうね! (齋藤有紗)