【難読】虫+皇=「蝗」なんて読む?絶対知ってる、あの生き物です

ひらがなやカタカナで見ることが多い生き物の名前は、漢字で書かれると読めないことも結構あります。たとえば水族館の人気者である「膃肭臍」、冬のイベントと関連の深い「馴鹿」、ペットとしてもおなじみの「音呼」など。 

そんな「知っているのに読めない」生き物の名前シリーズから、本日のお題はこちら! 

「蝗」 

虫+皇と書いて蝗。こちらも私たちにとっておなじみの生き物の名前なのですが、いったいなんと読むのでしょうか? 

 

・ヒント1 昆虫です 

漢字の中に「虫」の字が入っていることからも推理できるとおり、この生き物は昆虫の仲間です。 

 

・ヒント2 田んぼにいます 

日本で「蝗」を見かける機会が多いのは、夏〜秋にかけての水田や湿田です。稲を食べてしまうので、農家の人にとってはちょっと厄介な存在かも。 

 

・ヒント3 別の漢字で書くと? 

同じ生き物を別の漢字で書くと……「稲子」となります。 

 

さて、もうお分かりですね? ではさっそく正解を見てみましょう。 

 

■正解は、こちら! 

「蝗」の読み方、正解は「いなご」でした!(「ばった」と読む場合もあります) 

蝗(いなご)はイナゴ科イナゴ属の昆虫の総称ですが、あんな小さな昆虫を表す漢字がなぜ「虫+皇」なのか、ちょっと不思議ですよね。 

 

一説によれば、昔の中国では「イナゴが農作物に大きな被害を与えるのは、皇帝の不道徳な行いに対する天罰である」と考えられていたのだとか。そのため、蝗という字になったのではないかと言われています。 

 

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(豊島オリカ) 

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