「設える」なんて読む?「せつえる」じゃなくて、聞けば納得のあの言葉
日常生活の中で「この漢字、読めそうで読めないなあ」と感じることはありませんか?
漢字そのものは簡単なのに、読み方はいまいち分からない。そんな日本語って結構多いですよね。
たとえば、「不束」「熱り」「連む」「中る」など。
そんな読めそうで意外と読めない日本語にまつわる日本語クイズ、本日のお題はこちらです。
「設える」という日本語、なんと読むか分かりますか? もちろん「せつえる」じゃありませんよ!
設定や設営の「設」に「える」が付いた、この日本語。まずは意味から調べてみましょう。小学館デジタル大辞泉によると、「設える」の意味は次のとおりです。
(1)こしらえ設ける。備え付ける。
(2)部屋などを整え、飾り付ける。
日常では、このような使われ方をしています。
・庭に物置を設える
・部屋に飾り棚を設える
・洋風に設えた客間
……などなど。
そんな「設える」いったいなんと読むのでしょうか? 早速、正解を見てみましょう!
「設える」の読み方は「しつらえる」でした。
もし上司に「会議室をイベント仕様に設えておいてね」と言われたら、備品の準備や飾り付けなどをお願いしたいという意味です。覚えておくと良いかも♪
1分で日本語に詳しくなれるCanCam.jpの日本語クイズは、毎朝6時に更新中です。明日もぜひ遊びに来てくださいね。(豊島オリカ)