留学生もガチで愛用中。ChatGPTでお金をかけずに英語を学ぶ方法まとめ

英語を学ぶって、本当にお金時間がかかる…!

外国人に道を尋ねられたとき、就活などの人生の大切なターニングポイント、そしてお仕事の場など、英語力が必要とされる場面が格段に増えてきました。

まず家でできるリーズナブルなオンライン会話を始めようと思っても多忙でなかなか続かず、思い切って塾に通おうと思うと数十万の費用で手が出せないなど…お金や時間が課題で挫折しがち。そんなこんなでハードルが高いと思われがちな英語学習ですが、実はChatGPTを使えば、英会話からリーディングやライティングの対策までできちゃうんです♡

今回は現在イギリスの大学に留学中のライターKが、ChatGPTがあれば完結する、コスパ抜群の英語学習法をお届けします。

スピーキング

①ChatGPTと英会話

「え? ChatGPTと英会話? どうやって?」と思った方も多いかもしれません。

実際に私がやっているのは、「シチュエーションと会話の回数を指示」してシミュレーションすること。

例えば、「カフェテリアでドリンクを注文する流れを5回以内の会話でシミュレーションしたい。私がお客さんをやるので、店員さんとしてカウンターで注文を聞く役割をやってください。」などと指示をし、その後実践に移ります。

このように会話が始まり、注文完了まで5ターン続けていきます。

会話が終了した後、「これまでの私の回答を添削してください」と指示すると、このように回答した表現に対して細かく改善点を提案してくれます。

カフェでのオーダーのほか、接客、ホテルのチェックインなどのシチュエーションも試してみました。これらは旅行の際にも便利な表現が学べるので、すぐ使える会話力をゲットできる♡

②〇〇する時に使える英語表現を教えて

英単語帳にもなかなか載ってないような、特定の状況に特化した表現が学びたいときに便利なのがコレ。

筆者は大学でのスポーツイベントに参加した際、スポーツに関する用語が全くわからず困った経験が。英語でどうコミュニケーションを取ったらいいのか、ChatGPTが教えてくれました!

このように指示すると、

プレーする上で必要な声がけの表現をいくつも教えてくれました。そのほか、作戦や励まし、練習後に改善点を聞きたい際の表現まで網羅しています。

皆さんのお好きなスポーツで質問してみてください!

③スピーチ内容を文字起こしして添削

特に資格試験を受けるときに使える方法です。「〇〇の対策に向けた問題を作って欲しい」と伝え、音声入力で自分の回答を文字起こししてもらい、添削してもらいます。

筆者はコレを周囲に誰もいない際に電車やバスを待つ時間、お風呂上りなど隙間時間でやっていました。問題集などがある方はそれを元にして添削してもらうのもおすすめ。

「IELTSのスピーキング、Part 2の対策に向けた問題を作って」と打ち込むと、

試験内容の形式に沿った問題を作成してくれました!

また、所持している問題集から添削してもらった場面がこちら。

音声入力した回答を修正してもらうと、

 

このようにひとつひとつ修正してくれました!このとき、目標のスコアを提示するとそれを達成するための文法や語彙のアドバイスももらえます! 修正内容を元にして繰り返しアウトプットしていくことで、スピーキング向上が狙えます♡

ライティング

スピーキングと同じような要領で指示すれば、書いた英文を添削してよりよい表現を教えてくれます。

①日記を書く

初心者でも手をつけやすいのは日記。一日あったことを自分で50〜100 wordsくらいにまとめて、誤った文法を添削してもらうのがおすすめです。この際、「TOEIC〇〇点レベルの英単語を使って書き換えて欲しい」などとリクエストすると、自分の届きたいレベルにピンポイントにマッチしたレベル感でトレーニングできます。

実際に書いた日記を添削してもらうと、

1日の終わりのリラックスタイムに、無理なく自分磨きをしちゃいましょう!

②取りたい資格の問題に沿って添削

英語検定やTOEFL、IELTSなど、ライティングの項目を含んだよりアカデミックな試験を受ける場合には、その採点のポイントに則った視点で添削してもらうことも可能!

実際に「IELTSのライティング、Part 2の対策をしたい。文章を書いたので、評価基準に則って添削して」指示し、添削して欲しいエッセイを送ると、

評価基準に則って長所と改善点を教えてくれます。また、それを踏まえ理想的な文章に全文生成してくれます。

 

 

大切なのは、最後に「変更箇所を全てひとつひとつ教えて欲しい」と新たに指示すること。それにより、自分が次気をつけるべき点がはっきり見えてきます。英文の添削は人に依頼するととても高価なので、留学前は、ChatGPTに基本添削を依頼していました!

リーディング

①ChatGPTで問題演習

リーディング対策といえば問題集の購入が必要なイメージがありますが… ChatGPTはリーディングの文章まで作成してくれるんです。

「〇〇(TOEIC〇点)のレベルに近い英文を作って。最後に5問問題も載せて欲しい。」などと指示すれば、目標点のレベル感に合った問題でトレーニングできます。

実際にやってみると…

このように元の英文が作成され、それに沿った問題が作成されました。この際「答えは最後にまとめて掲載して欲しい」と伝えないと、問題のすぐ後に表示されてしまうので注意です。

②自分とChatGPTの要約を照らし合わせる

上級者の方は、海外ニュースなどを日頃から読んでトレーニングしている方も多いはず。その場合、自分の読んだ文章を自分の力で要約してみるというのも効果的です。このとき、その答え合わせに便利なのが「ChatGPTに要約してもらう」方法。ChatGPTの要約と自分の要約が近ければ◎

実際に自分は学校で出される文献をChatGPTに指示して、これを要約してほしいと伝えて、自分の理解と齟齬がないか答え合わせしていました。↓

文章量が多い場合、大雑把な訳なことも多いので、「もっと細かく」という指示を自分の納得するレベルまでするとなおよし。

番外編

ネイティブっぽい言い回しに変えて

ちょっとかっこつけたいと思った時におすすめの方法がこちら。

留学中の筆者の悩み。インスタのストーリーに英語で文章を書きたいけど、学校で習うようなカチッとした文章しか書けない…と悩み、ネイティブのようなカジュアルな文章を書けるようChatGPTに添削をお願いしてみました。

するとこの通り、SNSに適したカジュアルな表現を教えてくれました! 載せきれませんでしたが、「テンポよくする方が読みやすくなるので、2つの文を1つにまとめた」とのこと。ChatGPT、わかってる…! 


今回はChatGPTだけで完結する、費用がかからない勉強法をお伝えしました! 旅行、留学、お仕事、どの場面でも活用できるのでぜひ試してみてくださいね♡(工藤亜実)

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