本日1月9日は、「風邪の日」とされています。1795年のこの日に、第四代横綱で63連勝の記録を持つ2代目谷風梶之助がインフルエンザで倒れ、亡くなったからだそうです。
体力のあるお相撲さんですら倒れてしまうインフルエンザ、かかってしまうと体力も使うし、なにより辛いですよね。
厚生労働省によると、12月25日までの1週間にインフルエンザで受診した患者は、全国でおよそ51万人と推計されていて、これは去年の同じ時期の約18倍にあたるとも言われています。
そこで、インフルエンザ対策として医師や管理栄養士が勧める食材と注目されているのが「にんじん」です。
にんじんに含まれるβ-カロテンは体内でビタミンAに変換され、皮膚や粘膜を健康に保つのに役立ち、水分が少なく、陽性食材であり体温を温める効果も期待でき、インフルエンザ予防にぴったり!
管理栄養士の豊田愛魅さんオススメの「にんじんドレッシング」の作り方を『ガン、認知症、糖尿病を予防する にんじんドレッシング健康法』(アスコム)よりご紹介します。
【材料】
にんじん… 1本(100g前後)
たまねぎ…1/4個(50g前後)
酢…大さじ2
オリーブオイル…大さじ4
塩…小さじ1/3
てんさい糖などの砂糖(はちみつ) …小さじ1/3
【作り方】
①にんじんの皮をむく
サッと洗ったにんじんの皮をむきます。無農薬のにんじんの場合は、皮をむかずに良く洗って、そのまま使います。
②にんじんを切る
ミキサーやフードプロセッサーを使う場合は、にんじんを少し小さめに切って、機械の動作時間が短くなるようにします。
③たまねぎを切る
たまねぎには硫化アリルやケルセチン、硫化プロピルといった栄養成分があり、にんじんの効能をさらに高めてくれます。
④野菜をミキサーへ
ミキサーをお持ちの人は、ミキサーを使ってにんじんとたまねぎを粉砕し、混ぜます。もちろん、みじん切りにしたり、すりおろしたりしても作れます。
⑤油と酢を入れる
ミキサーにオリーブオイルと酢を入れます。酢の半分量をレモン汁に置き換えると、味と香りがさわやかになります。
⑥てんさい糖、塩を加える
最後に塩と砂糖を加えます。てんさい糖をはちみつに替えてもOKです。しょうゆやみそ、コンソメ、タバスコなどもお好みでお試しください。
⑦ミキサーを始動
材料がすべて入ったら、ミキサーを始動します。
⑧細かくなったら完成
30秒ほどで材料がすべて細かくなり、全体がペースト状になってきます。そうしたら完成! さらに、これを使ったアレンジ料理をご紹介します。