【今日のインサイト】1月17日は防災の日。見逃しがちな防災グッズをチェック!

1月17日は防災とボランティアの日。
ちょうど20年前のこの日に起きた、阪神・淡路大震災にちなんで制定されたものです。

さて、いつか来るかもしれない自然災害に備えて、きちんと備えていますか?
2011年に買い込んだ防災アイテム、今、どうなっていますか?

大きな地震があってすぐは意識も高まるものですが、数年経つとその地域以外では「まあいいか……」と、ついないがしろになってしまいがちです。
というわけで、今日をきっかけに非常持ち出しバッグをきちんと作り直してみませんか?

「人と防災未来センター」が、阪神・淡路大震災の被災経験者の声を反映させて作った「非常持ち出し品リスト」より、水・食品などに加え、見逃しがちな必須アイテムを一部抜粋してご紹介します。

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・汎用性高! トイレットペーパー・タオル・ポリ袋

トイレットペーパーは、そのまま使うのはもちろん、ティッシュとしても使えて汎用性が高いです。芯を抜いて入れるとさらにかさばらずにすみます。
タオルは汚れのふきとりやケガの手当て、下着の代用など幅広く使えます。ポリ袋も何かと使えるので、大小10枚ほど入れておきましょう。

 

・現金(10円硬貨含む)

非常用にお札を何枚か……という方は多いかと思いますが、見逃しがちなのは硬貨。災害直後は携帯・固定回線ともに電話がつながらないことが多いもの。そんなときに公衆電話が使えるよう、10円・100円硬貨を何枚か持ち出し袋の中にしのばせておきましょう。

 

・マスク

衛生にも役立ちますし、寒い季節には防寒にも役立ってくれます。

 

・布ガムテープ&油性マジック(太)

家族とはぐれてしまったときなど、何らかのメッセージを伝えたいとき、このセットがあれば屋外でも伝言を残せます。

 

・生理用品

救援物資にも入っていないこともあるので、1週間分はあると安心。傷の手当てなど、ガーゼの代用としても重宝します。

 

・簡易トイレ

非常時にトイレに行けない……ということはかなり深刻な問題になります。必ず入れておきましょう。

一度非常持ち出し品をそろえればそれで安心……ではなく、1年に2回はチェックすることも大事です。賞味期限、使用期限があるものの日付の確認や、備える衣類の交換など、常に「本当に使える非常持ち出しバッグ」になっているかをチェックしましょう。

水、非常食、運動靴、懐中電灯、携帯ラジオ、救急用品セットなど、必要なものを網羅したすべてのチェックリストはコチラから見ることができます。
是非この機会に、いつか来るかもしれないその日のために、非常持ち出しバッグを作ってみてくださいね。(後藤香織)

 

減災グッズチェックリスト一覧

www.dri.ne.jp/wordpress/index.php/utility/utility_checklist

人と防災未来センター

www.dri.ne.jp/wordpress/

 

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