手相は、手のひらに刻まれた線やその位置を基に運勢を読み解く方法の一つです。その中でも「結婚線」は、あなたがどのようなパートナーと人生を共にし、結婚によって幸せになれるかを知る手がかりとなります。
一体、あなたは未来の伴侶とどんな関係を築き、どのような結婚生活を送るのでしょうか。本記事では、手相を通じて「あなたの結婚運」を探っていきます。

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Contents
意味・定義
結婚線とは、小指の付け根と感情線の間に刻まれている短い横線で、手の側面を起点とします。もし見つけづらい場合は、手首をひねり手の側面を見ると確認しやすいでしょう。名前から結婚に関する運勢のみを表すと思われがちですが、実際には恋愛運や愛情生活全般も含めた運勢を示しています。
また、自分自身だけでなく、パートナーの性格や将来性についても読み取れると言われています。
【1】「流年法」で見る結婚の時期とは
結婚線を活用して結婚時期を知りたい場合、「流年法」という方法があります。これは小指の付け根から感情線までを二等分した場所を基準として表すもので、そこに線がある場合、男女とも平均的な年齢で結婚する可能性が高いとされています。二等分より上なら晩婚傾向、下なら早婚傾向が見られます。
具体的には、小指の付け根と感情線の中央にペンなどで線を引き、この地点を33歳として判断します。複数の結婚線がある場合は、もっとも太くはっきりした線に注目しましょう。
【2】右手と左手の結婚線の意味について
結婚線を見る際、左右の手が異なる意味を持つ点も重要です。一般的には右利きの場合、「右手」をメイン、「左手」をサブとして判断します(左利きの場合は逆です)。右手は現状や行動の結果が反映されやすく、後天的な運勢が刻まれています。
一方、左手は生まれ持った先天的な結婚運を表すと言われています。しかしながら、人生は自身の努力や行動次第で変わるものです。そのため、左手の結婚線は参考程度に捉えつつ、行動による変化が現れる右手に重点を置いて見るのが望ましいです。
【3】長い結婚線は一途に相手を想う証
結婚線が長くまっすぐである場合、一途な心の持ち主であることを象徴します。このタイプは恋愛結婚に至ることが多く、ごく一般的な“結婚適齢期”にゴールインするケースが見られます。パートナーとの絆を深く築き、生涯寄り添う決意が強いタイプと言えるでしょう。
一方で、結婚線が短い場合には少し異なる傾向が見られます。このタイプは伴侶選びに慎重であるため、経済的に安定した異性と縁を結ぶことがあるものの、感情が揺れやすい傾向も。同時に条件次第で関係性が不安定になりやすいとの特徴も見逃せません。
【4】結婚線が濃いと愛のある結婚生活を送る相
結婚線がはっきりと濃く刻まれている場合、それは愛情深い結婚生活を象徴します。たとえケンカが起こったとしても、強い絆によって関係を修復し、再び良好な状態に戻ることを示しています。どちらにせよ、明るく幸せな結婚生活が送れる可能性が高いでしょう。
一方で、結婚線が薄い場合は夫婦生活が淡白になりやすい傾向を示唆しています。これは現代的なパートナーシップの形ともいえますが、できるだけ意識して夫婦間のコミュニケーションを深める努力が大切です。
【5】結婚線が多いのは気が多く浮気の可能性アリ⁉
結婚線が多く刻まれている場合、その人は社交的で異性の友人が多いタイプと言えるでしょう。知らず知らずのうちに異性に特別な感情を抱かせることもあり、いわば魅惑的な雰囲気を持つ相とされています。そのため良い出会いには恵まれる一方で、もしパートナーがいる場合には恋愛トラブルを引き起こしやすい側面も見られます。そのような状況を避け、持ち前の魅力を損なわないためにも、異性と接する際には適度な距離感を意識することが大切です。
また、親指が長めで少し反り返った形状である場合、相手の感情を敏感に察知しやすく、恋愛のチャンスを確実につかむ資質を持つとも言われています。この特徴を活かして、健全な人間関係を築くよう心がけてみましょう。
【6】枝分かれしている結婚線は別離の恐れ
結婚線の先端が枝状に分かれている場合、これは「別居の相」とされ、夫婦が離れて暮らす可能性を示唆します。小さな枝分かれであれば特に気にすることはありませんが、先端が大きく分かれている場合は、結婚生活が平穏とは言い難く、パートナーと別々に暮らす状況になる可能性が高いとされています。
例えば単身赴任などの事情で一時的に別居するケースも考えられますが、その際にはお互いの気持ちが離れないよう、パートナーを思いやり、感謝の気持ちを伝える努力が大切です。
【7】結婚線がない場合はまだタイミングが訪れていない
結婚線がまったく見当たらなかったり、あっても非常に薄い場合、その人が現在恋愛や結婚への興味や意識が低いことを表しています。この状態はただのタイミング不足を示しており、慌てる必要はありません。適切な時期が来れば、次第に結婚線は現れてくるので心配は無用です。
また、たとえ短い結婚線であっても赤みを帯びている場合は、結婚につながる出会いやプロポーズのタイミングが近づいている兆候とも受け取れます。
おわりに
結婚線の本数について「結婚回数を表している」という俗説がありますが、本数と実際の結婚回数は必ずしも一致するわけではありません。複数本の短い結婚線や格子状になっているラインは、まだ婚期ではないことを示している場合があります。
また、結婚線が不鮮明な場合は、相手への愛情不足から離婚しやすかったり、不整形な結婚線の場合には結婚と離婚を繰り返す暗示となることもあるようです。もし縁遠さを感じたときには、自分の手相に現れた結婚線に目を向けてみると、新たな気付きがあるかもしれません。
(脇田尚揮/ライター)






