そろそろ12月も目前! 忘年会シーズンが始まります!
あなたは忘年会など、大人数が集まる飲み会の幹事を務めたことはありますか?
初めて幹事をするときって、なかなか不安も多いのではないでしょうか。そこで今回は株式会社イオレが幹事経験者517名に調査した、忘年会を成功に導くコツを紹介します。
◆幹事経験者に聞きました!忘年会を成功に導くコツは?
これまでに幹事を務めた経験のある人が「これはうまくいった」と感じた忘年会を成功に導くコツを聞いてみました! 実践的なアドバイスなので是非参考にしてみてください。
【お店選び】
・詳細な人数が確定しない段階でも、とにかく早い時期にお店を予約する
・会場のお店は参加者から公募する
・個室のあるお店を選び、機密情報等の漏洩を防いだり、別の客に迷惑を掛けないようにする
早い段階からのお店の予約はとても大切! 忘年会シーズン、いいお店やちょうどいい時間からどんどん埋まっていくので、とにかく店選びは早く! が鉄則。気づいたときにはもうどこもお店が取れない……という事態になってしまうかもしれません。
そして人数が多いのであれば、個室を選んだほうが酔った勢いでの機密情報漏えい防止にもなるのでベター。
【お店のメニュー】
・あらかじめ、参加者に料理の好みを確認したうえでお店選びをする
・お酒を飲まない人に「損をした」と思わせないよう、その人はスイーツを頼めるようにお店に依頼する
たいてい人数が多いと無難な居酒屋などになることが多いかもしれませんが、参加者に和食好きが多いのか、イタリアン好きが多いのか、それとも中華好きが多いのか、なんとなくの傾向を掴んでおくと喜ばれること間違いなし。逆に、上司は牡蠣が大の苦手なのに牡蠣専門店にしてしまうなどの失敗もあるので、「苦手なものは避ける」という考えもしておきたいところ。
また、こちらはお店や人数によって受けてもらえるかはかなり変わってくるかと思いますが、お酒が飲めない人はそのぶんプラスアルファをつけてもらうのをダメ元でお願いしてみるのもよさそう!
【座席】
・普段は交流のない人同士を近くの座席にセッティングして、新たな交流を生む
・席の位置を人間関係を考慮したうえで決める
座席の采配はかなり腕の見せ所。普段なかなか交流のない人を近くにセッティングしてみたり、過去にトラブルがあった人たちは極力離したり。仲良しグループを固めてその中にまったく異なるグループの人をひとりだけ入れてしまう……なども避けたいところ。全員が楽しめる席順って難しいものですが、楽しさにかなり関わってくるので、ここは踏ん張りどころ! 間違っても「自分さえ楽しければそれでいい」にならないようにしましょう。
【お金】
・事前の参加費徴収は必須
・体調不良や急用によるドタキャンは、かなりの確率で発生するため、10人以上の会の場合は予定人数よりもマイナス1人で料理を予約する
そしてトラブルを避けたいのがお金の問題。大人だからあまり多くはないかもしれませんが、お酒を飲んでいると払ったか払ってないか忘れてしまう人も時々いますよね……。「あとひとり誰か払ってないんだけど、みんな払ったって言ってるしいったいどうすれば……」と、自分が泣く泣くもうひとりぶん余計に払うなんてなってしまっては目も当てられません。コースなどで料金がわかっていれば、事前に、少なくともお酒を飲む前には集めておくことをおすすめします。
また、たいてい誰かキャンセルする上に、キャンセルされなくてもだいたい飲み会の料理は量が多いので、マイナス1人ぶんで予約しておくのはかなり賢い。
【仲間・経験者】
・ひとりで幹事をせず、2~3人くらいの複数人にするとスムーズに進められる
・幹事は運営に徹し、司会や盛り上げ役は別の人にお願いする
ひとりですべてを頑張ろうとすると、なかなか手が回らない部分も出てきます。そんなときは役割分担! 2~3人で担当を決めたり、司会や盛り上げ役はそれが得意な人にお願いしたり、どんどん人を頼ってみましょう。
【盛り上げ】
・近況報告など一人ずつ話せる時間を設けると、会話の糸口をつくることができる
・会話のきっかけをつくるために、参加者みんなに、幼い頃か子供の頃の写真を持ってきてもらうようにする
盛り上げも肝心です! 会話を生み出し続けることって難しいけれど、大切なこと。何か会話のネタになるようなコーナーを設けてみると、誰が近くの席に来ても困ることはありません。そして構え過ぎず、リラックスして自分自身が楽しむことも忘れずに。
【トラブル防止】
・楽しいイベントにするために、会の冒頭に注意事項を伝える(各種ハラスメントをしないこと、飲酒運転はしないこと、守秘義務の発生するような情報漏洩をしないこと等)
・幹事は、ハラスメントしそうな人の近くに座る
・休日前ではなく、翌日も仕事がある日を選ぶと飲み過ぎる人が少ない
悲しいかな、いつもはちゃんとしている人でも、お酒が入ったり忘年会となると、まさに普段の自分を忘れて「やらかして」しまう人がどうしても出てくるもの。
最初に注意事項を伝え、毎回やらかしがちな危険人物がいるなら自分はそこの近くに座りサポートし、飲み過ぎない日に設定する……そんな気配りでトラブルは極力ゼロに抑えたいもの!
【心構え】
・「すべてを完璧に」と思い詰めないようにする
・自分も楽しむ姿勢を見せる
結局大事なのは、思い詰めず自分もしっかり楽しむこと! 幹事がせっぱつまってつらそうにしているとその雰囲気は全体に伝播してしまいます。気を回すべきところはいろいろとありますが、何より自分も含め、会に参加する全員が楽しめることが何よりです。
◆幹事の3大ポイント
忘年会の幹事を務めた経験のある人353人に「忘年会当日に気をつけていることは何か?」と聞きました。すると……
1位 「みんなが楽しんでいるかどうかを確認する」 58.6%
2位 「会計時のお金の過不足」 37.7%
3位 「開始時間通りに始める」 34.6%
4位 「開始時間に全員が揃うようにする」 29.7%
5位 「酔った参加者による公共の場でのマナー違反がないようにする」 22.4%
「参加者は楽しんでいるか」、「会計は正確か?」、「時間通り全員で始められるか?」が「幹事の3大ポイント」であることがわかりました。5位の「酔った参加者によるマナー違反」は参加者一人ひとりが気をつけなければならないですが、幹事も移動するときなどよく見張っておきましょう。
一年の締めくくりである忘年会シーズンのはじまり。はじめて幹事をする人も、2回目以降の人も忘年会が成功に終わるよう是非これらのコツを実践してみてください! (なかがわみずき)
情報提供元/株式会社イオレ
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