蚊のプロに聞いた、本当に効く蚊に刺されない方法
蚊の季節がやってきました。もう蚊に刺され初め、しましたか? 私は5月に刺され初めまして、7月に入ってからも順調に刺されています。あんなに小さな面積なのに、かゆくて仕事に集中できなかったり夜眠れなかったり……となかなかつらい「虫さされ」。
正しい予防法を、蚊の予防グッズを多数発売している、蚊について知り尽くしたアース製薬の方にうかがいました。
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刺されやすい人の特徴はコレ。
まず、蚊に刺されやすい人の特徴を改めてまとめます。
- 体温が高い
- お酒を飲んだ後など、二酸化炭素を多く発している
- 汗のニオイが強い
- 黒っぽい服装を好む
このような傾向があると言われています。虫よけ剤を使う以外にも、「こまめに汗をふく」「外に長くいるときは極力明るい色の服を選ぶ」など、対策法はあります。
虫よけを塗り忘れがちだけど、重要な2つの部位
脚や腕に虫よけをしっかり塗ったのに、それでもなぜか刺されてしまう! という方。
もしかして、「顔」や「首元」を塗り忘れてしまっていませんか?
顔周りや首元は脚や腕と比べると温度が高く、蚊の大好きな「人間のニオイ」が強く出ている箇所です。蚊は目が悪いので、人間から放出される「二酸化炭素」や「体臭」を頼りに人間に近寄ってきています。「そういえば塗ってないかも……」というあなた、塗ることを強くおすすめします。
虫よけ剤も「塗り直し」が必要。
日焼け止めはこまめに塗り直していたとしても、虫よけは必要なときだけ使って特に塗り直さない、という方も多いのではないでしょうか。効果の持続時間は商品によってさまざまですが、夏場は汗をかくため、日焼け止め同様虫よけ剤も肌に残りにくくなります。蚊に刺されやすい、という方や、今日は外に長くいる、という場合は特に、メイクと日焼け止めを塗り終わったら、まんべんなく虫よけ剤を振り、汗をかいたらこまめに塗り直しましょう。また、スプレータイプの虫よけはムラになりやすいので、スプレーしたあとに手で塗り広げましょう。
本当に効く虫よけには、ある成分が入っている
世界中で発売されている虫よけ剤のおよそ9割に採用されている有効成分が「ディート」。
蚊は、人間の発する二酸化炭素やニオイ、温度を感知して近づいてくるのですが、そこに有効成分「ディート」を使用すると、蚊の感覚器を麻痺させることができます。つまり、「人間が近くにいることを虫が認識できなくなる」のです。すごい。
人の肌に塗って蚊に刺されなくする有効成分は「ディート」と「イカリジン」の2種類しかありません。このふたつは蚊に対する効果も、肌に塗った場合の安全性も審査され厚生労働省から認可を受けています。
また、この「ディート」、商品パッケージに利用制限や注意事項が大きく明記されているため、ディートは危険な成分なのでは? と疑う人もいるようですが、これは消費者庁の取り決めにより、使用制限・注意事項を記載しなければいけない、という規定があることが要因で、実際に日本国内でディートが原因で体調に悪影響があった、という事例はありません。
【まとめ】
ちなみにアース製薬では、「蚊に刺されやすさ」を診断できるテスト、『蚊に刺され指数』を提供しています。所要時間1~2分の簡単なテストで、どのくらい蚊に刺されやすいかを点数とコメントで評価してもらえます。
私もやってみたところ、おそらくそこそこ高いであろう75点をたたき出し「温もりの手先で蚊を誘う、蚊に甘い“吸イーツ女子”」と評価されてしまいました。タイプ別に対策法などを教えてくれるので、一度トライしてみてくださいね♪(後藤香織)
★蚊にさされやすさチェックはコチラから。 http://www.earth-chem.co.jp/enjoy-earth/check/
情報提供元/アース製薬