女性の皆様、ひとりでラーメン屋さんに入ったことはありますか?
以前、「女子のおひとりさま」にまつわるアンケートをした際に、「ラーメン屋にひとりで入るのはそこまで無理! というわけではないけれど、実際ひとりで入ったことはない」という傾向があることを知りました。
機会があったら入ってみたいけれど、なんとなくどこのお店がいいのかわからない……そんな方が多いのではないでしょうか。
そんな方のために、年間350杯のラーメンを食べ歩く女性ラーメン評論家本谷亜紀さんに、女性ひとりでも入りやすいラーメン屋さんをおすすめしていただきました。
おしゃれで美味しいラーメン屋さん、ご紹介します♪
【ソラノイロ ~トンコツ&キノコ~】(京橋)
◆本谷さんおすすめポイント
麹町の『ソラノイロ』という、女子ラーメンのはしりといってもいいお店がありますが、その系列の京橋にできた「スパイス&とんこつ」のソラノイロさんは、2016年12月にできたばかりのお店で、お店の雰囲気もかわいい! 自由に使える紙エプロンとヘアゴムも置いてあります。
そしてこのお店の目玉はとんこつラーメンと言っても「いわゆるとんこつラーメン」ではなく、「スパイストンコツソバ」というメニュー名からもわかるように、クミンや山椒などのスパイスが効いている、後味がさわやかなとんこつラーメン。
「とんこつラーメンってなんか重そう……」と思っている女の子にこそ食べてもらいたいラーメンです。
東京都中央区京橋2-2-1 京橋エドグランB1F
営業時間
平日11:00~22:00(L.O 21:45)、コールドプレス8:30~14:00
土日祝 11:00~20:30(L.O20:00) コールドプレス休み
定休日 月に1度日曜夜定休(公式Twitterで告知)
【MENSHO】(護国寺)
◆本谷さんおすすめポイント
つけ麺などが人気のラーメン店主さんが作ったお店。最近アメリカにも出店し、さらに勢いを増しています。そのため、お店の雰囲気がかなりアメリカナイズドされたラーメン店です。でも、使っている食材は国産食材のみとこだわり抜かれています。
とにかく最新のラーメンが味わえて、お店の内装やラーメンはもちろん、水のグラスからお手洗いまですべておしゃれなので、インスタグラム映えもします。
「潮ラーメン」というメニューには、器にカラスミや焼きホタテが添えられていて、器もラーメン屋さんっぽくなくて……と、一見、フレンチなの!? と思ってしまうようなお店です。
そしてサイドメニューの「卵かけごはん」も、これは卵かけごはんなの……!? と驚くおしゃれさ。是非一度食べてみてください。
東京都文京区音羽1-17-16 中銀音羽マンシオン1F
営業時間 11:00~15:00
定休日 火曜日
【ふるめん】(六本木一丁目)
◆本谷さんおすすめポイント
西麻布にある『ふるけん』という和食創作料理屋さんが、ラーメン版として独立で出したお店です。
そのため、こちらもお店のたたずまいが料亭風の、ちょっと小洒落た和食屋さん……という感じの外観・内装です。
そして担々麺に山椒が効いていたりと味も凝っています。基本はラーメンですが、夜はおつまみも出るので、女子1人でもデートでもおすすめです。器もおしゃれですし、ここは知っていると自慢できるお店です。
東京都港区六本木3-4-31 六本木レジデンシーズ1F
営業時間 11:30~15:30 18:00~23:30
定休日 日曜日
【蔭山樓】(表参道)
◆本谷さんおすすめポイント
表参道ヒルズにあるお店です。もともとは自由が丘の中華料理屋さんで出していたシメのラーメンが人気で、高田馬場でラーメン店『蔭山』として独立したお店。さらにそこで中華版のビストロ風……というか、気軽に中華料理と麺を出すお店として表参道ヒルズに出店したのがこちら。
美容と健康のことを考えた優しい味のラーメンで、雰囲気もすごくいいお店です。フカヒレを贅沢に使った麺もあったりして、ちょっとした贅沢がしたい……というときにもおすすめですよ。
東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ本館3階
営業時間
月~土曜 11:00~23:00(L.O22:30)
日曜 11:00~22:00(L.O21:30)
定休日 表参道ヒルズに準じる
【銀座 風見】(銀座)
◆本谷さんおすすめポイント
場所がなかなかわからないような、銀座の路地裏にあるお店。席もお寿司屋さんのカウンターのような感じで、なんと全部で8席のみ。少々狭いですが、落ち着く狭さで店内の雰囲気だけでも行く価値があります。
ここでは酒粕を使ったラーメンが食べられるんですが、お酒の自然な甘みが美味しく、体になじんで体が芯からあたたまります。しかも青唐辛子味噌も別添えでついてきます。
食べる前は「酒粕って個性が強いから、ラーメンに合うのかな……」と思っていましたが、こんなのなかなかない、という、新しいまろやかで濃厚な味でクセになります。
東京都中央区銀座6-4-13 浅黄ビル1F
営業時間
月~土曜 11:30~15:20(L.O)、17:30~22:20(L.O)
日・祝祭日 11:30~20:00(L.O)
定休日 なし
【最後に、本谷さん、女子のひとりラーメンって、実際どうですか?】
「確かに、私が本格的にラーメンを食べ始めた10年くらい前は、ラーメン屋さんは今ほど女子に歩み寄っていませんでした。
けれど今はまったくそんなことありません。お店によってですが、紙エプロン、ひざかけ、ヘアゴム、さらにしみ抜きまでそろえているところまであります。ラーメン店の方も皆さん「女の子が来てくれたら嬉しい」と言っているので、怖がる必要はありません。女子歓迎です!
ときには私語禁止・撮影禁止など、さまざまな約束ごとが決まっているラーメン屋さんもありますが、事前に調べればたいていその情報も出てくるので、避けたい方は避けることもできます。でも意外と、そういうお店って行くと居心地よかったりしますよ。
ラーメンのスープって、いろいろな美味しい食材の本当にいい部分を使っているんです。600~800円くらいでこれほど美味しくて上質なものが食べられるって、なかなかありません。本当に日本が誇る文化だと思います。女性のランチの定番・パスタももちろんいいけれど、たまにはラーメンもね、くらいの感覚で、ラーメン屋さんに行ってみませんか?」
なんとなく「ラーメン屋さんは男性が多いから女子ひとりで行ったら視線を浴びそう……」という先入観がある方もいるかもしれませんが、そんなことはまったくなし。どこのお店に行っても、たいていはひとりラーメンを楽しむ女性を見かけますよ♪
「行ってみたいけど勇気が出ない……」という方、是非この機会に気になるラーメン屋さんを訪れてみてくださいね♪(後藤香織)
\ラーメン情報いっぱい♡本谷さんのブログとインスタもチェック/
◆Blog http://ameblo.jp/aki-honya/
◆Instagram http://instagram.com/akichi0518
撮影協力:らーめんと甘味処 九月堂(渋谷区神南1-15-12)
※情報は2017年4月時点のものです。
【あわせて読みたい】
※なんでラーメン年間350杯食べて太らないの?女性ラーメン評論家本谷亜紀さんのダイエット法を聞きました
※3位喜多方、2位博多、1位はやっぱり…人気ご当地ラーメン発表!
※女子大生のコンビニダイエットがすごい!断トツ1位の人気食材とは