「鄙びる」って正しく読めますか?
普段なにげなく使っている日本語でも、漢字表記になると急に読めなくなってしまうことがありますよね。たとえば、公園で人気の「鞦韆」や、心に重くのしかかっている「蟠り」、日常会話でもよく使う「碌に」など。
そんな「知っているのに読めない」日本語シリーズから、本日のお題はこちら!
「鄙びる」。
なんだか不思議な形の漢字で、何コレ……と感じる方が多いかもしれません。ですがこちらも読み方を聞けば「ああ知ってる! 」と思うような、おなじみの日本語なんです。
■ここでヒント!
読み方を推理するために、ヒントとしてまずは言葉の意味を見てみましょう。小学館デジタル大辞泉によると、「鄙びる」とは次のような意味です。
「いかにも田舎という感じがする。いなかめく。」
現代の多くの人にとっては、「鄙びる」より「鄙びた」という表現の方がなじみ深いかもしれません。たとえば「鄙びた雰囲気の山村」とか、「山あいの鄙びた温泉街」といったように使われることが多いです。
そんな「鄙びる」はいったいなんと読むのでしょうか? この辺りで正解を見てみましょう。
■正解は、こちら!
「鄙びる」の読み方、正解は「ひなびる」でした! 鄙という漢字は「いなかめいている。素朴な感じがする」といった意味合いを持っていて、辺鄙(へんぴ)という日本語にも使われています。
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