本当に転職するか悩む方へ。先輩が語る「転職しない方が良いケース」TOP10

本当に転職すべきか悩む方へ。先輩が語る「転職しない方が良いケース」1位はあの不満。


収入のことであったり、仕事内容への不満であったり。「もっと楽しい仕事もあるのではないか」「もっと良い条件があるかも」と、転職を一度は考えたことがある方は多いのではないでしょうか。

しかし転職をしたい気持ちはあっても、「今の仕事を手放してよいのか」と本当に転職すべきか悩んでしまいますよね。そこで今回は転職経験のある男女500人に聞いた「転職しないほうがいいと思うケース」を株式会社ビズヒッツの調査をもとに、ランキング形式でご紹介していきます。

転職しないほうがいいと思うケースランキング

5位 現職の給料・福利厚生が充実している(26票)

「現職のお給料や福利厚生がしっかりしているのであれば、転職すると後悔する可能性が高い」(30代女性)
「現職と同程度の好待遇で雇ってくれる企業があるのか、よく考えた方がいいと思います」(40代男性)
「給料・福利厚生が転職前より悪くなるときは思いとどまったほうがいい。モチベーションが下がるため」(60代以上男性)

転職したくても「現職の給料・福利厚生が充実しているのであれば、思いとどまったほうがいい」そう。これまでのような給与・働き方ではなくなってしまったら、理想の生活とは離れたものになってしまいます。また女性の場合は「妊娠・出産・育児などで環境が変わっても長く働けるのか」も要確認が必要です。

4位 転職理由があいまい(32票)

「「なんとなく」で転職をしてしまうと、職場によっては「前の仕事の方がよかった」と思ってしまう」(20代男性)
「なんとなく仕事を辞めてしまうと、転職理由を聞かれたときに見抜かれて、採用が不利になると思います」(30代男性)
「「とにかく今の仕事環境から逃れたい」という理由はやめたほうがいい。「逃げ出せばいい」という成功経験が植えついてしまい、転職先でも同じことを繰り返す可能性が高い」(40代女性)

明確な目的や目標など、やりたいことをハッキリさせることも大切です。特に理由なく仕事を辞めてしまうと、「すぐ転職するクセ」がついたり、「面接でも熱意が伝わりにくくて不利」といったことも。感情のままに行動したら、あとで後悔することもありますよ!

3位 収入に不満(63票)

「とくに若い年代の場合ですが、長い目でみれば給料は少しずつでも上がっていくし、同じ会社で頑張っていれば出世できる可能性が高いので」(20代男性)
「給料が高くても、残業時間が増える可能性がある。給料だけで転職しないほうがよい」(30代男性)
「いくら給与が良くても「休日返上」「残業が多い」など働き方に問題がある職場もあるから」(40代女性)

やっぱり欲望には従いたくなるもの。周りの友人の話を聞いていて、給料の違いに劣等感を感じることもありますよね。しかし高給料の裏には残業があるかもしれないし、次第に昇給することも考えられます。また「転職後は給料ダウンするケースが多い」「スキルがなければ年収アップは難しい」という声もあるので、よく確認をしましょうね。

2位 仕事内容に不満(103票)

「今の仕事が嫌で転職すると、転職先の仕事もだいたい好きにはなれない。また転職したくなる」(20代女性)
「仕事がつまらないのは今だけかもしれないから。また交渉次第で現状を打破できる可能性があるかもしれないから」(30代女性)
「おもしろくない仕事をおもしろくしてこそ自己の成長があるから。「仕事がおもしろくないから」と辞める人は、次の職場も同じ理由で辞める」(60代以上男性)

仕事内容が不満でも、意識を変えたり、周りに相談をすれば現状を改善できる可能性があります。実際「仕事が多すぎて辛かったが、上司に相談したら増員してもらえた」という人も。やりがいを見つけたいのであれば、仕事以外で見つけてみるのもアリですよね。まずは現状を変えるために、やるだけのことをやるのも大事◎。

1位 人間関係に不満(156票)

「現状の人間関係がよくなくても、いつまでも続くわけではない。仕事内容・給料に不満がなければ辞めるのはもったいないと思う」(20代女性)
「相談すると別部署に異動させてくれる可能性が高いから」(30代男性)
「「人間関係がしんどいから転職したい」だけなら、転職はやめた方がいいと思います。どこにいっても人間関係はしんどいです」(40代女性)

パワハラは別ですが、ただ上司・同僚が嫌いだからという理由だけであれば「もったいない」ようです。異動で人間関係が変わる可能性もありますし、どこへ行っても合わない人はいます。気にしないように自分の考えを変えることも、もしかしたら重要かもしれませんね。

6位~10位はこのような結果になりました。

どんな会社にも欠点はありますし、隣の芝生は青く見えてしまうもの。もしも「やりたいことがある」わけでなく、今の仕事の不満から転職を考えているのならば思いとどまることも大切。人間関係や仕事の悩みから感情的にならず、一度自分で客観的に「転職すべきか」判断してみてくださいね◎。 (齋藤有紗)

情報提供元/株式会社ビズヒッツ