「アシメ」とは「左右非対称」という意味で、髪の左右で長さやスタイルが異なるヘアスタイルのこと。長さが非対称なことから、顔に縦のラインができ、小顔効果も。いつも前髪をセンター分けにしているなら、サイドに寄せてみたりするだけでも雰囲気がグッと変わります。ちょっとヘアスタイルを変えてみたいと思ったら、前髪から取り入れてみるのもおすすめです。ショートからロングにおすすめなアシメヘアや前髪をご紹介します。
最近よく聞く「アシメトリー」「アシメ」って?
■「アシメ」とは、「アシメトリー」の略のこと
ファッション用語では、非対称のファッションのことを指します。
左右や前後の裾の長さが非対称となっていたり、長さが極端に違っていたりしているジャケットやスカートのことを「アシメ」アイテムと呼びます。取り入れるだけでおしゃれ感がUPしちゃうから、1枚でコーデがキマると評判!
おすすめのアシメショートやボブのヘアアレンジ
■束感マッシュショート
毛先をパツンと切ることで重さを出しつつ、全体的に丸みのあるフォルムで柔らかさを表現したショートヘア。前髪からサイドに流して動きを出すとアシメ風に。
■重めのカジュアルアシメのボブスタイル
毛先と表面をアイロンで軽く巻いた動きのあるカジュアルスタイル。分け目を左右どちらかに寄せてボリュームをサイドに出すことで、ちょっぴりアシメ風に。内巻きと外巻きを混ぜて、もっと非対称に仕上げても◎。
■ボブヘア必見!簡単にできるメリハリアシメアレンジ
ヘアピン2本のみでできるアシメアレンジ。ヘアアレンジに悩みがちなボブヘアでも、簡単にメリハリのあるアレンジに仕上がります。ゴールドのピンを選ぶと、華やかさがでるのでおすすめ♡
How to
①片サイド(前髪を分ける方がおすすめ)の髪をねじって、耳にかけてピンで留めていきます。
②ピンで留めたら、毛先は軽くほぐします。
③コテを使ってボリューム感を出します。逆側はアシンメトリーになるようにふんわりさせたいので、表面の部分の髪をとって適当に巻いていきます。毛束は細めで、根元近くまで巻いていくのがポイント。
同じようなプロセスで、3か所くらい束をつくって巻いていきます。
④巻き終わったら、毛束をほぐします。
完成!
ミデイアムヘアにおすすめのアシメ前髪とアレンジ
■アシメ×透け感ラウンドショートバング
おでこが広い人や垢抜けたい人にぴったりの短め前髪。眉上でカットすると個性的になりがちですが、アシメにしたり隙間を作って軽く見せることで「やりすぎ感」が軽減され、ぐんと身近なスタイルに。
■真ん中短く、サイド長くの「大人ベビーバング」
真ん中を短めにカットし、サイドを長めにして自然につなげるようにしたアシメ前髪。サイドとつなげることで小顔効果も♡
■アンニュイなシースルーバングのズルかわヘアアレンジ
長めの前髪にカーブをつけて流し、わざとじゃまっぽく見せるスタイル。分け目を変えることで軽さと薄さが出て、気だるげな女っぽさがじゅわっとにじみます♪
How to
①フロントを全体的に濡らして地肌をこするようにしながら乾かし、前髪のクセをリセット。
②8:2の横分けにし、横に流しながらドライヤーの熱を当ててけ流れを固定します。
③髪が少ないほうのサイドを耳にかけ、少量のバームをなじませ、やや束っぽく。
完成! 分け目をざっくりとサイドに寄せることで、女っぽさがUP!
ロングヘアのアシメバングのアレンジ
■アシメでアレンジ自在の「2wayバング」
片方を短くカットし、もう片方に向かって長くなるように仕上げたアシメ前髪。反対側に流すことで、前髪なしスタイルも楽しめる2way仕様♡
■こなれた斜め流し前髪のアシメアレンジ
アシメにカットしなくても、斜めに流せばアシメ風に。斜めに流した前髪は、きちんと感もばっちり♡
How to
①まず、前髪をざっくりとまとめて、毛束を床と平行くらいまで持ち上げて内巻きにしていきます。 使用するマジックカーラーは、太めのものを選ぶとベスト!
②太めのアイロンを縦に持ち、前髪が横に流れるようにクセづけていきます。 毛先を横に流すイメージで巻いていくのがポイント。
③毛束はまとめて取らず、少しずつ巻いた方が全体に馴染みやすいのでオススメです。
④最後は、カーブをつけながら横分けに。指先にミディアムハードワックスを少しつけて、毛をつまむようにしながら馴染ませていきます。
完成!