最先端技術が注ぎ込まれた美容液、高機能クリーム、たまのご褒美スペシャルエステ。美肌のためのアイテムは世に大量にある中、なんとなくないがしろにしてしまいがちなのが日々の化粧水。けれど毎日朝晩のケアに使われる化粧水は、美肌の基本であり超重要アイテム! 化粧水をきちんと使うことが、何よりも美肌につながります。さて、『AneCan』4月号より、改めて学びたい化粧水の正しい使い方をご紹介します。
【1】何より「適量」。これがコスメの効き具合を左右します!
多すぎても浸透しにくいし、少なすぎると効果半減。そんな化粧水の適量をご紹介。
コットンでつけるなら:500円硬貨大よりやや大きい、直径3cm
手でつけるなら:片手のひらからこぼれない量、約2ml
【2】手orコットンは肌の状態で変える!
さて、そもそも化粧水って手とコットン、どちらでつけるのがいいのでしょうか? その答えは「肌の状態によってなじませ方を変える」こと。どんなときにどっちを使えばいいのかの目安はこちら!
【手でつける】
・肌が敏感になっている
・ニキビや吹き出物がある
・とろみ系化粧水を使う
【コットンでつける】
・ニキビや炎症が起きていない
・乾燥が気になる
・バシャバシャ系化粧水を使う
もちろん、使う化粧水に推奨されている使用方法がある場合はその使用方法でつけるのが一番です。
【3】手での正しいつけ方3ステップ
肌が敏感なときは、摩擦が少ない手で! 手の温度でしっかり浸透させるのがポイント。
1. 手のひらにこぼれない程度の量をとり(約2ml)、両手でよくなじませて、手の温度で軽くあたためます。そうすると浸透力アップ!
2. まずは両頬と目元を包み込むように、ゆっくりと「置く」感覚でつけて浸透させます。そのあとに額やあごにも同様に。
3. 全体になじませたら、両手のひらで肌をおさえ、手のぬくもりでぐっと肌の奥へ行き渡らせましょう。
【4】コットンでの正しいつけ方3ステップ
適量を肌のすみずみまでなじませられるコットン。細かい部分も届きやすいのがいいところです。
1. コットンに500円硬貨大よりやや大きい量(約直径3cm)をとり、頬、額、あごと、内側から外側に向かってなじませます。目の周りも忘れずにつけましょう。
2. 目の下や小鼻の脇など、細かい部分はコットンをのせていく感じで優しく丁寧につけていきます。特に、目の下は乾燥しやすいので念入りに。
さらに肌のゴワつきが気になるならふきとり、テカリがおさまらないならパッティング、カサつきや毛穴の開きなど大トラブル発生ならコットンパックをプラスするとさらにGOOD。化粧水はマルチに使える万能選手。スキンケアの基本中の基本をきちんと積み重ねて、美肌を作り上げていきましょう。(後藤香織)
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