避難するとき、何を持っていく?男女1000人に調査した結果は…

みなさんはもしも災害が起きて避難することになったら、何を持っていくか考えてますか? 防災グッズを用意していないと、身近なものを持っていくことしかできないようにも感じます。

防災グッズ
(c)Shutterstock.com

 

そこで今回はBIGLOBEが全国の20代~60代の男女1,000人に聞いた「災害に関する意識調査」の結果をお伝えいたします。

まず災害発生後、避難する際に持っていくものを尋ねてみました。

 

◆災害発生後に避難する際に持って行くものは「お金」よりも●●!


Q.災害発生後に避難する際に持っていくものは何ですか?

災害で非難する際に持っていくもの

携帯電話 86.9%
お金(財布) 85.8%
水 62.0%
充電器 56.1%
食料 52.2%
着替え 46.1%
医薬品 36.0%
衛生用品 33.2%
携帯トイレ 18.1%
ペット 12.5%
PC 12.2%
護身グッズ 7.9%
その他 1.3%
特にない 2.6%

 

「災害発生後に避難する際に持って行くもの」について質問したところ、2位の「お金・財布」(85.8%)を抑え、1位は「携帯電話」(86.9%)という結果になりました。正直お金があれば何があっても大丈夫な気がしますが、情報社会となった今、スマホは災害時においてお金以上の役割を果たすかもしれませんね。続いて「水」(62.0%)、「充電器」(56.1%)、「食料」(52.2%)といった生活必需品がランクインしました。携帯電話と充電器が上位となったことで、避難時には情報収集や連絡手段の確保などを特に重視していることが明らかになりました。

また災害が実際に起きた際に不安に思うことを尋ねてみました。

 

Q.災害が起きた場合に不安に思うことは何ですか?(複数回答)

災害が起きた場合に不安に思うこと

 

家族や知人との連絡 68.9%
災害による自分の身の安全 68.9%
飲料水・食料 63.2%
トイレ 60.6%
家族や知人の安否 57.0%
お金 51.7%
避難場所・避難方法 48.6%
風呂 42.5%
通信 35.7%
空き巣・盗難 29.2%
政府や自治体などの支援体制 29.1%
暴行・性犯罪 15.3%
その他 1.3%
不安に思うことない 4.7%

 

「災害が起きた場合に不安に思うこと」を質問したところ、「家族や知人との連絡」と「災害による自分の身の安全」が68.9%と、同率1位になりました。どちらも気になるものですよね。以降「飲料水・食料」(63.2%)、「トイレ」(60.6%)といった生活していく上で必要不可欠なものがランクインしました。性年代別に見ると、「避難場所・避難方法」への不安は男女差が大きく、特に20代および30代女性は、どちらも61.0%と、全体の48.6%を大きく上回りました。自宅から1番近い避難場所はしっかりと覚えておくべきでしょう。

また被災経験別に見ると「空き巣・盗難」と回答した被災未経験者が28.8%に対し、被災経験者は30.9%。「暴行・性犯罪」と回答した被災未経験者が14.0%に対し、被災経験者は20.3%と「空き巣・盗難」「暴行・性犯罪」について被災経験者の方がより不安に思うことが明らかとなりました。一度経験しているからこそ、わかることは多いと思います。残念なことに被災地は犯罪に巻き込まれてしまうことが多いです。ボランティアを装う犯人は少なくありません。女性や子供は一人で行動することをできるだけ減らして、見知らぬ人には警戒心をもって生活して下さいね。

 

 

いざ災害にあってしまってから、慌てても遅いです。災害が起きた際に慌てないためにも、非常持ち出しセットを用意し、家族との連絡方法やいざというときの集合場所、ペットをどうするか……などは家族であらかじめ決めておくとよいでしょう。災害は起きてほしくないものですし想像もしたくないという人もいると思いますが、しっかりと向きあっていけるといいですね!(ほんじょうみゆき)

 

 

情報提供元:BIGLOBE

 

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