会って5分でナシ判定。マッチングアプリデートで起こる5つのミスマッチ
外出自粛により、出会いが見つかりにくい今日この頃。最近は「出会い系」という悪い印象が薄れ、段々と「恋人を見つける手段」としてマッチングアプリを利用する方も増えてきていますよね。
趣味や性格が一目でわかる、全員が恋愛目的で効率的とメリットも多い……かと思いきや、実際に利用してみると「印象が違いすぎた」なんてことも。そんな失敗も多いマッチングアプリの実態について、株式会社リブセンスが実際にアプリで会ったことがある20〜30代男女400名に行った調査を基にご紹介していきます。
Q.マッチングアプリを始めた目的は?
結婚相手や恋人など、真剣な出会いを求めている人は約8割も。ほとんどが真剣な目的かつ同じ目的ですので、利用するのも安心ですよね。また普段の生活をしていても会わない人に多く出会えるので、選択肢が広がり、運命の相手に出会うことができそう。
Q.交際や結婚に発展した経験はありますか?
実際に交際や結婚に発展した経験がある方は6割以上も。真剣な出会いを求めていれば高確率で素敵な出会いがあるなんて、使わないわけありませんよね。
ではマッチングアプリで出会うにはどの程度の時間をかける必要があるのでしょうか。
Q.ひとりとデートするまでにかかる時間・やり取りする人数は?
マッチ相手を探し始めてからひとり目と対面で会うまでの合計時間は平均20時間、それまでに平均8.6人とやり取りしているそう。多くの人とマッチをする中で、自分の理想の条件に合いそうな人や性格・価値観が合いそうな人を絞っているようですね。
また初デートにかかる時間は準備時間や移動時間を含めて平均4.5時間、さらにマッチ相手を探し始めてからひとりと交際に至るまでに対面で会う人数は平均5.8人という結果に。マッチからデートにかかる24.5時間を約6人にかけていると考えると、相当な時間を割いてしっかり交際相手を見極めていることが分かりますね。
しかしひとりに多くの時間を割いていてもその人と交際するわけでなく、交際に至るまでには何人もの人と出会っているよう。もしかするとマッチする中で絞って初デートをしたとしても、ミスマッチをしているケースがあるのかもしれませんね。
Q.マッチした相手と対面で会う際に、ミスマッチを起こした経験について教えてください
事前に得ていた顔写真やマッチングアプリ利用の目的、テキストチャット上での会話の印象と実物のネガティブなギャップをミスマッチとした際、77.3%が経験アリという結果に。
しかも「会った瞬間(5分程度)に気づいた」「初めてのデート中にしばらくして気がついた」と、6割以上が初回のデート中に「あれ……」とミスマッチに気づいているそう。やはり実際に会ってみないと分からないことが多いようですね。
Q.ミスマッチを感じた理由は?
1位 顔写真と実際の印象が違った
2位 メッセージと対面での会話の印象が違った
3位 プロフィールに書いてあった性格と対面で会って感じた性格が違った
4位 マッチングアプリ利用の目的がプロフィールや事前のやり取りと違った
5位 プロフィールに書いてあった経歴と対面で会って得た情報が違った
特にミスマッチの中で多かったのが「顔写真と実際の印象が違う」事件。今やだれでも写真を加工できるため、想像以下になることが多いようですね。なんで一発でバレてしまうことをするのでしょうか……。これは合った瞬間に気づいてしまいますよね。
次いで多かったのが「メッセージと対面での会話の印象が違う」という回答。話し方の癖やメッセージは何時間も考えて発言できるため、対面での印象とは違うことが起きてしまうそう。事前に得られる情報には限界があり、「外見」「会話の内容」「性格」「目的」「経歴」と会えばすぐにわかるような5つのミスマッチが多く発生してしまうようですね。
現代の出会いの手段になってきたマッチングアプリですが、最終的には個人の外見や内面・会話の内容などその人自身の魅力によるところがやはり多いよう。多くの人に出会えるからと自分磨きを怠るのでなく、外見も内面も磨くことで、より素敵な人に出会える確率が高くなりそうですね♡ (齋藤有紗)