わかる!「捨てたいのに捨てられないもの」と、なんとか捨てる方法6選

これだけは…。掃除で捨てたいのに捨てられないもの10選&捨てる方法6選


そろそろ年末。1年間の締めくくりとして、年末の大掃除をする方も多いのではないでしょうか。たくさんのコスメや洋服、雑貨……と気付かないうちにたくさんのものを購入していたりしますよね。来年を気持ちよく迎えるためにも、断捨離は大切。

ですが大掃除をしていると、「こんなものがあった……」と色々眺めてしまったり、これだけは捨てられないと思い出が蘇ったり。思ったよりも進まないのが現実。そこで今回は「捨てたいのに捨てられないもの」を調査。掃除のマイルールとともにご紹介していきます。

Q.捨てたいのに捨てられないもの、ありますか?


たくさんある 36%
少しだけある 43%
ない 21%

捨てたいのに捨てられないものがある人は約8割も。みなさん何かしらずっと取っておいてあるものがあるそうですね。では、どんなものが捨てられないのでしょうか。

「捨てたいのに捨てられないもの」はどんなもの?


【1】服・カバン

「服」「カバン」「やせたらギリギリ着れそうな服」「昔好きだったけどもう着ない服」「着ないけど着そうで綺麗な服」(回答多数)
「中学校・高校の時の制服」(21歳・学生・少しだけある)
「最近着ていないけどまだ着るかもと思っている服」(29歳・パート・少しだけある)
「リメイクしようと思ってなかなかしていない衣類」(19歳・会社員・少しだけある)
「デザインが好きで買ったけど自分に似合わず着ていない服」(25歳・学生・たくさんある)
「通販サイトで買ったものの失敗して一度も着ていない服」(26歳・無職・たくさんある)

「痩せたら着たい」「可愛いデザインだけどもう少し若ければ」……とタラレバを連発してしまう洋服たち。わかります、痩せていればと願うのですが何年もタンスに眠っているんですよね。「いつか」は訪れないと現実を見て、今着られるものを整理したいですね。

【2】書類や本

「いるかもしれない書類や本」(37歳・パート・たくさんある)

連絡先や配布物などの書類系は「後で必要になるかも」「個人情報が載っていて処理しにくい」となかなか捨てられないもの。また本も買ったはいいものの「積読」になってしまいがち。漫画や教科書も2度と読むことはないのに「いつか読むかも……」と放置してしまいますよね。

・書籍系

「読もうと思って読まない本」「教科書」「本」「1回読んだ漫画」(回答多数)
「昔買った雑誌」(28歳・無職・たくさんある)
「ノート、模試」(18歳・学生・たくさんある)
「頑張って取得した資格のテキスト。『いつか役に立つ時がくるかも』『頑張って勉強したから捨てるのはもったいない』と思ってしまう」(32歳・派遣社員・たくさんある)

・書類系

「連絡先」(36歳・派遣社員・たくさんある)
「学校の配布物」(17歳・学生・たくさんある)

【3】思い出のもの

「使わないけど思い出の品」「写真」「大切な物」(回答多数)
「おそろいのもの、記念品」(16歳・学生・たくさんある)
「場所を取る中学校の時の思い出のもの」(17歳・学生・たくさんある)
「手作りのもの、子供の頃に買ったおもちゃ」(17歳・学生・少しだけある)
「赤ちゃんのころから使っているボロボロのバスタオル」(29歳・専業主婦・たくさんある)

大切なものや写真たち。これらは捨てようと思っても捨てられませんし、一度掃除中に見てしまうと「こんなこともあったな…」と思い出沼にハマってしまいます。掃除の時間短縮のためにも、この一箱だけにしようと思い出ボックスを作ってしまうのはアリかもしれませんね。

【4】趣味のグッズ

「芸能人のグッズ」(回答多数)
「昔の趣味のもの」(18歳・学生・少しだけある)
「アニメグッズ」(36歳・専業主婦・少しだけある)
「アイドルのグッズ」(19歳・学生・少しだけある)
「ためていたグッズなど」(18歳・学生・少しだけある)

推しとのお別れは簡単にはできないもの。これまで収集していただけあって、たとえ趣味が変わっていてもなかなか捨てる決断ができませんよね。また「これをもしお金に換えたら……」と、これまで費やしたお金を考えてしまうともったいなくて捨てられません。

【5】ぬいぐるみ

「人形」(18歳・学生・たくさんある)
「フィギュア」(30歳・無職・少しだけある)
「ぬいぐるみ」(16歳・学生・たくさんある)
「昔買ったキャラクターのぬいぐるみ」(36歳・専業主婦・少しだけある)

絶対使わないと分かっているのに買ってしまうものNo.1のぬいぐるみ。飾る用途しかありませんが、なぜか愛着が湧いてしまって手放せなくなってしまうんですよね。いつしか部屋の住人に仲間入りしています。

【6】売れそうなもの

「売れそうなもの」(19歳・学生・少しだけある)
「メルカリで出したら売れそうだけど出すのが面倒な雑誌類」(19歳・学生・たくさんある)
「メルカリに出したいけど大きさがあるので送料計算や梱包作業が面倒な、ディズニーのアニメータードール」(26歳・無職・たくさんある)

送料計算や梱包作業に出品……。「あとで売ろう」と思っていても、面倒な作業を考えるとなかなか動けないですよね。売ってしまえばお金になるかもしれないのに、タンスの肥やしにしておくのはもったいないもの。面倒ですが一度作業をするだけなので、自分に活を入れたいですね。

【7】高価なもの

「美容機器」(38歳・会社員・たくさんある)
「着なくなった高い服」(38歳・会社員・少しだけある)
「昔購入したブランドバッグ、高値で買ったブランドの洋服」(38歳・会社員・たくさんある)
「高いお金を出して買ったのにあまり使っていないもの」(32歳・パート・たくさんある)

高価なものは値段を考えてしまうと捨てにくいもの。奮発したからこそ、「いつか使うかも」「手放すのはもったいない」と考えてしまいます。高いものを買うときには「なんで買ったんだろう……」と後悔しないように、よく考えたいですね。

【8】家族のもの

「家族のもの」(38歳・専業主婦・少しだけある)
「子供の作品」(38歳・会社員・たくさんある)
「子どものおもちゃや保育所の制作。元夫の写っている写真」(30歳・パート・たくさんある)

自分のものではないけれど、子供が作ったものや写真はなかなか整理できませんよね。幼稚園や小学校でたくさんの絵画や作品を持ち帰ってくるはいいものの、捨てるに捨てられず、置いておくにも場所をとるので意外と厄介。気に入ったもののみ残し、あとは写真に収めて、いつでも見れるようにしておくのが良いかも。

【9】プレゼントされたもの

「プレゼントで貰ったもの」(21歳・学生・少しだけある)
「友達から貰った誕生日プレゼントで、自分の趣味ではない物」(16歳・学生)

もらったからには「相手に悪いかも」という気持ちが働いて捨てられませんよね。しかし貰うのは嬉しいのですが、自分の趣味でないものや使いにくいものは正直使い道に困ってしまいます。相手がもらって嬉しいものをプレゼントするようにしたいですね。

【10】紙袋・空き箱

「プレゼントで頂いたブランド物の紙袋」(22歳・学生・少しだけある)
「空き箱や紙袋も、『いつか使う時がくる』と思ってどんどんたまっていく…」(32歳・派遣社員・たくさんある)

おかしの空き缶や空き箱にブランドのショッパー。あとで何かを整理するときに使ったり、サブバックとして利用したり……と使いまわしが出来そうで、どんどん溜まっていってしまいます。5つだけ残そうと数を決めておくと溜まらずにいいかも!

 

さて「捨てたいのに捨てられない」というものがたくさんあるあなたのために、みんなが「捨てるとき」どのような基準で捨てているか、まとめて見ていきましょう!

「モノを捨てるとき」のマイルールがあれば教えてください


【1】そのものにときめくかどうか

「ときめくかどうか」「気分が下がる・気に入らなくなったら」「1軍2軍の優先順位をつける」(回答多数)
「直感」(23歳・自営業・少しだけある)
「好みが変わったら捨てること」(38歳・会社員・少しだけある)
「「こんなの買ったっけ?」など、覚えていなかったものは捨てる」(32歳・パート・たくさんある)

こんまり流片付け法として「ときめくかどうか」が定着していますよね。びびっと来る直感も大事ですし、「好みかどうか」「使い勝手が良くて便利か」「不快でないものか」などをトキメキの基準とすると◎。周りにときめくものの比率が高くなったら、部屋で過ごす気分もあがりそう!

【2】使うか使わないか

「もう使わないと思ったら捨てる」「今後使うかどうか」(回答多数)
「ボロボロになっているかどうか」(28歳・無職・たくさんある)
「『いらない』と思ったら捨てる」(21歳・学生・少しだけある)
「もしその物がない時、買うか買わないか」(18歳・学生・ない)
「一瞬でも使わないって思ったら捨てる。捨てようかなって思ったその時にすぐ捨てる」(21歳・学生・少しだけある)

シンプルに「今後使うかどうか」で判断をするのも◎。どんなに大切でもボロボロになっていたり、可愛くても着る機会がなかったり。今後出番がないのであれば、タンスの肥やしになってしまうだけなので、すぐ捨てるようにしましょう。

【3】期間を決める

1〜2年使わなければ捨てる」「しばらく使っていなかったら」(回答多数)
「一定期間使わなければ捨てる」(36歳・会社員・少しだけある)
「去年着なかったものは捨てる」(29歳・会社員・少しだけある)
「数年使わなければ捨てる」(37歳・会社員・少しだけある)

「使うかどうか」を判断する際に、「いつか使うかも~」と思っていませんか? そんな「いつか」は訪れません。1~2年以内に使ったかなと期間を設けて考えることで、分かりやすく必要か不要か判断できそうですね。

【4】新しいものを買ったら・物が増えたら

「新しいものを買ったとき」(25歳・学生・たくさんある)
「増えすぎたら捨てる」(38歳・自営業・たくさんある)
「新しい服を1着買ったら、1着捨てる」(32歳・派遣社員・たくさんある)
「置き場を確保できなかった時」(36歳・専業主婦・少しだけある)
「保管場所が溢れてきたら選別して捨てる」(22歳・学生・少しだけある)

どんどん買ってしまうと保管場所がなくなってしまいます。「1つ買ったら、同じカテゴリーの要らないもの1つを捨てる」「モノが増え過ぎたら捨てる」など習慣づければ、わざわざ掃除をしなくとも綺麗に整理整頓させておけそうですね!

【5】勢いで捨てる

「迷ったら捨てる」「大掃除に思い切って捨てる」(回答多数)
「一気に捨てる」(17歳・学生・少しだけある)
「勢いでめいっぱい捨てる」(30歳・パート・たくさんある)
「買い直しできるもので使いづらいものは容赦無く捨てる」(29歳・専業主婦・たくさんある)

直感で判断と言われても難しいもの。「迷う」ということは使わないことの方が多いので、「迷ったら思い切って捨ててしまう」のがオススメです。勢いで捨ててしまえば、案外部屋も心もスッキリしそうです。

【6】一度着てみる

「捨てる服は最後着てから捨てる」(38歳・会社員・たくさんある)
「一度着て、気に入れば取っておくしサイズが合わなかったり、デザインが気に入らなかったりするとフリマアプリで売ったりするけど、捨てないで中古ショップに持込します。よっぽど汚れていない限りは捨てません」(36歳・専業主婦)

「どうしても捨てられない」という気持ちがあるのであれば、1度使ってみるのもアリ。本当に着れない、使えないと分かれば、モヤモヤせずにお別れすることが出来ますよね。

【その他】

「細かく分類する」(18歳・学生・たくさんある)
「思い出したくなくなったら」(18歳・学生・たくさんある)
「写真を撮ってから捨てる」(36歳・派遣社員・たくさんある)
「あげられるものは弟にあげる」(16歳・学生・たくさんある)
「何年も置いておいて、捨てることに対して何も思わなくなったら捨てます。罪悪感や、勿体ないなと感じている間はとりあえず置いておきます」(26歳・無職・たくさんある)

他にはこのような回答がありました。捨てずともフリマアプリを利用したり、他の人に譲ったりしている方もいらっしゃいますね。また「使わないけど思い出があるもの」に関しては、写真を撮ってから捨てれば、後で見返せるので、思い出も消えずに断捨離出来そう◎。

この年末は「本当に必要なもの」「ときめくもの」だけを残して、あとは思い切って捨ててしまうのが良いかも! 来年良い運気を掴むためにも、今年中に整理をしましょうね。 (齋藤有紗)