ディーン・フジオカさんが、4月スタートの木曜劇場『モンテ・クリスト伯 ―華麗なる復讐―』(フジテレビ系・毎週木曜22時)で連続ドラマ単独初主演! 共演で、関ジャニ∞・大倉忠義さん、山本美月さん、新井浩文さん、高橋克典さんが出演します。
本ドラマは、日本では「巌窟王(がんくつおう)」としても知られる、愛、将来、自由、仕事、自尊心、すべてを奪われた実直な主人公が、自らを陥れた男たちに復讐し、彼らの人生そして運命の歯車を一人、また一人と狂わせていく復讐劇『モンテ・クリスト伯』が原作。
単なる復讐劇ではなく、仇敵に制裁を下していくたびに良心と葛藤し、次第に人生とその人間性を取り戻していく様や、一人の女性に対して一途に貫かれた純愛を描くヒューマンラブストーリーになります。
今回、ディーンさんは、冤罪で地獄に突き落とされた環境から何とか這い上がり、自らを陥れた者たちへ“復讐”をしていく、まさに鬼と化した主人公・柴門暖を演じることに。愛する女性と未来の家族を奪われ、15年間という長い間の地獄のような投獄生活を送ってきた彼の孤独と怒りが復讐への気持ちを駆り立てていき、次々と華麗で緻密な罠を仕掛け、制裁を下していくそう。
ディーンさんは、オファーの話を聞いた時、「当初このドラマが名作『モンテ・クリスト伯』をベースにした物語であると聞いて、光栄な思いと同時に、これまで数々のリメーク作品を見てきた事もあってその壮大なスケールにプレッシャーも感じました」と心境を告白。
続けて、「舞台が現代の日本になり、この物語がどのように生まれ変わるのか? 絶望の中、復讐を果たす為にそれでも息をし続ける柴門暖。そして、復讐の先にどんな結末が待っているのか? プロデューサーや監督との打合せを重ね、第1話の台本を読み、やはり壮絶な物語がそこに待っていると改めて確信しました。共演者陣、スタッフ陣で結束し、これまでにない衝撃をオーディエンスの皆様にお届けする為に、全身全霊で演じたいと思います」と意気込みを寄せています。
■大倉さんがディーンさんを裏切る役に!
本作では、物語に網の目のように張り巡らされた数々の伏線に絡みつく多彩な登場人物も大きな見どころのひとつですが、主人公・暖の復讐の矛先となる主要人物を演じるのは、大倉さん、新井さん、高橋さんの3人。中でも、仲の良い先輩である暖と暖の愛する女性・目黒すみれとの婚約を祝いながらも、実は、すみれのことを密かに愛し、暖に対して嫉妬の念を抱き、暖を裏切る南条を、大倉さんが演じます。
フジテレビの連続ドラマ初出演になる大倉さんは、「初出演作品が、中々なスケール感のあるストーリーであり、そして、自分自身が今まで演じたことのない役柄に挑戦させていただけることをうれしく思います。視聴者のみなさんを『モンテ・クリスト伯』の世界に引きずり込めるよう全力で演じさせていただきます」と出演を楽しみにしている様子。
■主人公が一途に思い続けるヒロイン役は山本さん
また、ドラマのヒロイン役にして、重要な鍵を握る暖の最愛の婚約者・目黒すみれ役には山本さんが抜てき。婚約者である暖が無実の罪により投獄されたことをきっかけに、それまでの幸せな生活が一変、地獄の苦しみを味わう女性に扮します。
『刑事ゆがみ』(フジテレビ系)でも演出を務めた西谷弘監督が本作も担当しますが、山本さんは「前回の作品で西谷監督とご一緒させていただいた際に、台本だけでは想像のできない深みのある素晴らしい作品になっていたので、このドラマがこれからどんな風になるのかとても楽しみです。また新しい作品に出会えて、新たなキャストの方々の一員になれて本当に幸せです。一人の女性として、愛をまっすぐに、人間らしさを丁寧に演じられたらと思います」とコメントを寄せています。
■デーィンさんの表と裏の顔を持ち合わせた姿に注目!
ほかにも、主人公を死の淵から助け出す“謎の老人”、誰にも言えないおぞましい過去を持つ“悪女”や、遺産を巡り恐ろしい謀略をめぐらす“悪女”など、毎回のストーリーを複雑かつ巧妙に展開させていく個性豊かなキャラクターたちが続々登場していくそう。
ちなみに、ディーンさんは、廃人と化した獄中時代には、長髪、ひげ面というワイルドな風貌、出獄した15年後は“復讐鬼”であることを隠しながら美しい別人となって舞い戻るという、表と裏の顔を持ち合わせた姿を披露するとのこと。今まで見たことのないディーンの新境地に期待が高まります!