日本人の「幸せの要因」1位は健康、では2位は?

朝晩かなり涼しくなり、早くも布団が恋しい季節がやってきました。この前ひさしぶりに朝寝坊をし、布団でぬくぬくしていたとき、「幸せだな~」と感じた私。こんなことで幸せを感じるって私って単純!? と思ったので、周りに「幸せを感じる瞬間」について聞いてみました。
すると、「おいしいものを食べたとき」(32歳女性)「お風呂に入っているとき」(31歳男性)「目覚めたとき、彼が隣に寝ていたとき」(26歳女性)「臨時収入が入ったとき」(40歳男性)……内容は人それぞれでしたが、やっぱりみんな意外と些細なことで幸せを感じているみたい。こういうことが毎日の活力になっているんですね!

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そしてこんな興味深いデータも! 日本、香港、シンガポールで各国500人を対象に行われた「あなたはいま幸せですか?」という調査によると、日本人の3人に2人(67%)が「幸せを感じている」ことがわかりました。
改めて聞かれると、自分は幸せかな?と思ってしまいますが、意外と日本人って幸せを感じてる人が多いようです。でも驚いたことに、この数は3か国中最低と判明。なんと香港では85%が、シンガポールでは76%が幸せを感じていることがわかりました。

≪今あなたは幸せですか?≫

【日本】とても幸せ 11%・まあ幸せ 56%・あまり幸せでない 23%・幸せでない 9%
【香港】とても幸せ 16%・まあ幸せ 69%・あまり幸せでない 14%・幸せでない 1%
【シンガポール】とても幸せ 17%・まあ幸せ 59%・あまり幸せでない 20%・幸せでない 4%

ちなみにどの国も男性よりも女性の方が幸福感を感じているのだとか。
そして日本人男性が一番幸福感が低く(38%)、そのうち12%は「不幸だ」と感じていることが判明。
年齢別に見ると、18~29歳の若者が一番幸福感を感じていなく、35%が「幸福ではない」と答えていることがわかりました。

ではどんなときに幸福を感じるの? 日本人で一番多かったのは「健康」。次いで他国では3位以内に入らなかった「生活状況」が2位に。ちなみに香港やシンガポールでは「恋人・配偶者との関係」が上位にあがったことを考えると、日本人は人間関係より生活のレベル・経済状況を重視していることがわかりました。

 

≪幸せの要因トップ3≫
~幸福であると回答した人~
【日本】1位健康(54%) 2位生活状況(48%) 3位両親との関係(47%)
【香港】1位健康(52%) 2位両親との関係(45%) 3位恋人・配偶者との関係(38%)
【シンガポール】1位恋人・配偶者との関係(46%) 2位健康(44%) 3位両親との関係(38%)

 

~幸福ではないと回答した人~
【日本】1位自分の経済状況(64%) 2位健康(51%) 3位生活状況(48%)
【香港】1位自分の経済状況(51%) 2位健康(49%) 3位両親との関係(46%)
【シンガポール】1位自分の経済状況(62%) 2位健康(38%) 3位恋人・配偶者との関係(35%)

(※データはすべてイプソス×Toluna調べ)

健康が一番! でもやっぱり生活状況や人間関係って大切!! こう見ていくと、日本人の幸せの基準って高いのかもしれませんが、幸せをたくさん感じている人ほど、健康になれるし、人間関係もうまくいくので、その基準って低い方がいいのかも!? 些細なことでも幸せを感じられるのは、単純な人のように見えて、意外と幸せものなのかもしれませんね。(いしかわちえ)

情報提供元:Ipsos in Japan(http://www.ipsos.jp/)、Toluna(www.toluna-group.com

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