5月に入り、一年で最も新緑の美しい季節が到来しました。緑に染まった山々や高原をみると爽やかで気分がリフレッシュされ、現実離れしているような感覚も起きますよね。
そこで今回は株式会社リクルートライフスタイルが47都道府県在住の10代~60代男女532人に聞いた「行ってみたい新緑絶景スポット」についてのアンケート結果をご紹介します。ランキングの結果とともに、トップ5に選ばれたスポットを紹介します。
その前に、まず絶景を目的に旅行した経験があるかどうかを尋ねてみました。
Q.絶景を目的に旅行をした経験はありますか?
ある 53%
ない 47%
なんと半数以上の人が絶景を目的に旅行をしたという結果に! 雑誌やテレビなどを見ていると絶景スポット特集などよく見かけますが、なかなか行けないものです。憧れになるのではなく、きちんと実行しているというのは羨ましいです。
ではお待ちかねの行ってみたい新緑絶景スポットランキングの結果発表です。
◆行ってみたい新緑絶景スポットランキングTOP5!
★5位:奥入瀬渓流【青森県十和田市】
新緑や紅葉の景勝地として、また避暑地としても人気の高い奥入瀬渓流。約14kmにわたって続く渓流は、国の特別名勝および天然記念物に指定されています。青々と茂る目にも鮮やかな緑が美しく、新緑の香りを深く感じることができます。緩急の変化に富んだ水の流れや、大小さまざまな滝などを見ることができ、飛び散る滝のしぶきが、木漏れ日を浴びて小さな虹を作ることも。遊歩道が整備されているので、トレッキングに最適です。
★4位:菊池渓谷【熊本県菊池市】
菊池市街地から東へ約17km、阿蘇外輪山の北西部、標高500m~800mの間に位置し、約1,193ヘクタールの広大な面積からなる憩いの森。熊本地震発生から約2年にわたり立入禁止になっていましたが、2018年3月24日から入場可能に。避暑、紅葉、新緑と四季折々で美しい景観を堪能できる、熊本が誇る渓谷。九州屈指の自然美を感じられる菊池渓谷へは、スニーカーなど歩きやすい靴で散策するのがオススメ。
★3位:白糸の滝【長野県北佐久郡】
絹糸のような水が降り注ぐ軽井沢の観光名所。滝に流れこむ水が複数に細かく分かれているため白い糸状に見えることが名前の由来。高さ3m、幅70mと連なる滝は白糸のような繊細さと、自然の豪快さを兼ね備えています。湯川の源流になっている滝で、湾曲した岩壁に数百条の地下水が白糸のように落ち、清涼感に包まれます。
★2位:白神山地 十二湖【青森県西津軽郡】
世界遺産の白神山地。この森の一角にある十二湖には、点在する湖沼が全部で33あり、中でも特にシンボリックな存在なのが青池。まるで「ブルーのインクを垂らしたよう」と表現される青と森の緑が織りなす色彩のコントラストは息をのむほどの美しさ。5~7月頃が、青池の色が最も鮮やかに見えるベストシーズン。まさに今がオススメです。太陽が真上にくる正午近くが狙い目です。海と森のふたつの絶景が楽しめ、ドライブに最適です。
★1位:竹の径【京都府向日市】
向日市の特産品・タケノコが生産される全長1.8kmの竹林道。「先止め」という竹の先を折る手入れによって地面まで日光が届き、光と竹のコントラストは格別。晴天の日の朝や、夕方の日が傾く時間帯に差し込む光と、地面に映し出された竹の影が美しくうっとりします。また5月の早朝は、タケノコの収穫風景が見られることもあるそうです。風による笹音や木もれ日、香りを楽しむ“癒しの散策路”として人気のスポットです。
散策やトレッキングにぴったりのスポットからドライブに最適なスポットまで、様々な名所がランクインする結果になりました。新緑絶景はこれからがまさに見頃。きらめく日本の美しさに出会える初夏の旅はこれからがオススメです。みなさんも新緑絶景巡りしてみてはどうでしょうか♪ (ほんじょうみゆき)
情報提供元:株式会社リクルートライフスタイル
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