よく知っている自分の身体の一部でも、漢字で書かれてしまうと急に「……読めない」となることがあります。たとえば「黒子」「拇」「踝」など。知っている言葉なのに読めないと、モヤモヤしますよね。
本日の日本語クイズも、そんな「知っているのに読めない」身体の一部からの出題です。お題はこちら!
「疣」。
あまり見たことがない漢字なので、「えっ、読めない」と思った方も多いのではないでしょうか。こちらもじつは私たちがよく知っている日本語で、身体の一部を指しています。いったいなんと読むのでしょうか?
ヒントとして、まずは言葉の意味を見てみましょう。小学館デジタル大辞泉によると、「疣」の意味は次のとおりです。
1 表皮の一部が増殖して盛り上がり、角質が肥厚して表面が粗くなったもの。疣贅(ゆうぜい)。
2 物の表面に小さく突起しているもの。
2の意味を見ると、身体だけでなく「物の表面」の突起も指す言葉であることが分かります。ちなみに読み方は「○○」の2文字です。
身体や物の表面にできる小さな突起と言えば……? もうお分かりですね。では正解を見てみましょう。
■正解は、こちら!
「疣」の読み方は、「いぼ」でした。
ちなみに「いぼ」の語源は、ご飯粒を表す「いいぼ(いひぼ)」が元になっていると言われています。
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(豊島オリカ)