「マウンティング」といえば、フジテレビ系列で放送されていた、人気ファッション誌編集部が舞台の女の争いをテーマとしたドラマ『ファースト・クラス』から話題になった言葉。
どんな意味かというと、自分のほうが立場が上だということを会話の中に挟み込み、暗に攻撃すること。要は自分の優位性を示す行為です。
今回は、gooランキングの「『この女、マウンティングしてきたな!』と思うセリフランキング」から、5つのセリフをご紹介します。恐ろしくてヒヤッとするので、暑い夏にはぴったりです……。
5位 「太らないからいいけど、けっこう大食いなのハズかしいんだよね」
自分は好きなものを好きなだけ食べてもスタイルキープができています(本当はめちゃくちゃ努力してるけど)という主張……いらいらしますね。暗に「大食いでもないのに何でそんな体型なの?」的な悪口も含まれている気がします。
4位 「一人でいるのが好きなのに彼の束縛が強くて困っちゃう」
出た! “私は彼に愛されてます”アピール! 非常に腹が立ちますね!! 望まなくても与えられてしまう、自分の魅力のアピールでしかありません。この手の女は迷惑だなんて思ってません!
3位 「前髪似合うね!若くて小学生みたい!!」
一言多い!! なぜマウンティング女は、褒め言葉で止めておけないのでしょうか……なぜいらっとさせることを生き甲斐にしているのでしょうか……。
2位 「そんなどうでもいい仕事して、才能の無駄遣いだよね」
これは「せっかく才能あるのにもったいない!」という意味ではなく、暗に、器用貧乏でくだらない仕事ばかりしてダサい……といった皮肉です。自分に比べてつまらない仕事してますね、という意味です。最悪です……。
1位 「やせていていいな。私、胸が大きくて似合う服がないんだよね」
出た! 自分は胸大きいですからアピール!! やせていること褒めてきているわけではまったくありません。あくまで「やせていていいな」は「私は胸が大きい」を導き出すための枕詞でしかないですからね!
どの発言にも共通しているのは、褒め言葉の部分はただの枕詞でしかないということ……つまりは、自分の優位性を示す言葉を導き出すための飾りでしかないのです。そこに意味はありません。
それでも一瞬褒められたように感じさせて突き落とす、そんな女性同士の恐怖の行為がマウンティングなのです。こればかりは、どこへ行っても、いくつになってもありがちなこと。
何を言われても「ありがとうございます」と笑顔でスルーできる鈍感力を磨くことも、マウンティングをすり抜ける有効な手段のひとつになりそうですね。(鈴木 梢)
「この女、マウンティングしてきたな!」と思うセリフランキング
http://ranking.goo.ne.jp/column/goorank/42613/
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