友達や恋人のファッションがダサいと思ったとき、率直に伝える人の割合は…

友達や恋人のファッション、ダサいと思ったら伝える?


ファッションは人によって好みの差が激しいもの。そう分かっていても、一緒に出かける友人や恋人のファッションを見て正直ダサい…って思った経験、意外とありますよね。そんなとき、ストレートにダサいと言うべきか困ったことがある人も多いはず。

そこで今回は、株式会社NEXERが運営するファストレンドが男女1200人を対象に行ったアンケートを元に「友達や恋人のファッションがダサかったときの対応法」についてご紹介します。さっそく見ていきましょう。

 

友人の場合、「伝えない」が多数派


まずは「友達と出かけることがある」と回答したすべての人に、「友達と出かけた際に、友達のファッションがあまりにもダサいと思ったらその旨を直接伝えますか? 」と聞いてみました。結果はこちら!

友達と出かけた際に、友達のファッションがあまりにもダサいと思ったらその旨を直接伝えますか?

女性の12.3%男性の27.5%「伝える」という結果に。男女ともに直接伝える人は少数派のようです。確かに、ファッションはナイーブな部分なので、今後の関係がギクシャクしてしまいそうで言いづらいですよね。しかし、特に男性は3割近くが「伝える」と回答しており、伝える派も少なからずいることが分かります。そこで、次は「伝える」と回答した人に、どのように伝えるかについても聞いてみました。

伝えるなら「単刀直入」に!


友達のファッションがダサいと思っても伝えないという人が多数派だったものの、伝える人も少なからずいるよう。では、どのように伝えるのか? その結果がこちらです。

 

どのように伝えますか?

「その場で単刀直入に伝える」が、男女ともに最も多い結果となりました。「その場で遠回しに伝える」と回答した人も特に女性に多いものの、大多数があとからLINEやメールといったメッセージで伝えるのではなく、その場で直接伝えるようです。「伝えるならはっきり言う」という勇気が伝わる結果ですね。

ちなみに、「伝える」「伝えない」それぞれの理由も聞いてみました。いくつかご紹介します。

■伝える(その場で単刀直入に)

・その服ダサい! 組み合わせ変! と気軽に言える関係の子としか遊ばないから。変なものは変と伝えたほうがいいと思う。(20代/女性)

・友達のために、もっと似合う服を提案したいから。(40代/女性)

 

■伝える(その場で遠回しに)

・ダサいとはっきり言うと傷つくと思うので遠回しに言う。この服とこのスカートは合わないから、こういう形の服の方が合うよなどの言い方で伝えた方が相手も傷つけず納得してくれそうだから。(40代/女性)

・後から伝えると、なぜそのとき言わなかったのかとなりそうなので、その場でさりげなく伝える。(40代/女性)

・あまりにもファッションに無頓着な友人で言わずにはいられなかった。でも、直球で言って後々気まずくなるのも嫌なので遠まわしに伝えた。(50代/男性)

 

■伝える(あとからメッセージで遠回しに)

・ストレートには言いにくい、でも、伝えないとモヤモヤするから。(40代/女性)

 

単刀直入に伝えるという人からは「はっきり言える関係の子としか遊ばない」という声が多く寄せられました。信頼があるからこそ言えるっていうのは納得できますね。また、反対の立場であっても言ってほしいからという意見も。他、あからさまにダサいとは言わずにコーデの提案をするという人や、やっぱり直接は伝えられずメッセージでという人も。好みはそれぞれですが、相手のためを想って伝えるという気持ちが伺えました。

 

■伝えない

・一周まわって超おしゃれなのかな? と思うから。(30代/女性)

・人のファッションに口出しできるほど自分のファッションが優れてる自信もないし、個性の問題だから。(30代/女性)

・ファッションは人それぞれの見方があるし、それを言ってしまうと次に一緒に行動する時に気まずくなる可能性が高いから。(30代/女性)

・人それぞれ好きなファッションがあるので、指摘したらその人を否定したことになるから。(40代/女性)

伝えない理由としては、「指摘するほど自分のファッションセンスに自信がないから」「本人が気に入っているのであればそれでいいから」などの声が寄せられました。確かに、アドバイスできるほどのセンスが自分にあるのか不安というのは分かりますね。友達だからこそ相手の個性を尊重したいという気持ちが見えてきました。

 

友人の場合の傾向が見えてきたところで、続いて、恋人の場合を見てみましょう。

 

半数以上が「友達には伝えないけど恋人には伝える」


友達に対しては「ダサいと思っても伝えない」が大多数でしたが、恋人になると変化があるのでしょうか。ということで、ここでは「交際相手と出かけることがある」と回答した人に「交際相手と出かけた際に、交際相手のファッションがあまりにもダサいと思ったらその旨を直接伝えますか? 」と聞いてみました。結果はこちら!

 

交際相手と出かけた際に、交際相手のファッションがあまりにもダサいと思ったらその旨を直接伝えますか?

女性の55.8%男性の30%「伝える」と回答しました。特に、女性は友達相手の場合と交際相手の場合で「伝える」割合に大きく差が出ており、恋人の場合はなんと5割を超える結果に

また、「友達なら伝えないけど交際相手なら伝える」という女性がどれほどいるのかも集計したところ次のような結果に。

 

友達なら伝えないけど交際相手なら伝える割合

友達には伝えないと回答した女性の半数以上が、恋人には「伝える」と回答しました。意外な傾向が表れましたね。友達は今後の関係を懸念して言いづらくても、恋人に対しては厳しくありたいという女性が多いとも言えそうです。次は、こちらも伝え方を見てみましょう。

 

男女ともに「単刀直入」が多数派


友達の場合に比べて、恋人の場合は「ダサいと伝える」人が男女ともに多いことが見えてきました。では、どのように伝えるのでしょうか? 結果はこちら。

 

どのように伝えますか?

友達相手と同様、交際相手の場合でも、大半の人が「その場で伝える」と回答しました。やはり、伝えるならはっきり言いたい人が多いようです。

こちらも「伝える」「伝えない」それぞれの理由を聞いてみました。いくつかご紹介します。

 

■伝える(その場で単刀直入に)

・後から伝えたら、相手が「あの日ずっとダサいと思われてたんだ」とショックを受けると思うし、遠回しに言って通じなかったら意味ないのではっきり言います。(20代/女性)

・相手にもよるが、服にこだわりがない人なら、伝えて一緒に服を選んだりできると思うから。(40代/女性)

・次会うときのことも考えて、好みの服でないと伝える。(40代/女性)

 

■伝える(その場で遠回しに)

・ダサいという言い方ではなく、「こういうの似合いそうだね」と雑誌やウィンドウショッピング中に伝えたりする。(30代/女性)

・人それぞれの感覚があるので、強く否定はせずに自分の感覚を柔らかく伝える。(50代/男性)

・単刀直入に言うと傷つくので、冗談交じりでその場の雰囲気が悪くならない程度に話す。(30代/女性)

 

単刀直入に伝えた方が後々ショックを受けないと考える人もいる一方、ダサいとは言わずやんわりと伝えた方が傷つかないと考える人もいました。言い方の問題ですが、相手を傷つけないことがポイントとなりそうです。

 

■伝えない

・異性のファッションの感覚は違うため、伝えにくいし自分の感性とは異なる可能性もあるため。(30代/女性)

・喧嘩したくないので誕生日などにプレゼントして気長に変えていく。(30代/女性)

・その場で指摘するのではなく、似合いそうな服をプレゼントするなどの方法もあるから。(40代/女性)

・恋人になった時点で受け入れているから。(30代/男性)

 

伝えない理由としては、異性のファッションにはあまり詳しくないという人や、直接伝えずに似合いそうな服をプレゼントすればいいからという声が多く寄せられました。また、「それも含めて恋人になったから」という素敵なコメントも。何をもってダサいと判断するのかという難しさもあると言えそうです。

 

以上「友達や恋人のファッションがダサかったときの対応法」を紹介しました。「ダサいと思っても伝えない」人が多数派だったものの、特に女性は、友達相手の場合と恋人相手の場合で大きく差が出るという意外な傾向があるようです。もちろん正解はない問題ですが、言葉の使い方には気を付けつつ、はっきり伝えることが相手のためになることもありそうですね♡(澤夏花)

 

情報提供元/株式会社NEXERファストレンド