埼玉VS千葉、北海道VS沖縄…全国民に聞いた「ライバル視している都道府県」が白熱してた

埼玉VS千葉、山梨VS静岡…。地元愛がゆえのご当地バトルがアツい!


47都道府県それぞれに特色がありますが、隣の県や自県とちょっと似ている県って無意識にライバル視してしまうこと、ありませんか? 地元愛が強いがゆえのご当地論争は、たびたび取り上げられますよね。

ソニー生命保険株式会社は、全国の男女4,700人を対象にアンケートを実施。その中から、よきライバル同士の都道府県をご紹介します。

 

「自県のライバルだ」と思う都道府県は?

1位 東京都(3.9%)
2位 福岡県(3.6%)
3位 大阪府(3.2%)
4位 栃木県(2.8%)
5位 北海道(2.7%)
6位 石川県(2.6%)
7位 京都府(2.5%)
8位 島根県(2.4%)
9位 鳥取県(2.3%)
10位 茨城県/香川県(2.1%)

47都道府県の人々から最もライバル視されていたのは「東京都」でした。次いで「福岡県」、「大阪府」と大都市が上位3位を占める結果に。東京都をライバル視している都道府県をライバル視率が高い順にすると、「神奈川県」「大阪府」(同36.0%)、「京都府」(16.0%)、「北海道」(10.0%)と続きました。ライバル視している理由はというと、

「首都であり、充実しているものが非常に多いから」(神奈川県・50代男性)
「大都市だから」(大阪府・30代女性)

という回答が見られました。日本の首都の力を見せつけた結果になりましたね。

次に、隣県同士でライバル視している都道府県をご紹介します!

 

ライバル視しているご当地バトル5つ

【1】埼玉県VS千葉県

映画『翔んで埼玉』でも有名になった埼玉VS千葉論争。たしかに王者・東京都、次に横浜のある神奈川県、その次はどっちだというのは双方ともに最重要事項です。埼玉県民として言わせていただくと、千葉県には東京ディズニーリゾートがありますが、埼玉県にもムーミンバレーパークに西武園ゆうえんちがあるぞと。幕張メッセがあると言われれば、さいたまスーパーアリーナは日本で最もキャパのあるアリーナだぞと。これだから埼玉県VS千葉県論争は終わらないわけですね…。

ちなみに、ライバル視している理由を聞いてみると、

「有名なテーマパークがあるから」(埼玉県・30代女性)
「よく比べられているから」(千葉県・50代女性)

とのことでした。

 

【2】富山県VS石川県

北陸でもご当地バトルは勃発していました。北陸新幹線の開通によって富山・石川への観光も増えた印象ですが、実は隣県同士ライバル視しているようです。ライバル視している理由を聞いてみると、

「富山よりも遊ぶところがあるから」(富山県・20代女性)
「よく比較されているから」(石川県・40代男性)

とのことです。確かに石川県は金沢という観光名所があるので、知名度は高いですよね。しかし、富山県にも黒部ダムなど観光名所はたくさん。富山県VS石川県も戦いの終わりはなかなかつけられそうにありませんね…。

 

【3】山梨県VS静岡県

こちらも隣県同士のご当地バトル。全国的にも有名なご当地論争かもしれません。ライバル視している理由としては、

「富士山を共有しているから」(山梨県・30代男性)
「富士山が県境にあるから」(静岡県・30代女性)

などが挙げられました。日本一の山・富士山を共有しているとなると、ライバル視をするのも無理はないのかもしれません。静岡側から見た富士山が「表富士」だと言われていたり、お札になっている富士山は山梨側から見た景色だったり…。うーん、これも終わりは見えないですね。

 

【4】鳥取県VS島根県

鳥取県民の74.0%、島根県民の82.0%がお互いをライバル視しているほど、隣県同士バチバチな鳥取県VS島根県。その理由として挙げられたのが、

「いつも間違われるから」(鳥取県・30代女性)
「隣同士で、似たようなイメージだから」(島根県・50代男性)

でした。隣県同士で漢字も似ていて、島根県も鳥取県も東西に広く県の形も似ています。本当に共通点が多く、この2県は47都道府県を覚える最後の鬼門と言っても過言ではないですよね。はい、実際に私がそうでした…。

 

【5】北海道VS沖縄県

隣県ではなく、北と南の戦いも…! 観光・食・絶景ともに人気の高い北海道と沖縄も、実はお互いをライバル視しているようでした。ライバル視している理由を見てみると、

「観光地としての人気が二分されていると思うから」(北海道・20代女性)
「北と南でよく比較されるから」(沖縄県・20代男性)

とのことでした。たしかに、旅行先を北にするか南にするかで迷うことはよくあります。お互い人気の観光地であるがゆえのライバル意識、ということですね。

 

隣県同士や人気観光地同士のご当地バトルは終わりが見えなさそう。でもどこかで決定的な終わりを決めたくない、という気持ちもありますよね。今後も良きライバル県とはお互いの良さを認めつつ、一歩も引かない姿勢でいてほしいものです♡(岩川菜奈)

情報提供元/ソニー生命保険株式会社