ヘアサロンやネイルサロンにエステ。自分のことを美しくしてくれるサロンに行く時間って、至福。体をキレイにすると不思議と心まですっと整うよう。
都道府県別に「美容サロンに使っている金額ランキング」を見ていくと、流行の最先端が集まる東京をはじめとする大都市ばかりがランクインしていそう…と思っていたら意外とそうでもないようです。
今回は株式会社リクルートが全国の20~39歳の女性1万8712人を対象に行ったアンケートを基に都道府県別の【直近1年間の美容サロン利用における美容意識】についてランキング形式でご紹介します! 皆さんがお住まいの都道府県はランクインしているでしょうか? 早速見ていきましょう♪
【都道府県別】ここ3カ月の美容サロン利用金額ランキング
■美容サロンの3カ月間の利用金額ランキング(TOP10)
1.東京都 7656円
2.愛知県 7555円
3.神奈川県 7170円
4.富山県 7090円
5.石川県 6961円
6.山梨県 6879円
7.島根県 6843円
8.鳥取県 6821円
9.愛媛県 6800円
10.大分県 6741円
美容サロンの3カ月間の利用金額の第一位はやはり東京都! これには納得…という人が多いのではないでしょうか。全体を通してみると、各県100円程度の差なのに対して1位の東京都と2位の愛知県は3位との差が大きいことが分かります。
■美容室の年間利用金額ランキング(TOP10)
1.愛知県 3万4432円
2.富山県 3万2288円
3.山梨県 3万1650円
4.愛媛県 3万1259円
5.東京都 3万1259円
6.石川県 3万133円
7.鳥取県 2万9984円
8.島根県 2万9645円
9.大分県 2万9536円
10.山口県 2万9523円
美容室の年間利用金額ランキングでは、先ほど3位から大きく差をつけて2位に輝いた愛知県が再び他県と差をつけて堂々の1位に! 一方、先ほど1位だった東京都は5位という結果でした。
【プロが解説】ランキング上位の愛知県と東京都、その実態は?
■研究員からの解説
株式会社リクルートが運営する美容に関する調査研究機関「ホットペッパービューティーアカデミー」の研究員に東京都と愛知県それぞれの特徴をご解説いただきました。
美容サロンの3カ月間の利用金額1位の東京都は、「ネイルサロン」や「エステサロン(ボディ/痩身)」、「リラクゼーションサロン(着衣・脱衣)」、「アイビューティーサロン」の利用率も1位で、幅広いサロン利用が特徴的です。美容室の年間利用金額も5位と高いです。単価の高いハイトーンカラーの流行も影響しているでしょう。
美容サロンの3カ月間の利用金額2位の愛知県は、美容室の年間利用金額では1位。昔は「名古屋巻き」という巻き髪が流行しましたが、今は韓国や中国の流行を取り入れた巻き髪が人気です。カラーやパーマの利用回数が全国平均より多く、高い美容意識がうかがえます。
■「都道府県別」トレンドインタビュー
【東京都】ALBUM GINZA(アルバム ギンザ)
ハイトーンカラーが近年非常に人気ですが、コロナ禍でハイトーンカラーのダメージに対するケアニーズの高まりを感じます。セットで「トリートメント」のメニューを頼まれる方も増えています。(ディレクター 伊藤 佑記さん)
【愛知県】THE OSCAR(ジ オスカー)
韓国や中国の流行を取り入れたカラーや巻き髪、カットスタイルが増えています。コロナ禍でSNSの影響がさらに大きくなり、お客さまの視点がグローバルになっているようです。(取締役 増田 愛子さん)
皆さんがお住まいの地域はランクインしていましたか? 何かとふさぎこみがちなコロナ禍の今、情勢やタイミングを見て、気分転換に美容サロンを訪れてみてはいかが?(山口彩楓)