世界の「年越しの瞬間」って、何してるの?
今年も1年あっというまでしたね! どんな1年だったでしょうか。そして、どんな年末年始を過ごす予定でしょうか?
自宅で紅白歌合戦などを見ながらのんびり年越しするもよし、パーッと海外旅行に出かけ夢気分で楽しく過ごすもよし。混むとはわかっていても、海外の年越しは憧れですよね♡
というわけで、本日は阪急交通社が発表した、12月31日の宿泊が含まれる海外ツアーの人気ランキングをご紹介! 各国の年末年始やカウントダウン事情とともにお届けします♪
Contents
1位 台湾(前年と同位)
海外旅行で強い人気を誇り続ける台湾では、旧正月である1月下旬~2月にお正月を迎えるため、日本ほど年末年始のお休みは長くありません。でも、大晦日にはたくさんのイベントが行われるので、お祝いムードを存分に味わうことができます!
中でも有名なカウントダウンイベントは、台北101の花火。高層階から放たれる花火は圧巻! また、無料で観覧できるカウントダウンライブも多数行われています。
2位 イタリア(前年から4位アップ)
イタリアのクリスマスは家族で厳かに過ごすことが一般的ですが、大晦日は恋人や友達とパーティーをするなど、華やかな雰囲気で盛り上がります。各地でカウントダウンライブなどのイベントが行われるのはもちろん、大晦日の夜には街中のいたるところで爆竹や花火が鳴り響き、新年をお祝いします。
元旦は基本、どこのショップもお休み。2日からは営業していますので、ショッピングを楽しむことも可能です。
3位 ドイツ(前年から10位アップ)
ドイツの大晦日は、各地で大小さまざまなカウントダウンイベントが開催されます! 観光スポットとして人気のベルリン・ブランデンブルグ門では、特設ステージでライブが行われ、その模様がテレビ中継されます。さらにドイツビールやソーセージの屋台も登場し、その盛り上がりはお祭りのよう!
また、ドイツの大晦日に欠かせないのが花火と爆竹。イタリア同様、街中のいたるところで打ち上げられているので、派手に盛り上がって新年を迎えたい人にぴったりです!
4位 スペイン(前年と同位)
スペインのクリスマスは12月24日から1月6日と長めに続くため、大晦日はクリスマスの雰囲気が漂うなかでカウントダウンイベントが行われます。中でも、マドリッドにあるソル広場は、入場規制がかかるほどの人でにぎわい、0時に打ち鳴らされる鐘で新年をお祝いします。
また、日本には「年越しそば」の習慣がありますが、スペインでは0時の鐘に合わせて12粒のぶどうを食べると幸せになれる、というならわしがあるそうですよ!
5位 中国(前年から3位ダウン)
中国では旧正月(春節)を盛大にお祝いするため、12月31日の大晦日はいつもとさほど変わりません。
ですが、中国では旧正月を迎える時期(1月~2月)までクリスマスの飾りつけがそのままにされますので、年末年始もイルミネーションなどを楽しむことができます。
6位 ベトナム(前年から3位ダウン)
ベトナムも中国などと同じく旧正月をお祝いする習慣がありますが、最近では12月31日の大晦日も花火などで新年を祝います。ホーチミンのメインストリートは、屋台でお酒を飲みながら談笑する人などで大変混雑し、歩くのもままならない状態に! 日本では考えられないような大音量で音楽を流したり、その曲に合わせて道路で踊る人がいたりと、ベトナムならではの雰囲気を味わえます。
また、半そでで過ごせるほど暖かいのも嬉しい。お店によりますが、基本的には営業しているお店が多いため、混雑さえ注意すれば楽しめますよ。
7位 エジプト(前年から8位アップ)
ピラミッドや神殿など古代エジプトの遺跡、ナイル川クルーズでの船旅が楽しめるエジプト。急な変更があることも多いですが、場所によっては花火やライトアップなども行われており、首都カイロでは花火をはじめ、お祭り騒ぎなどがカウントダウン時に行われることも。しかし、情勢が安定してきているとはいえ、夜の外出には気を付けましょう。
8位 シンガポール(前年と同位)
シンガポールの年越しといえば、マリーナベイのカウントダウン花火! 0時から打ち上げられる花火は、マリーナベイエリアやマーライオンパークで観覧するのが定番です。混雑は避けられないため早めの場所取りが必要になりますが、周辺ではさまざまなイベントが行われており、ニューイヤームードを味わえます。
また、元旦でも多くの店舗が通常営業しており、交通機関も動いているため、問題なく観光することができます。
9位 ハワイ(米国)(前年から4位ダウン)
ハワイでは爆竹と花火を鳴らして新年をお祝いすることが定番。大晦日の夜には街中に花火の音と煙が充満します。
また、日本人の在住者や観光客が非常に多いため、なんと日系のスーパーではお雑煮やおせちの材料、鏡餅などが販売されており(!)、ハワイにいながら日本ならではのお正月を味わうこともできます。ロイヤル・ハワイアン・センターやアラモアナセンターなどのショッピング施設では元旦にセールを行い、福袋を販売するショップも。
10位 香港(前年から3位ダウン)
香港の年末といえば何といっても「ニューイヤー・カウントダウン・セレブレーションズ」! 香港島と九龍半島を結ぶビクトリア・ハーバー周辺から、カウントダウンに合わせてたくさんの花火が打ち上げられ、イルミネーションと共に街全体が彩られます。海に沿ってザ・リッツ・カールトン香港や、ザ・ペニンシュラ香港などの有名ホテルが立ち並んでいるため、部屋によっては室内から花火を楽しむことも可能。
街中では各所でカウントダウンイベントが行われ、高層ビル群のイルミネーションも大迫力。香港の華やかな夜を存分に堪能できます♡
また年明けにかけて大規模なセールがおこなれるのでショッピングが大好きな人にはぴったりです!
【まとめ】
世界のニューイヤーは「花火・爆竹・音楽」の多いこと多いこと! そう思うと、日本式の「除夜の鐘」は、もしかすると海外の方から見てもかなり日本らしい、興味深いイベントなのかもしれません。
世界を見てみると、いつもの「当たり前」がなんだか面白く見えてきます。
さて、あなたは年越しの瞬間、どう過ごしますか?
情報提供元/阪急交通社