2021年も残りわずか…来年こそはやりたいことランキング、ぶっちぎりの1位は…?
12月になり、今年もあっとういまに残り1か月を切りました。昨年に引き続き、コロナ禍ということで様々な場面で自粛をした方も多いはず。そんな1年の振り返りと、来年こそはやりたいことについて、PGF生命(プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険株式会社)が20~79歳の男女を対象に「くらしの総決算2021」調査を実施。2000人の調査結果をもとに気になるランキングを見ていきましょう!
■今年1年を100点満点で評価すると何点?
全回答者(2,000名)に、今年1年を100点満点で評価するとしたら何点か聞いたところ、「50点台」(23.0%)に最も多くの回答が集まったほか、「60点台」(13.2%)や「70点台」(15.0%)、「80点台」(14.5%)も全体の1割を超え、平均は56.4点でした。『80点以上』と高得点を付けた割合は23.8%となりました。
80点以上と答えた方にその理由を聞いてみると、
【60-70代女性】
「不自由なくらしの中でも、日々笑顔で過ごせた」(80点)
「配偶者とともに無事に過ごすことができた」(90点)
「仕事が順調で充実した日々を送ることができた」(95点)
「弱気になったことはあったが、何事にもくじけることなく、前向きに過ごせた」(98点)
【40代男性】
「コロナ対策をしながらしっかりと生活できたが、趣味を満喫できずストレス発散に苦労した」(80点)
「コロナに感染せず無事に過ごすことができ、仕事も順調だった」(85点)
「健康意識が高まり生活リズムを改善できた」(90点)
「コロナ禍で不便なことはあったが、なんとかやりくりできた」(95点)
といった回答が見られました。高得点と評価した人の中には、コロナ禍で自粛を余儀なくされたり、行動制限が課せられたりしている中でも、暮らし方・楽しみ方を工夫したり、健康意識を高めたりすることで、高い生活満足度を得られた人が多いのかもしれません。
■来年やりたいことランキング
来年実現したい目標を聞いたところ、「旅行」がダントツ1位という結果に! 来年は、コロナ禍で溜まったストレスの発散や、家族や友人との思い出づくりなどのために旅行をしたいと考えている人が多いのではないでしょうか。次いで、2位「就職・転職」、3位「ダイエット」、4位「貯蓄」、5位「健康維持・健康づくり」となりました。
男女別にみると、男女とも「旅行」が1位となり、男性では2位「就職・転職」、3位「収入アップ」、女性では2位「ダイエット」、3位「貯蓄」となりました。上位に就職・転職がランクインしたのも、コロナ禍の影響なのかもしれません。
■来年お金をかけたいことはありますか?
また、来年お金をかけたいと思うものを聞いたところ、「娯楽費」(22.4%)が最も高くなりました。コロナ禍で趣味やレジャーを十分に楽しむことができず我慢をしてきた反動から、“リベンジ消費”として来年は娯楽にお金をかけたいという人が多いのではないでしょうか。
次に多かったのが、「食費(外食費、酒代含む)」(12.4%)、「交際費」(12.0%)、「美容費」(7.1%)、「被服費(アクセサリー含む)」(5.6%)。外出機会に関する出費が上位にランクインしました。年代別にみると、60代・70代では「娯楽費」(30.8%)が全体と比べて高くなりました。
コロナ禍という新しいライフスタイルの中で過ごした2021年。あなた自身の1年間は何点でしたか? 健康面をしっかり意識しつつも、自分なりの楽しみ方を見つけつつ過ごしたという方が多いのではないでしょうか。来年も皆さんにとってより楽しい1年になりますように!(大嶋美穂)