「蔑ろ」って読めますか？絶対聞いたことあるあの言葉です！
おなじみの日本語でも、漢字で見ると「読めない」ということ、ありませんか？
とっても気持ちいい「滑滑」や「総総」。
日常会話でも使う「而も」「態と」…などなど。
そんな「読めそうで意外と読めない日本語」クイズ、本日のお題はこちらです。
「蔑ろ」。
この日本語もきっと聞いたことのあるおなじみの言葉なのですが、いったいなんと読むのでしょうか？
読み方を探るヒントとして、まずは言葉の意味を調べてみましょう。
小学館『デジタル大辞泉』によると、「蔑ろ」の意味は次のとおりです。
（1）あってもないもののように軽んじること。また、そのさま。
（2）しまりのないさま。だらしのないさま。
どちらかといえば（1）の意味で使われることが多いでしょうか。「親を蔑ろにする」とか「勉強を蔑ろにする」といったふうに使われます。
ちなみにひらがなで書くと「○○○○ろ」の5文字です。
……さあ、読み方がピンと来ましたか？ では正解を見てみましょう！
■正解は……こちら！
「蔑ろ」の読み方、正解は「ないがしろ」でした。
デジタル大辞泉によると、「ないがしろ」という言葉は「ないに等しいもの」を意味する「無きが代（なきがしろ）」が変化したものと言われています。
そこにないものみたいに扱われたら、「蔑ろにしないで！」と思ってしまいますよね。
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（豊島オリカ）
