手っ取り早く温まりたいとき、とりあえずカフェラテを1杯。そこにプラスして小腹が減ったときは、カフェラテ&甘い物……というのが私の定番です。だけど、この定番もちょっと飽きてきて、もっと栄養があって体がポカポカになれるドリンクが飲みたい!
そんな飲み物を、『美的』3月号で発見。「簡単冷えとり!朝・昼・晩 ホットドリンク」(食材監修:ヘルスサポート研究所カナン代表 新出真理先生、レシピ監修:料理研究家 藤井恵さん)。朝・昼・晩のホットドリンクを実際に作ってみました! ズボラ女子のスタッフがレシピを選んだポイントは、“電子レンジを使って数分で作れること”。あまりに簡単なので、少しアレンジを加えたホットドリンクもあります。ではご紹介します!
<朝ホットドリンク>
朝の温め食材は3つ。胃腸を温めて、ビタミン豊富な食材で肌の血行アップを狙います!
●小松菜……ビタミンEや鉄分が豊富
●豆乳……朝の手軽なたんぱく質源
●梅干し……すっぱさで胃腸を目覚めさせる
\このレシピを試してみました/
『白ごまと梅干しの豆乳ホットドリンク』
材料(1人分):豆乳 3/4カップ、白すりごま 大さじ2、梅干し 1個
【1】耐熱カップに豆乳と白すりごまを入れて、電子レンジで1分30秒加熱。
【2】梅干しをほぐして混ぜる。
■感想:梅干しのすっぱさと豆乳が効いたのか、胃のあたりがじんわり……。ただし、豆乳1杯とバランスよく食すには、梅干しは塩分控えめのタイプを選ぶのが良さそうです。濃度の濃い豆乳で作ってみたら、とろみが出てゆる~い“ごま豆腐”のようになり、軽い朝食のような感覚でいただきました!
<ランチホットドリンク>
昼の温め食材は6つ。たんぱく質+糖質系野菜で活力アップ。さらに辛み成分もプラスすれば代謝も促進!
●カボチャ……ビタミンA・C・Eが豊富で血行促進
●干しエビ……日持ちがよく、常備できるので便利
●しょうが……辛み成分ショウガオールが効く
●にんじん……ビタミンAが豊富で冬に甘味が増す
●みそ……体を温める塩分を含んだ発酵食品
●ターメリック……カレー粉に含まれるスパイス
\このレシピを試してみました/
『干しエビと春雨のラー油スープ』
材料(1人分):干しエビ 大さじ2、長ねぎ 10cm、春雨(乾) 5g、ラー油 小さじ1/3、塩 ふたつまみ、熱湯 1カップ
【1】干しエビは刻み、長ねぎは粗みじん切り、春雨は3cm長さにカット。
【2】カップに【1】を入れ、熱湯を注ぐ。
■感想:こちらのレシピは、保温ができるフードコンテナーを使って作りました。朝、材料を刻んだものと春雨をフードコンテナーに入れておき、ランチに熱湯を入れて3分待機。せっかくなので、同じ温め具材の、にんじん(電子レンジで30秒加熱処理したもの)も追加してみました。ラー油の代わりに“食べるラー油”を使いましたが、味に深みが出てgood! 食べた後はお腹がポカポカでした♪
<お休みホットドリンク>
夜の温め食材は6つ。体を芯から温めて副交感神経をアップし、眠りの質を良くし、美肌へ。
●しいたけ……きのこは漢方では体を温める食材
●カキ……鉄・亜鉛・カルシウムも豊富な旬の魚介
●ココア……体温低下を防ぐ働きが長続きする
●リンゴ……カリウムが豊富でむくみも予防
●赤唐辛子……カプサイシンが体内温度をアップ
●シナモン……漢方の“桂皮”で有名な温め食材
\このレシピを試してみました/
『ピリ辛ココア』
材料(1人分):ココアパウダー 大さじ1、砂糖 大さじ1/2、一味唐辛子 少量、牛乳 1カップ
【1】耐熱カップにココアパウダー、砂糖、一味唐辛子を入れて混ぜ、牛乳を加え、電子レンジで2分加熱し、よく混ぜる。
■感想:このレシピは、砂糖→三温糖で、牛乳→豆乳を代理に使いました。それにしても、ココアと一味唐辛子の組み合わせってどうなの?と思いましたが、甘さの中にピリッと辛みが効いて不思議な感覚でしたが、胃腸がジワジワあったまる感じがよくわかります。ちょっとクセになりそうな1杯。
結果、3つとも簡単で美味しいだけでなく、個人的にはどれもお腹のあたりがポカポカしました。特に、昼用のフードコンテナーを使って作るレシピは、温め食材を使っていろいろアレンジができそうです。皆さんもぜひお試しあれ。(さとうのりこ)
(『美的』2014年3月号)
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