会いたくてもなかなか会えない――そんな“遠距離恋愛”には、不安や悩みといったネガティブなイメージがつきもの。でも実は、うまく関係を続けているカップルや、遠距離だからこそのトキメキを感じている人も少なくないようです♡
今回は、株式会社IBJが運営する「IBJマッチングアプリ研究室」が男女1,609人に行ったアンケート結果をもとに、遠距離恋愛のリアルな本音をのぞいてみました。
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約4割が「遠距離恋愛」の経験あり!
まず、恋愛経験者に「遠距離恋愛をしたことがあるか」を聞いてみると、約4割が「ある」と回答。
転勤や進学といった環境の変化で遠距離になったり、マッチングアプリなどで出会った相手と最初から住んでいる場所が離れていたり…意外と経験者は多いようですね。
遠距離恋愛、ぶっちゃけアリ? ナシ?
遠距離恋愛について、半数以上が「アリだと思う」または「(期間限定や距離など)条件付きであればアリだと思う」の“アリ派”に。相手との距離に対して柔軟に捉えている人が、意外と多く見受けられました。
その中で、女性は「(期間限定や距離など)条件付きであればアリだと思う」の割合が男性よりも高く、自分なりの“遠距離恋愛の成立条件”をより重視している様子。たとえば「○年後には一緒に住む予定がある」「たびたび会うことができる距離感」など、明確なゴールや安心できる要素があればアリだと考える傾向に!
“アリ”派の理由
遠距離恋愛を“アリ”と考える人たちにその理由を聞いてみると、男女ともに1位は「お互いが好きなら、距離は関係ない」。愛があれば乗り越えられる…と思っている人は多いようです♡
ほかにも、「会えたときの喜びが大きくなる」「離れているからこそ、相手の大切さを感じられる」など、“距離があるからこそ気づけること”をプラスに捉えている声が目立ちました。
また、女性では「お互いの自由な時間が確保できる」が2位にランクインしていて、“恋愛と自分の時間”のバランスを大切にしたいという気持ちが垣間見えます。
遠距離恋愛の一番のハードルは?
想いがあれば続くとはいえ、やっぱり“ハードル”はつきもの。遠距離恋愛の一番の壁について意見を聞くと、このようなランキングになりました。
◆男性1位:「会いたいときに会えない」
やっぱり“会えないつらさ”が一番…。好きな気持ちがあったり、チャット電話などで繋がれたとしても、やっぱり物理的な距離には勝てないことも。
◆女性1位:「交通費などの経済的な負担」
会うためにお金がかかるのは現実的に大きなネック。恋とお財布のバランス問題は、会いたくても会えないもどかしさを生みがちです。
ほかにも、「移動にかかる時間の負担」「相手の生活が見えにくい」「将来の引っ越しや同居をどうするか」など、お互いを思うからこそ出てくる悩みがランクイン! 遠距離恋愛は、気持ちだけじゃなくて“現実”とも向き合う必要がある…そんなリアルな一面が浮き彫りになりました。
遠距離恋愛を長く続けるポイント
「距離があるからこそ、大事にしたいことって何だろう?」そんな視点で聞いてみた結果がこちら。
◆こまめに連絡を取り合う
会えない時間が長いぶん、こまめな連絡は大切な“心のつながり”。LINEや電話で「今日こんなことあったよ」と共有するだけでも、お互いの存在を近くに感じられますね。
◆会う頻度を決めておく
「次いつ会える?」が見えていると、気持ちが安定しやすいもの。月に一度など、無理のないペースで“会える約束”をしておくと、モチベーションにもつながります。
◆将来設計を話し合っておく
将来一緒に住む予定や結婚の話など、ちょっと先の未来が共有できていると安心感がアップ。「この遠距離にはちゃんとゴールがある」と思えることが支えになることも!
◆お互いのスケジュールを共有する
忙しくてすれ違う…なんてことを防ぐためにも、予定の共有は大切。「今週は忙しいから連絡は短めに」など、お互いに気遣える関係が長続きのコツです。
◆お互いに自立をする
「会えない間も自分の時間を楽しめるか」が、遠距離恋愛の成功のカギ。相手に依存しすぎず、自分の生活や趣味を充実させていると、自然と関係も安定していきます。
◆お互いの生活に干渉しすぎない
距離があるからこそ不安になってしまうこともあるけれど、過度な干渉は逆効果になりがち。「信頼してるよ」というスタンスを大切に、お互いの時間やペースを尊重できると心にゆとりができます。
遠距離恋愛ならではの“胸キュンエピソード”♡
会えない時間が多いからこそ、ふとした瞬間や思いがけない出来事がグッと心に残るもの。最後に、遠距離恋愛を経験した人たちから届いたリアルな“胸キュン体験”をご紹介!
「電話をしながらCDショップでおすすめのアーティストの楽曲を聞きレンタルをして、その曲を聞きながら好きな人のことを思い浮かべていたのはいい思い出です(20代男性)」
「中間地点で待ち合わせていたけれど、長く一緒にいたくて帰りは家まで送っていきました(30代男性)」
「東京と福岡の遠距離。多忙でなかなか会えない日が続いていたとき、仕事のスケジュールが急遽空き、当日便で福岡まで会いに来るという連絡が。空港にお迎えに行って待っている時間はいつもと違ってとても嬉しかったです(40代女性)」
距離があるからこそ見えてくる、相手への想いや信頼の大切さ。遠距離恋愛には難しさもあるけれど、そのぶん特別な絆が育まれることだってあるはずです♡(Mai)