今年こそ貯金したい!お金のプロに聞いた、絶対役立つ貯金・節約のコツ

今年こそ貯金したい!絶対役立つ貯金・節約・お買いもののコツ


毎年毎年「今年こそ貯金がしたい」と思っているけれど、思っているだけで終わってしまうあなた。
2020年こそ、「お金をムダにしない、お金に振り回されない、お金をしっかり使える人」になりませんか?
毎月きちんと貯金ができていて、節約もしているけれどちゃんと人生楽しんでいる。なんなら投資もはじめてお金を増やしている……なんて、そんなお金の使い方が理想ですよね♡

お金
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そこで今回はファイナンシャルプランナー・消費生活アドバイザー・節約アドバイザーとして多数のメディアで活躍する丸山晴美さんに「2020年、貯金ができる人になるためにはどうする?」と日々の節約術や本当に使えるお買いもの術、そして応用編として投資や年金・保険まで、今、私たちが知りたいお金について根掘り葉掘り調査。
これを読めばきっとあなたも「貯まる人」になること間違いなし。早速読んで、取り入れられるものから取り入れていきましょ♪

【もくじ】

<基本編その1 「貯金のコツ」について>

1.貯金したいとき、何から始めたらいい?

2.貯金額はどのくらいに設定すべき?

3.貯金したいけれど続かない……どうしたらいい?

4.お金が貯まらない人の特徴

<基本編その2 「節約術」について>

1.まず節約するべき6つのもの

2.食費を抑える方法

3.衝動買いを減らしたい。ムダづかいを止める7つの思考

4.美容費を抑える方法

5.服代を抑える6つの方法

6.話題の「キャッシュレス決済」実際どうですか?

<応用編 知っておきたい年金・保険・投資について>

1.年金が不安。どうしたらいい?

2.保険にはやっぱり入るべき?

3.初心者でも始められる「投資」について

<基本編その1 「貯金のコツ」について>


Q.「今年こそ貯金したい」とき、まず何から始めたら良いですか?

A.お金は「貯める仕組み」さえ作ってしまえば簡単に貯まります!

貯金
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・「貯金口座を分ける」のが貯金のコツ!

「残ったお金を貯金に回す」では、貯金額は増えません。「まず先に貯金して、残ったお金でやりくり」がポイントです。こうすることで知らず知らずのうちにお金が貯まります。毎月の給料振込み口座にお金が入った瞬間、もしくは給料から天引きされる形で自動的に貯金用の口座に移るように設定してください。
自分で自動積み立て定期預金口座などを開設してもいいですし、会社の財形貯蓄やiDeCoなど(※詳しくはのちほどの応用編で)、なんでも構いません。そしてこの貯蓄分のお金は「なかったもの」として忘れてください。

Q.貯金額はどのくらいに設定すべきですか?

A.独身の方の場合、実家暮らしかひとり暮らしかで割合が変わってきます。

・実家暮らしの場合

手取り収入の3割が目安です。

・ひとり暮らしの場合

家賃+貯金で手取り収入の4割が目安です。一般的に家賃は手取り収入の30%まで、といわれていますから、3割を家賃に使っている場合は、手取り収入の1割程度を貯蓄に。家賃が手取り収入2割程度におさまっているのであれば、2割を貯蓄にまわすのが目安です。

目安として100万くらい貯蓄できたら、投資にまわしはじめましょう。

・30歳の貯金額は500万円が目標!

30歳になる頃には500万円以上貯蓄できているのが目標です。
20代の今ならいくらでもやり直せるし、まだまだ時間があります。少額から始めても、ゴールが老後だとしたら毎月の金額が少しずつであっても「ちりつも」です。早く始めるに越したことはありません。

 

Q.貯金をしたいと思ってはいますが、毎月定額をずっと積み立てていける自信がありません。

A.そんなときは「目的」を考えてみましょう。

・貯蓄には大きく分けてふたつの用途がある

ひとつは「目的以外に使えない貯蓄」。たとえば結婚資金やひとり暮らしを始めるタイミング、住宅購入の頭金など、とても大きな目的のための、それ以外には引き出したくない貯蓄です。
もうひとつは「毎月の収入からは出せない少し高額な、お金が必要になったときのための貯蓄」。これは誰かの結婚式に参加するときや家電の買い替え、住宅の更新、車をお持ちなら車検費用など、10万20万くらいでちょこちょこ必要になるものです。ここの貯蓄は常に50万程度ストックしておきましょう。

・貯金ゼロ、貯金できない…そんな方は「必要な金額」を算出してみる

特にそういった目的が思いつかずなかなか貯金ができない……という方は「将来の自分に対して、今の自分が何をしてあげられるか」を考えてあげるといいと思います。
将来自分がするであろうことを考えてみてください。たとえば、家が欲しい。だいたいこのくらいで大規模なリフォームが必要になる。結婚資金はいくらで子どもは何人欲しいのか……。リストアップしてみて、それを叶えるならだいたいいくら必要になってくるのか相場を調べてみてください。そうすると、だいたい今の自分がどのくらい積み立てておけば間に合うのか。そう考えると「必要な金額」がリアルに感じられるはずです。

Q.お金が貯まらない人の特徴はありますか?

A.情報を集めない人。もしくは知っても「わからない、怖い、めんどくさい」で後回しにしてしまう人。

・貯金できない人がやりがちな思考

たとえば節約を考えるときには、まず通信費などの「固定費」の見直しをすることが必要です。
この「通信費」を例に挙げると、最近は格安スマホがどんどん出てきています。私も毎月2000円でデータ通信ができるスマホを使っていますが、通話機能はないものの、特に困ることもなく安くて気に入っています。「いいな~」と言われて、変えてみたら? と返事をすると「わからない、怖い、めんどくさい」と言う人がすごく多いものです。
でも実はOCNの調査によると、所得が高い人ほど格安スマホに変えているというデータがあります。所得が高い人は情報を得ると、自分で考えて、いいと思ったらすぐに取り入れられる行動力があります。
お金が貯まらない人の特徴として、情報があったとしても、先ほどのように「わからない、怖い、めんどくさい」などといった要因で行動に移さない人が多いんです。でも、この「固定費の見直し」は積み重なるとかなり大きいもの。「わからない、怖い、めんどくさい」とつい後回しにしてしまいがちな人は、この機会に「気になっていたけど、面倒に思っていたこと」についてきちんと調べてみませんか。

<基本編その2 「節約術」について>


Q.まず節約するべきものはなんですか?

A.「6つの消えもの」に注意してください。

タバコ
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・習慣的ムダになりがちな6つの出費

1.食費…外食代やお菓子、ついコンビニで買ってしまうものなど
2.飲み物代…飲み会代やビール・ジュースなどの嗜好品
3.美容費…化粧品やヘアサロン、ネイルなど
4.交通費…タクシー代など
5.ギャンブル
6.タバコ

以上の6つです。このあたりで必要以上に消費をしてしまうと、ものがあまり残らないので、使った感覚がないままいつのまにかお金がなくなります。これらは日々の生活に組み込まれてしまっていがちな「習慣的ムダ」です。ひとつひとつは少額ですが、積もると大きいもの。「なんとなく」ここにお金を使ってしまいがちな方は、見直しをおすすめします。

Q.どうしてもかかってしまう食費を抑える方法はありますか?

A.やはり自炊の比率を増やすことに尽きます! 「下味冷凍」も活用して。

・日々の節約レシピに取り入れたい「下味冷凍」の方法

やはり食費を抑えるには自炊です。とはいえ、何かと忙しいと「献立を考えるのが面倒、スーパーで買いものをするのが面倒、買った食材を使い切るのが面倒、切ったり片付けたり調理が面倒」などなど、あらゆる面倒が出てくると思います。そんな方のために私がおすすめしたいのが「下味冷凍」ですね。

「下味冷凍」は、その日スーパーで特売しているものなど、なんでもいいのでお肉を買ってきて、ジップロックなどに入れて、焼肉のタレだったり、みそ味だったりカレー味だったり、好きな調味料を揉み込んで冷凍したものをストックしておくこと。このとき一緒に玉ねぎやきのこなどを入れておくと栄養バランスの面でもさらに良いです。
お休みの日に豚肉と鶏肉を買ってきて、それぞれにいくつか違う味付けをして冷凍しておけば、それだけで平日のお弁当も、夕飯のメインもできあがります。
食べるときは解凍して焼くだけ。フライパン用のクッキングホイルをひけば洗い物も少なく済みますし、とにかくあらゆる「面倒」が減らせます。

少しアレンジすれば、友達や彼氏が家に遊びに来るときにも大活躍。ハーブソルトをまぶした鶏肉を下味冷凍しておき、食べるときに解凍してパン粉をつけてサッと焼くだけで、かなり料理上手に思われる一品が作れます。

Q.ついつい衝動買いをしてしまいます。買い物をするときに気をつけるべきことを教えてください。

A.お金を使うことは、自分との会話です。買う前によくよく考えるくせをつけましょう。

衝動買いをしそうになったら、以下の7つを考えることで無駄遣いはだいぶ減ります。

・ムダづかいを止める7つの思考

1.それは本当に必要なものか?
2.家にあるもので代用できないか、似たようなものを持っていないか
3.他に安く買う方法はないか
4.借りるなど、買わずに済む方法はないか
5.売り文句に惑わされていないか(たとえば、その「一生もの」は本当に一生ものか)
6.1週間後も同じ気持ちか(できるだけその場で即決しない)
7.長期にわたって使えるか、買ったあとのメンテナンスや修理は?

1~6についてはどのような買い物でも共通です。
「7」に関しては、たとえばブランドものは値段は高いものの、一度買えばメンテナンスをしながら長期間使えるので、結果的に日割りにするとかなりコストパフォーマンスが高くなる、ということ。この観点もあると良いですね。

・気を付けて! ネットショッピングで注意すべきこと

お金を使っている感覚がないままどんどん買ってしまうネットショッピングはさらに要注意。

・1回カートに入れても即決しない、1週間経ってもまだ欲しかったら買う。
・クレジットカードで決済する前に、そのものの値段を現金で目の前に並べてみる。

こうすると「なんであれ買ってしまったんだろう……」がかなり防げます。

ネットショッピング
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Q.いろいろ欲しくなってしまうコスメ。美容費を抑える方法は?

A.自分でお金を使いたいところを考えて、メリハリをつけることが大事です。

・全部プチプラじゃなくてもいいけど、メリハリをつける

たとえばファンデーションだけはいいものを使うけど、アイメイクや色ものはプチプラのかわいいものを探すとか、逆にリップだけはデパコスにしてみるとか、自分がどこにお金をかけたいのかを考えてみてください。

・意外と出てくる「コスメの代用品」

「市販されているコスメ以外」を探してみるのも楽しいですよ。
たとえば私は20代の頃は純石鹸成分が99%以上の石鹸で洗顔していても特に問題はなかったですし、眉はプロのメイクさんも使っているという、画材屋さんで売っている「エボニーペンシル」という150円くらいの鉛筆を20年くらい使っています。あとは、化粧品のメーカーさんに、オイル関連ではアーモンドオイルが最もコスパがよく、オイル絡みの化粧品に入っていることが多いと聞いて、アーモンドオイルを使ってみたり……。人それぞれでお肌の強さなどがあるので一概に全員にこれがいいとは言えませんが、試してみる価値はあると思います。

Q.こちらもいろいろ買いたくなってしまう「服」はどうしたらいいですか?

A.これはいくつかのコツがあります。

買い物
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1.「所有しない」選択を

どんどん増えている服のシェアリングサービスを有効利用するのもいいと思います。もはや所有することにこだわる必要はありません。
特に、頻繁に使うわけではないのにクローゼットを圧迫する冠婚葬祭にまつわる服はレンタルで十分です。

2.長く着られるベーシックなものを選ぶ

20代のうちに高い服を買うなら、できるだけベーシックなものを。20代のときにかわいいと愛用していた服は32歳くらいになると途端に着られなくなります(笑)。
そしていいものを長く着続けるには体型管理も必須です。どれだけ長く使えるいいものを買っても、体型が変わってしまえば買い替える必要が出ます。

3.バーゲンセールにはご注意

安いからついついあれもこれも買ってしまう……そんなセールは要注意。
たとえば「ずっと狙っていたものが安くなっている」場合。これはお買い得なので買ってもいいと思います。
ただ「普段なら1枚しか買えない値段で2枚買えてお得だから、特に欲しくないものを買う」は、買わなくてもいいと思います。
また、中には通常時には売られておらず、セール時期専用で作られている服もあるので、安いからと飛びつかずに「セール前から本当に売られていたか・タグの値段が手書きで修正されているか」「裏地や替えボタンがちゃんとついているか」などをきちんと見極めてください。
これは「いいもの」を見る目がないとなかなか難しいことです。

4.「本当にコスパがいいもの」を求めるなら「本当にいいもの」を知っておく

ある意味、20代のうちならいろいろ買ってみて、失敗して学ぶのもいいと思います。
今はあらゆるもので「コスパ」が重視されますが、そもそも何がいいものかを知っていて、自分の中に基準がないと、何が本当に「コスパがいい」のかわかりません
若い世代なら、デパートの中にある一流ブランドのお店に試しに入ってみて、実際にいいものに触れてみてください。一流のものは、縫製も布の生地も革も、すべて違います。少しずつ本物が何かを知り、経験を積むことで素敵な大人になってください。
そうやっていいものを知っておくだけで、値段のわりにどうなのか、買う買わないの選択がしやすくなります。

5.「本命」を買う

「2番めに欲しい」ものを買うと、結局「あ~あ、あれが欲しかったな」と思い続けることになって使わなくなったり、結局モヤモヤして本命を買い直すことになります。
自分が本当に欲しいものは何かを考えて、妥協せずに「いちばん欲しいもの」を買ってください。
特に、時計やカバンなどは、きちんと貯めればだいたいのものは買えます。その本命を、大事に使ってください。

6.デパートの「友の会」を有効利用する

こういった「本命」を手に入れたいときに、高島屋友の会や、三越・伊勢丹の友の会などの、デパートが持っている積み立ては使わない手はありません。
毎月5000円から5万円まで金額を選べますが、12か月にわたって積み立てると、1か月ぶんのボーナスがついてお買い物カードとして戻ってきます
つまり毎月1万円を12回積み立てると、12万にプラスして1万円のボーナスがつき、13万円になって戻ってきます。
一生ものが欲しくて貯金している、という方は、通常預金に預けるよりこちらのほうが圧倒的にお得です。

Q.最近話題の「キャッシュレス決済」。実際どうですか?

A.「ポイント」は本当に有効活用すべき!

・「ポイ活」を真剣に考えるだけで、年間かなりのプラスに

これは是非うまく使ってほしいです。
従来のクレジットカードに加え、電子マネーやスマホ決済などさまざまなものがありますが、私自身がいちばん使っているのは「Kyash」というVISAのプリペイドカードです。
クレジットカードは常時1.2%還元のリクルートカードを使っているのですが、まずリクルートカードからKyashにお金を移すだけで1.2%のポイントがつく。そしてKyashを使うと1.0%のポイントがつくので、2.2%の還元になります。これでキャッシュレス決済で5%還元のお店で買い物をすれば、7.2%の還元です。。

ポイント還元をしっかり考える、いわゆる「ポイ活」は本当にかなりの金額になるので、是非この機会に還元率などを見直してみてください。

・Zaimの「オトクカレンダー」が本当に使える!

家計簿アプリのZaimが出している「オトクカレンダー」というものがあるのですが、これはどのPayが今どんなキャンペーンをしているのかを一覧で見られて、しかもGoogleカレンダーに追加もできるので、かなり便利です。

・おすすめの「◯◯Pay」は人によって変わる

結局のところ、どの「○○Pay」を使うべきかはお持ちのクレジットカードとの相性になります。PayPayはYahoo!JAPANカード一択ですし、楽天Payは楽天カード。なので私は特にしばられないプリペイドカードのKyashをメインにしていますね。
また、スマホ決済はスマホの不調で電波が届かなかったり、電源が切れてしまうともちろん使えません。スマホ決済ひとつにしぼりすぎないほうがいいです。
個人的には楽天カードを1枚持っていると、あちこちのポイントを勝手に集約してくれるのでわかりやすいと思います。
楽天カードを持って、楽天の格安スマホを持って、楽天Payを使い、楽天市場でお買い物して……「楽天経済圏」が完全にできあがっています(笑)。

さて、ここまでは毎日の生活にすぐ取り入れられるものをご紹介してきましたが、ここからは年金・保険・投資などの「絶対にいつか知っておいたほうがいいけど、ついつい後回しにしてしまう」応用編。お金についてまだまだ知りたい! という方は是非読んでみてくださいね。

<応用編 知っておきたい年金・保険・投資について>


Q.将来の年金が心配です。どうすればいいでしょうか?

A.付加年金制度やiDeCoを利用し、もらえる額を増やしておきましょう。

・「学生納付特例制度」は追納しておきましょう

まず、満額もらうに越したことはないので、学生時代に「学生納付特例制度」を使っていた方は追納をするのがおすすめです。

・かなりモトがとれる「付加年金制度」

毎月400円をプラスして支払っておくことで、付加保険料を納付した月数×200円の金額がプラスオンされます。20歳から60歳まで40年間おさめた場合は2年でモトがとれます。

・iDeCoを有効利用

あとは「iDeCo(イデコ)」でしょうか。「iDeCo」とは「個人型確定拠出年金」のことで、要するに自分で作る年金制度のことだと思ってください。毎月一定の金額を積み立てて、定期預金や保険、投資信託など好きなものを選んで運用し、60歳以降になったら受け取れるものです。ひとつ注意したいのは「60歳になるまでは引き出すことが一切できないこと」。そのため無理のない範囲にしてください。
そして積み立てた金額がすべて所得控除の対処になるので、所得税や住民税などが節税できます。
始める時期が早ければ早いほど負担が減るので、今やりたいと思った瞬間がベストです。

 

Q.保険はどうしたらいいでしょうか。

A.特別な事情がない限り独身女性ならまだ大丈夫です。

・保険は心配なら入ってもいいけれど、そこまで必要ナシ

正直、私は独身女性ならば保険に入る必要はないと思います。なぜならば、亡くなったときにお金を残すべき相手がいないからです。
どうしても心配な方は所得保障型の保険などに入ってもいいと思いますが、会社にお勤めであれば労災や傷病手当などもありますし、今の社会保障制度の中で考えるのであれば特にそこまで必要はありません。
ただ、保険は若いときに入ったほうが安いので、もし親族などが女性特有の疾患にかかっている、がん家系などでどうしても医療費が気になっている……という方ならば、それらの疾病をカバーする保険に入っておくのは手かもしれません。

Q.投資ってリスクな気がするんですが……どうなんでしょうか?

A.むしろ「投資をしない」ほうがリスクになりつつあります。初心者さんでもできる「ロボ投資」を活用してみて

投資
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・「コツコツ貯蓄し銀行に預金していれば安心」ではない

日本人は「貯蓄」が大好きで、とにかく預金をしていればいい、と考える方が多いです。
けれど、預金をしていても、インフレしていったら、同じ「1万円」であっても、その価値がどんどん下がります。実際に物価が上がっているので「1万円」で買えるものは以前よりも少なくなっています。

銀行の預金金利は、いわゆるメガバンクの普通預金であれば0.001%など、非常に低い金利です。今の日本は、超低金利が変わらないまま、物価だけが上がっていく異常な状態です。もはや預金だけに全財産をまわしているのがリスクといっても過言ではない時代です。

たとえば20代の方なら、月に1万円くらいずつ、コツコツ投資してみてもいいと思います。投資で大事なことは「長期・積立・分散」なので、できれば投資を始めるなら長期で行うのが理想ですが、いざというときは途中で止めて引き出すこともできます。

・投資で大事な「長期・積立・分散」とはどういうこと?

長期…購入したあと、10年単位での長い時間持ち続けること。
積立…月々1万円投資するなど、コツコツと継続的に投資をすること。
分散…日本の株だけなど一か所だけに投資するのではなく、海外の株式など、さまざまな国や資産に投資すること

……とはいってもかなり難しいので、初心者の方は「ロボ投資」というもので始めてみるのがおすすめです。

・投資初心者さんにおすすめ「ロボ投資」

「ロボ投資」とは、投資のプロが設計したアルゴリズムと、下落リスクを抑制してくれるAIにおまかせして投資をしてもらうものです。リスク許容度などを設定すると、設定した運用方針の中で自動で投資をしてくれます。私は「THEO(テオ)」で毎月2万円ずつ積み立てて勝手にまわしてもらっていて、今現在7.46%ほどプラスになっています。
ただ、もちろん「確実に増える」ものではありませんし、元本保証でもありません。減る場合もあります。ただ、自分でやみくもに投資をするよりは、かなり勝率のいい投資だと思います。
この投資にまわすお金も「なかったもの」として考えられるくらいの金額がおすすめです。

また、最初は「ポイント」を投資に使ってみるのもいいですね。たとえばいつのまにかたまっているTポイントやdポイントも投資に使えます。現金で投資するのが怖い方は、ポイントでお試しで始めてみて、感覚をつかんでみてもいいと思います。

 

ありとあらゆる「お金」にまつわる情報を教えていただきました。
でも、知ったところで「行動」に移さなければ何も変わりません。きっとこれを読んだあなたもひとつくらいは「こんな風に考えや行動を変えてみようかな」と思ったポイントがあったはず。
2020年、本当に「貯められる人」になるために、是非何かひとつずつでも実行してみてくださいね。(後藤香織)

 

▼お話をうかがったのは……
丸山晴美さん

節約アドバイザー ファイナンシャルプランナー 消費生活アドバイザー 
22歳の時に節約に目覚め、1年で200万円を貯めた経験がメディアに取り上げられ、その後コンビニ店長などを経て2001年節約アドバイザーとして独立。ファイナンシャルプランナー(AFP)、消費生活アドバイザー、宅地建物取扱主任士(登録)、認定心理士、家庭の省エネエキスパート検定合格、調理師などの資格を持ち、食費や通信費など身の回りの節約術やライフプランを見据えたお金の管理運用のアドバイスなどをテレビやラジオ、雑誌、講演等で行っている。
2019年7月から「ゆとりうむプロジェクト」理事に就任
主な書著等
近著「得するお金のスゴ技大全」(宝島社)、「50代から知っておきたい!年金生活の不安、解消します」(幻冬舎)、「驚くほど貯まる!ポイ活カードケース」(宝島社)1月21日(発売予定)他多数
公式HP http://www.maruyama-harumi.com

 


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