性格形成に関係あり!生まれ順でわかる!上手に付き合う秘訣

生まれ順でわかる!上手に付き合う秘訣

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生まれた順番は、その人の性格を大きく形づくります。もちろん、付き合い方やコミュニケーションのつくり方もそれぞれ異なります。そこに合わせて接することで、相手から好印象を引き出し、より良い関係を構築することもできるのです。そこで今回は、生まれ順別に「上手に付き合う秘訣」をご紹介いたします。

長男・長女の相手には……長所と短所の両面提示をする

好きな相手には、なるべく自分のいい面を見てほしいものですよね。でも、長男・長女とカップルになれたのなら、長所だけを見せようとするのは避けたほうがいいかもしれません。彼は人の裏面を見るところがあります。そのため、自分の短所も伝えることが大切なのです。第一子は、いいところばかり強調されると、「本当かな?」と疑ってしまうもの。そのため、自分の短所を先に示した上で、長所も知ってもらう“両面提示”をすることが、長続きするための方法なのです。

真ん中っ子の相手には……上手におだててコントロールする

真ん中っ子は、周囲や人からの期待にとても敏感なタイプ。ほめられることで、認められた・期待に応えることができたと考え、モチベーションが向上していくのです。もしも相手といい関係でいたいなら、上手にほめることを心がけるといいでしょう。そのためのポイントは、結果よりも結果に至るまでの努力や過程をほめること。あなたがほめ上手になれれば、きっとさらに相思相愛になれるでしょう。

末っ子の相手には……甘やかすだけでなくキチンと叱ってあげる

末っ子は、大人になってもいつまでも甘えん坊な性格を持っているタイプ。そんな相手には、あなたが“お姉さん・お兄さん”にならなくてはいけません。付き合っていればさまざまなことが起こりますよね。それは、ポジティブなことだけではなく、ネガティブなことも少なくありません。そんなときは、相手を上手に叱ることも大切なコミュニケーションのひとつです。もちろん、叱る際にはやる気をそがないよう配慮が必要です。相手と同じ目線、対等の関係で注意することができれば、ケンカすらも仲良くなるための材料になるはずです。

一人っ子の相手には……お互い打ち解けるための段取りをつける

もしも一人っ子と晴れてカップルになれたら、すぐにやるべきことがあります。それは、相手の下の名前で呼び捨てにし、自分も下の名前で呼んでもらうことです。付き合うまでは名字で呼んでいたり、“さん付け”していたとしても、呼び方を切り替えてみましょう。一人っ子は自分の世界を大切にするタイプなので、打ち解けないといつまでも距離が縮まらなくなってしまうのです。そのため、お互いの名前を、親しみを込めて呼び合ってみて。きっとお互いのことがもっと愛おしくなり、いい関係をつくることができるはずです。

おわりに

心理学者のケヴィン・レーマン博士は、兄弟が産まれる順番について1967年より研究を続け、その調査結果をまとめました。その結果によると、兄弟の中で長男・長女なのか、真ん中なのか、末っ子なのか、はたまた一人っ子なのか…… これらの要因は人格形成の過程で非常に強い影響を持つそうです。さらに、兄弟に対する態度や考え方、また両親の兄弟に対する接し方なども複雑に絡み合って個性を形成していきます。そこを知ることで、相手との付き合い方は何倍にも楽しく意義のあるものになると言えます。(脇田尚揮)

脇田尚揮
認定心理士。Ameba公式No.1占い師として雑誌やTVなどに取り上げられ、テレビ東京「なないろ日和」にてレギュラーコーナー担当。また、自身が監修したアプリ 「マル見え心理テスト」はTBS 「王様のブランチ」 などでも紹介され、120万DL。著書『生まれた日はすべてを知っている。』(河出書房新社)。