カジュアルすぎると敬遠していた人でさえ、今の「ボーダーブーム」は避けられません。とはいえ、ボーダーであれば何でもイイ!というわけでもない。大人のベーシックアイテムには、トレンドを含ませた選び方が大切。キーワードは「ちょっぴりモード」。
よりおしゃれに、より大人の女っぽく、スカートとパンツを履きこなすベストバランスを、『Domani』4月号で見つけました!
<ボーダー×スカート>
★ビビッドなカラーに合わせるのは外しの小物
赤と黒のビビッドなコントラストで、80年代の香りがするボーダーには、スカートでヴィンテージ感を。どこか懐かしい着こなしがむしろ新鮮! ハットやソックスで外して軽快なスタイルに。
★柄スカートは、ボーダーの色をリンクさせて
柄同士の組み合わせは上級者テクのようですが、お互いの色をリンクさせると案外簡単にバランスが取れます。ストールや靴なども、ボーダーやスカートの柄の色と合わせれば、こなれコーデの完成!
★シルク素材で上品に。縦横の縞の組み合わせも粋
ボーダーのトップスは、素材にこだわるのもひとつ。シルク素材のボーダー柄ブラウスなら上品に仕上がります。スカートはあえて縦ボーダーを合わせるのも大人流着こなし。ジャケット、バッグ、足元は黒で統一を。
<ボーダー×パンツ>
★リネンのセットアップと着て、ドライな色気を
ホワイト×ベージュ×カーキ×グレーのマルチカラーをジャケットの中からチラッとのぞかせた、デキる女風リネンのセットアップコーデは、インナーのボーダーが驚くほど洗練された印象に。迷彩柄のスニーカーがスパイスに。
★レトロなニュアンスには黒小物で引き締めを
今年多いハイウエストのパンツには、コンパクトなサイズ感のボーダーをイン! オレンジ×ネイビーのボーダーはレトロな雰囲気たっぷり。ボトムはボーダーのネイビーとリンクさせて。バッグや靴の黒で引き締めましょう。
★ダークトーンのボーダーで大人っぽさをキープ
ネイビー×ブラックのボーダーならカジュアル感が軽減。小さなドット柄のパンツでおしゃれ感をキープして、シルバーのバッグや靴でトレンドをプラスすれば、大人っぽさと控えめな強さを感じさせるコーデに。
ボーダーなのにカジュアルすぎず、ちょっとかしこまったシーンでも使えそうです。どれもスタイリッシュなコーディネートで、これぞ「THE 大人のボーダー使い」という感じ。
他に、ボーダーにヒョウ柄スカートを合わせるコーデも。個性のある掛け合わせも、色を抑えればシックにまとまります。大人のボーダーコーデ、この春ぜひ真似したい!(さとうのりこ)
(『Domani』2014年4月号)
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