三浦春馬さんや佐藤健さんらが所属する“アミューズ”の若手俳優によるファン感謝祭「HANDSOME FESTIVAL 2016」。12月17・18日のTOKYO DOME CITY HALLに続き、12月29日、追加公演であり“ハンサム史上最大規模”となる東京国際フォーラム ホールAでの公演を大盛況に終えました。
演じることを主とする俳優たちが、応援してくれるファンへの“感謝の気持ち”を、歌と踊りを通して全力で伝えるという恒例のイベントですが、今年は2年ぶりの開催で、観客はもちろん、感謝を伝えるハンサムたちも待ちわびた瞬間。それもあり、スタートからお互いの想いがぶつかり合うような熱気！
チーム・ハンサムのオリジナル楽曲をメインに、新ハンサムでもある2.5次元応援プロジェクトのユニット“DearDream”と“KUROFUNE”（戸谷公人さん＋株元英彰さん／劇団プレステージ）のステージ、アミューズのアーティストたちの曲をカバー、そしてアンコールを含む全24曲（29日は25曲）を披露。
（DearDream／溝口琢矢さん、正木郁さん、石原壮馬さん、太田将熙さん、富田健太郎さん）
（KUROFUNE／株元英彰さん［劇団プレステージ］）
その中には、RADIO FISH『PERFECT HUMAN』のハンサムver.も。これは日程ごとに異なる組み合わせで、17日は松島さん＆桜田さん、18日は植原さん＆青柳さんが披露していたのですが、29日はまさかの「恋ダンス」！
（植原卓也さんと青柳塁斗さんによる『PERFECT HUMAN』／12月18日より）
TBSドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』の“平匡”に扮した植原卓也さん・太田将熙さん・桜田通さん・水田航生さん、“みくり”は石賀和輝さん・許峰さん・松島庄汰さん、そして女装の青柳塁斗さんの8人が、星野源さんの『恋』に合わせてダンスを見事に完コピ。「恋ダンス」でくるとは予想もしていなかった展開に、客席からも大歓声！
そして公演で最も盛り上がりを見せたのが、「ラブトライアングル」と題したゲームコーナー。2チームにわかれ、お題をもとに、各チームから代表を選び、観客と女子役のハンサムメンバーを最もキュンとさせたほうが勝ちというゲーム。ここは、役者としての本領も試される場面。
ひとつは、優等生とヤンチャな男子生徒が、掃除の時間にクラスの女子に告白する……というシチュエーション。優等生役に神木隆之介さんが手を挙げ、それならばと同い年の吉沢亮さんがヤンチャ役に（女子役は溝口琢矢さん）。この時点で周囲から、「やばいカードきた」「地球が割れるぞ」と言われていたのですが、それが現実に……。
2人とも時間差で好きな女子を「初詣に誘う」というものでしたが、実は、配役が決まってすぐに、神木さんが吉沢さんを連れてステージ袖へ。何かをして戻ってきてからのゲーム開始だったのですが、告白後、もみ合いとなりぶつかり……「入れ替わってる!?」という台詞から、あの大ヒット映画『君の名は。』のパロディがスタート。2人そろって手に仕込んだ「すきだ」の文字を客席に見せると、ステージ上でハグ＆濃厚なキス……周りのハンサムたちが大慌てで引きはがすという事態に（2度目のキスをしようと近づく吉沢さんが他の人たちから「もうダメ！！」と全力でおさえられ、戸谷さんも思わず「捕まえとけよ！」と）。
（戸谷公人さん）
そしてこのコーナーではもう一組の対決が。ダンスの先生と男子生徒が、同じレッスンを受ける女子に告白するというもの。ダンスの先生といえばこの人しかいない！と名前を挙げられるも、全力で逃げた平間壮一さんでしたが、結局、相手チームの水田さんとともに、女子役の小関裕太さんを取り合うことに。ちょっぴり緊張気味（？）の小関さんには、ハンサムも客席からも「かわいい！」の声。平間さんは、そんな可愛い小関さんを後ろからハグして、NYに行くから「心の支えとして一緒に来ないか」と……。
（左：小関裕太さん、右：神木隆之介さん）
一方の水田さん、まずはペットボトルで間接キス。「先生についていくの？」と聞くと、小関さんの目をつぶらせ、すぐそばで観客のひとりとしてやり取りを座って見ていた松島さんを、小関さんの後ろに立たせたのです。松島さんは驚いた顔を見せつつも、18日の同じコーナーで、対決相手なのに女子役の石賀さんそっちのけで水田さんと“ベストカップル”となっていたため、何かを期待してはにかんだような表情で待っていたのですが……なんと“壁役”！
（松島庄汰さん）
水田さんは、小関さんに壁ドン・顎クイ・バックハグの3点盛りして耳元にそっと、関西弁で「どこもいかんといて」のキメ台詞。その間、壁役の松島さんの変わっていく表情もずっとカメラにおさえられていたのですが、告白が終わった瞬間、「なんでや！ 俺の気持ちを考えろ！」と激怒。これで止まらず、「いいんだよ航生！ 素直になれよ！」とキス待ちするも、さらっと「次に行ってください」と流されてしまいました。
