スタイリスト入江未悠のモテ部屋初公開！「大人かわいい」インテリアと収納法

雑誌『CanCam』時代に「めちゃモテ」スタイルのスタイリングを担当し、その後『AneCan』に立ち上げから関わり、現在も「大人かわいい」スタイリングには欠かせないスタイリスト、入江未悠さん。その「大人かわいい」抜群のセンスが、どうやら入江さんのお部屋にも存分に発揮されているらしいという話を聞きつけました。そこで、Woman Insight編集部が、実際にご自宅にお邪魔してみました！

とにかく入江さんのおうちはどこを見ても可愛くて、こんなお部屋に住みたい！　というエッセンスが詰め込まれています。出していただいたコーヒーセットさえも可愛くて、これは期待が募ります……！

Woman Insight編集部（以下、WI）　入江さんのおうち、本当に可愛いです！　この可愛いインテリアの源泉は、どこにあるんですか？

入江未悠さん（以下、入江）　インテリアショップをめぐるのが好きなんです。お店のディスプレイを見るときも「何が飾られているか」より「どう飾っているか」が気になって、素敵なものがあれば部屋に取り入れたり……。あとは『Pinterest』で海外のインテリア写真を見るのが好きなので、そこからヒントを得ていますね。

WI　お部屋のテーマはありますか？

入江　基本は、白とブラウンベースでまとめています。その上で、季節ごとにリネンやインテリアで季節感ある差し色を入れて楽しんでいますね。冬は、おうち時間が増えることもあり、ほっこりあったかい時間を過ごせるお部屋、というのが今のテーマです。クッションカバーやひざかけをチェックにしたり、ラグも冬の気分で青にしたり。他にも、例えば春ならパステルカラーを取り入れたり、夏ならクッションカバーをカットワークレースにしたり、レーシーで涼しげになお部屋にしています。

WI　インテリアや家具を選ぶときのポイントはありますか？

入江　「これ、可愛い！」って思っても即決せずに、まずは家の雰囲気に合うかどうかを考えることですね。

WI　ちなみに、お気に入りのショップはありますか？

入江　たくさんありますね……（笑）。最近だと『ZARA HOME』が、フォトフレームやディフューザーなどの小物や、白いリネン類が可愛いので、よく買います。いつものぞくのは、外苑前の青山ベルコモンズに入っている『SHERRY TRIFLE』。ちょっとした雑貨が可愛いけど大人っぽいんです！　ずっと好きなのは『Orne de Feuilles（オルネ　ド　フォイユ）』。フレンチシャビーなテイストが可愛いんです。あとは『Francfranc』『IKEA』『B-COMPANY』も……あ、100均だと『SERIA』が好きですね。『SERIA』は、ちょっとしたビンとか、キャンドル立てとかの小物に可愛いものがあるので、マメにチェックしています。

WI　インテリアディスプレイのポイントはありますか？

入江　繰り返すことですね。たとえば、同じビンを並べて置いたり、フォトフレームも同じ色やテイストで揃えたり……。違う色にしても可愛いかな、とも思いますが、すっきりまとまることを意識すると、同じほうがいいです。ちなみにこの壁に飾ってある写真はパリに旅行に行ったときに自分で撮って、あえてセピアに印刷したものです。

WI　しかし、このお部屋って生活感がないですよね。

入江　いやいや（笑）。でも収納も、収納に見えない可愛いものを選んでいます。トランクっぽいものや宝箱っぽいものなど、むしろインテリアのようで「実は収納になっている」というか。ちなみに、ここの椅子のところの箱は、バッグの中身の収納箱なんです。バッグっていくつか持っておいて服に合わせて違うものを選んだりしますよね。夜のうちにその日使ったバッグから荷物をこの箱に入れておけば、朝に移し替える手間が省ける上に、どのバッグに何が入っていたっけ？　とわからなくなることが防げるんです。しかも、この箱が可愛いからこれ自体がインテリアになる。一石三鳥なので、おすすめです！