●今年の「ハンサム」を振り返ってみて、いかがでしたか?
松島 新人たちは何度も怒られて、帰り道に泣いてる子も見てきたので、彼らの頑張りに、僕ら先輩たちは本当にグッときました。今回は最終公演が終わるまで、すごく大変だったんです………本当に本当に! 僕もダンスができなくてすごく苦労しましたね。
水田 だけど庄汰も、前の日にできなくても翌日にはできるようになっていたので、ちゃんと練習してたんだなって思いました。
松島 ま、水田に負けてられへんからね。だって、今日やった「恋ダンス」も、水田はすぐに覚えてイラッとしたんですもん(笑)。
水田 でも「恋ダンス」は、意外と難しいんですよ。だから庄汰、よく覚えられたなって。
松島 そうは言っても、覚えるのに4日間かかりましたよ! それなのに水田は1日で覚えたんです! ひとつのダンスを覚えるのに4倍かかることを考えたら、やっぱりダンスができない人が「ハンサム」をやることは本当に大変なんです。
水田 それでもみんながくらいついてやっているのが素敵だし、だから僕ができることあればなんでもやってあげたいなと思ったし、その姿に感化されて僕も頑張ろうという気持ちで準備してきましたね。
●ところで、18日の夜公演に続いて、今日(29日)の「ラブトライアングル」も大盛り上がりでしたね。
松島 そうや! こんなに頑張ったのに、俺が“壁役”ってどういうことやねん。
水田 こんなこと言いながら、ちゃんと協力してくれるんです(笑)。
松島 まぁね(笑)。僕ら関西人なので、やるからには面白くしたくなっちゃうんですよ。18日は(石賀)和輝が入ったけど、関西人の空気がわかるからちゃんとツッコんでくれてましたね。助かりました(笑)。
●“ファン感謝祭”ということで、今回あらためてハンサムとファンの関係について感じたことは?
松島 『君だけのHERO』とか、「庄汰」だったり「航生」という掛け声があるんです。みなさん推しがそれぞれいるのにちゃんと全員に声を出してくれるので、心から「ありがとう」と言いたいです。あと、最後の挨拶で、話しているメンバーのほうをきちんと向いてくれているみなさんの姿が、本当に可愛かった!
水田 食べたいぐらいでしょ?
松島 食べたかった!(笑) それに、会場の奥の方でペンライトを一生懸命振ってくれているのを見て、本当に泣きそうになりました。
水田 愛おしいよね。
松島 愛おしすぎます。みなさんで「ハンサム」を作っているなって感じがすごく伝わってきました。
水田 毎回ステージに立つたびにパワーをいただくし、1年の最後に素敵なショーをやって、キャッチボールができる機会があることもありがたいのですが、それは来ていただく方がいないと成り立たないことなので……月並みの言葉でしかないんですけど、本当に“感謝”しかないです。みなさんの声援、笑顔……あの光景を目に焼き付けて、僕は来年からも生きていきます。これからどんな辛いことがあっても、あの光景を思い出せばどんなことも頑張れるんだろうなって。僕らとファンのみなさんのつながりがずっと続いていけばいいな……このつながりを常に大切にしていきたいなって、今回あらためて思いました。
10年近く歴史のある「ハンサム」をすべて見てきたわけではありませんが、公演前に、青柳塁斗さん・戸谷公人さん・渡部秀さん、松島庄汰さん・水田航生さん、小関裕太さん・松岡広大さん、CROSS GENEのセヨンさん・サンミンさん、石賀和輝さん・甲斐翔真さん・金子大地さん・許峰さんたちに、「ハンサム」についていろいろとインタビューさせていただき、実際に公演を観て、彼らが言っていた“言葉の答え”を公演のいたるところで目にしたような気がします。
そして、「ハンサム」が長く愛され続けてきた理由も。
ハンサムたちがステージから目にした光景と、ファンが客席から観続けた光景は同じではないけれど、お互いの目と心にしっかりと焼き付き、忘れられない想い出となったはず。
12月29日、アンコール最後の曲は『DEAR MY GIRL 2011』。先の公演(TOKYO DOME CITY HALL)では歌われていなかったのですが、18日の公演終了後、会場に残るファンのみなさんが名残惜しそうに歌っていた曲。それを聴いていた平間さんは自身のツイッターで「みんなのディアマイ泣きそうになる! 袖できいてるよ、みんな(^-^)」とツイートしていたので、ラスト公演のために特別に用意された一曲……と考えると、どこまでファン想いなハンサムたちなのだろう!と思わずにいられません。(さとう のりこ)
「HANDSOME FESTIVAL 2016」
http://a.amob.jp/handsome2016/
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